《努力次第で異世界最強 ~喰えば喰うほど強くなる~》12話:これからの事

『してクロよ、これからどうする?』

ジークに乗せられて窟に戻ってきたレンにジークは聞いてきた。

「とりあえずバルトラは放っておいてここから1番近い國に行こうと思う」

『ここからだと1番近いのはベクタールだな。あそこは王國ではなく冒険者ギルドがまとめている國だから神を信仰してはいないだろう。これからの事を考えると冒険者になっておいた方がいいだろう、お前の場合ステータスプレートは見せない方がいいだろうから冒険者に登録しておけばステータスプレートを見せる必要がなくなるからな』

レンはジークの話を聞いたあとベクタールに行って冒険者登録をする事にした。

金はベクタールに向かう道中に出てくる魔から魔石をとって冒険者ギルドで売ればいいと考えた。

「ならジーさんともお別れだな」

『あぁ、久しぶりにあった人間がクロで良かったよ。一応契約をしておこうか』

「契約?」

『契約をしておけば通信石に魔力を通すだけでお互いの位置を確認する事が出來る』

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「じゃあやっておこうか」

レンはジークから通信石をけ取りそこにお互いの魔力とメルの魔力も注いだ。すると、

《契約》

ジーク=バハムートーバイアス大山脈

メルクリア=ガルテーバイアス大山脈

「なるほどこうやって分かるのか」

レンは3人の魔力を注いだ通信石に表示されている事を見ながら一人つぶやいた。

『これで儂はいつでもお前がいるところに駆けつけることが出來るわけだ』

「そうだな、々ありがとう。ジーさん」

『では武運を祈る』

そう言ってレンとメルはバイアス大山脈からベクタールへ向かって歩き出した。

しばらくするとオーガベアという2本の角が生えたが赤の熊の魔が出てきたが今のレンたちに並大抵の魔がかなうはずもなく一瞬にして息のを止めた。

「魔を喰っても強くなれるのかな?」

最初の黒竜は弾け飛んでしまい跡形も殘らなかったが今出てきたオーガベアなら喰って強くなれるのではないかと考えたレンはオーガベアの右腕を何のためらいもなく引きちぎり皮を剝ぎ取るとオーガベアのを口に運んだ。それからステータスプレートを確認してみると

クロ=ガルテ=ロード/クロギ=レン  

レベル252/???

力=5 (+241020)

攻=5 (+240960)

防=5 (+240920)

魔力=5 (+240540)

魔攻=5 (+240750)

魔防=5 (+240840)

《スキル》

【喰種(固有)】

=派生[+魔力作EX][+強化EX]

[+全魔法適EX][+全魔法耐EX][+剣技EX][+現化][+理攻撃耐EX]

[+再生魔法固有][+自己再生EX][+天翔EX][+寶庫]

[+気配知EX][+魔力知EX][+魔神化][+竜神化][+魔眼][+竜眼][+超嗅覚][+超聴覚]

[+空間魔法(固有)]

【言語理解EX】

《稱號》

『喰種』『魔神』『竜神』『召喚者』

「やっぱり普通に魔を喰っても強くなれるのか」

改めて自分の固有スキルのチートさを確認したレンは強くなるためにこれからは倒した魔は全部喰おうと決めた。

「メルも魔食うか?」

「ちょうど良かったのう、妾も腹が減ってどうしようか悩んでいたところじゃ」

まるで子供の様に口の周りにを付けながらオーガベアに食らいつくメルを見ながらレンは「魔は生でもはらをこわさないのか?」と中々に重要なことを考えていた。

2人で食べられる部分は全て食べたオーガベアの皮や爪や角などを寶庫バンクにれてベクタールに向かって再び歩き始めた。

他にも出てきた魔を喰いながら歩いていると1つの國が見えてきた。

國のり口へ向かうと人が並んでいたので一番後ろに並んだ。

しばらく待っているとレンの順番まで回ってきたので兵士の格好をしている男の前へ行った。

「ようこそ冒険者の國ベクタールへ。ステータスプレートは持っていますか?」

「いえ、俺達はどっちもなくしてしまってここで改めて作ろうかと思っていたんです」

「ではこの國に來た目的はなんですか?」

し魔皮などを売り払おうと思いまして」

「本來ならば分を証明できなければれてはいけない決まりなのですが、まぁそこの人さんに免じて今回は國を許可します」

「ありがとうございます」

國審査を済ませたレンはまず冒険者ギルドへ向かう事にした。

「これはオーガベアの角じゃないですか!こっちは皮に爪。あなたがやったんですか?」

「まぁ」

「凄いですね!冒険者登録はお済みですか?冒険者登録をしていると買取金額が何割か増しできるのですが?」

「すみませんしていないんです。どこで登録出來るんですか?」

「私がしますよ!ではまず冒険者についてどれぐらい知っていますか?」

「えーっと、依頼をけて魔を倒してお金を貰う職業ですかね?」

「まぁ大合ってはいるのですが冒険者にはランクというものがあります。

上からSSS→SS→S→A→B→C→D→Eといった合に、そして依頼についても冒険者ランクと同じようにランクがあります。依頼は自分のランクの1つ上までしかけることができません。普通はEから始めるのですがオーガベアを倒したということでBランクに昇格です。オーガベアの素材と大量の魔石から冒険者登録の費用を抜いた占めて銀貨21枚と銅貨44枚ですね」

どうやらこの世界ではお金の価値はパン1つ銅貨1枚くらいらしいのでこの世界でライトノベルを買おうとすると銅貨が6〜7枚必要なじだ。ちなみに銅貨が100枚で銀貨1枚、銀貨が100枚で金貨1枚、金貨が100枚で白金貨1枚、白金貨が100枚で神貨1枚といった合になっている。

「Aランクの依頼って何かありますか?」

「今ですとフレイムナーガの討伐で報酬が銀貨が52枚というのがあります」

「じゃあそれを注しといて下さい」

「かしこまりました」

冒険者登録をしてBランクになったレンとメルは今夜の泊まる場所を探して宿屋を回った。

やっと泊まれる宿屋を見つけたレンは

「二部屋空いてるか?」

「いや、一部屋しか空いてないな」

「クロ?妾はクロと同じベッドで寢たいぞ?」

「それはダメだ」

というような話し合いのあとレンはメルに押し負けて一部屋だけとってベッドはメルがソファーでレンが寢ることになった。

「メル?こっちのソファーに來ちゃダメだからな?本當に狹いんだから」

「分かっておる、クロはヘタレじゃのう。妾のパーフェクトボディを前にしてヘタレない方が珍しいんじゃがな」

「そーそー、メルを前にしたら10人中10人が張して寢れないよ。俺だって最初はメルがだったから張して寢れなかったしな」

そんな會話をメルとわしたレンはソファーに寢転がり布をかぶって眠りについた。

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