《俺、自分の能力判らないんですけど、どうしたら良いですか?》第十六話~友達っていいよね~

──麗奈が青山達にキレ、「ザマァw」と思わなくもない琥太郎はふと、気になった事を皆に聞いてみた。

「なぁ、何で皆もサーフィンやr──青山に異彩の"銘"を教えなかったんだ?俺自は、會って間もない人間に自分の異彩の"銘"を教えるのはどうかと思ったからなんだけど」

──そう、それは青山がクラスメイトに提案した異彩の"銘"を互いに教え合う。と言うものに対してだった。

琥太郎が斷ったのは、幾らクラスメイトと言えど、知り合って間もない人間に自分の力を教えるのは危険だと考えたから。

もう一つの理由は、自分自ですら異彩の詳細はおろか、"銘"すら知らなかったからなんですが(笑)

「私は見ず知らずの他人に自らの異彩の"銘"を教えるなんて出來ないと思ったからです。それに、青山さんは何処か打算的な印象を持ちましたので」

「皐月はお父さんに『異彩の"銘"は信用できるやつ意外には絶対に教えるなッ!!』って言われてたからだよ!」

「俺も師匠から『安易に力をひけらかすな』と厳命されていたからな」

「わいは青山クンに申し訳なくなってなぁ」

──各々が返答を返す中で、琥太郎は宗の言ったことが気になった。

「申し訳ないって、どう言うことだ?」

「まぁ、皆は良いフラ無さそうやから言うけどな?わいのステータスを見たら分かるで」

──そう言ってステータスの書かれた紙を広げる宗。琥太郎達は、その紙を囲う様にして、宗のステータスを確認する。

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ステータス

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名前:國原くにはら 宗しゅう

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種族:人間

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年齢:15

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彩適正:緑

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素保有量:500/500+0

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健康狀態:良好

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狀態異常:なし

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異彩

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系統:神族

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銘:【夜刀之神ヤトノカミ】

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剣技此処に極まれりキレヌモノナシ:刀裝備のみ発、あらゆるモノを切る。

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──宗のステータスを確認した琥太郎達は、

「確かに此れはな……」

ナニコレ? かっこよすぎじゃありませんか?

「あれだけ子生徒に騒がれていた後に言うには勇気が必要ですね……」

「また凄いのが出たな」

「なんだか、カッコいいね!」

「強そう」

「せやろ?これは何だか青山クンに可哀想でなぁ」

「「確かに……」」

──それぞれ想を言い合うが、最終的には「青山ドンマイ」に落ち著いた。

「宗はステータスを見せて貰いましたし、この際です、私のステータスもお見せしますね」

──今度は澪が言い出した。さらに続くように、

「ならば、俺も見せよう。自分だけ見せないというのは筋違いだろう。それに、お前達のことは信用しているからな」

「じゃあ皐月も!皐月も!」

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「ん」

──雅也、皐月、麗奈が続いた。

「お前ら良いのか?簡単に見せるもんでもないんだろ?」

「ええ、構いません。皆さんなら、見せても良いと思いますし」

「ん」

「そう言えば、琥太郎は開花の儀が終わった後、教と何やら話し込んでいたようだが、何かあったのか?」

「そう言えばそうですね。……いえ、無理に言う必要は無いですよ。あくまでも自己満足ですから」

──そう言って微笑む澪。その笑顔には、友を気遣うが見えた。

「いや、言っても良いんだが、口外はしないでくれると助かる」

とゆうか、ばれたら學園ヒエラルキーの底辺まっしぐらだから、なんとしてでも口外させぬ。

「言いふらしたりなどしませんよ。でなければ青山さんの提案を斷ってませんから」

「そうやで」

「ああ」

「そうだよ!」

「ん」

──琥太郎は友の優しさを噛み締めた。まだ過ごした時間はないかもしれないが、そこには確かな絆が存在すると思ったから。

「そうか、すまない」

「琥太郎。こういう時は、謝罪よりもお禮の方が嬉しいものですよ」

「それもそうだな。ありがとう、皆」

「そうです! 皆さん一斉に出しませんか?」

「お、それ良いな!」

「それでは……」

──全員が聲を揃えて、

「「せーのっ!」」 

──同時にステータスを提示した。

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ステータス

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名前:鞍智きくち 澪みお

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種族:人間

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年齢:16

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彩適正:青・白

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素保有量:800/800+0

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健康狀態:良好

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狀態異常:なし

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異彩

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系統:神族

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銘:【木花咲耶姫コノハナノサクヤビメ】

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水神の加護:青の彩魔の習が早まる。また、水を自在にる。

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桜花を統べる者:桜の木を統べる。また、桜の木を自在にる。

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◇◇◇◇◇

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ステータス

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名前:七瀬ななせ 皐月さつき

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種族:人間

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年齢:15

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彩適正:赤

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素保有量:300/300+0

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健康狀態:良好

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狀態異常:なし

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異彩

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系統:超人・

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銘:【限界突破ジブンニマケズ】

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向上心アメニモマケズ:の昂りによって威力変化。発中、が昂り続ける限り能力が上昇し続ける。同時にへ負荷が掛かる。

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不屈の心カゼニモマケズ:が昂り、が限界を迎えた時に発の自己超速再生を行う。一度使うと一ヶ月のインターバルが必要。

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◇◇◇◇◇

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ステータス

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名前:水上みなかみ 雅也まさや

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種族:人間

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年齢:15

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彩適正:黃

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素保有量:400/400+0

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健康狀態:良好

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狀態異常:なし

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異彩

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系統:武

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銘:【一騎當千ゲイ・ボルグ】

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因果逆転:この槍は必ず當たる。

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形狀変化:無數の槍の穂先に分裂する。または、突き刺したモノの部で破裂する。

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◇◇◇◇◇

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ステータス

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名前:檜並ひなみ 麗奈れいな

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種族:人間

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年齢:15

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彩適正:白

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素保有量:800/800+0

──────────────────────

健康狀態:良好

──────────────────────

狀態異常:なし

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異彩

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系統:武

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銘:【巳鏡みかがみ】

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表裏一:鏡に寫した彩魔を反転させる。

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:彩魔を相手に跳ね返す。(確率で失敗)

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◇◇◇◇◇

──麗奈達のステータスを確認した琥太郎は、一言。

「世の中、平等なんて無いんだな……俺には皆のような可能は無さそうだ」

──まるで、悟ったかのような、諦めたような口振りで語る琥太郎。この言葉だけで琥太郎のステータスがあまり芳しくない事を悟った麗奈達は、各々が勵ますように語りかける。

「元気を出してください。何も異彩が全てではないですよ?」

「せやで。他の分野で実力をばしていけばええんよ」

「ああ、才能があったとしても、それは所詮は才能。使いこなせなければ、実力とは言えない。逆に言えば、才能が無くても最大限力を引き出せればいい」

「大丈夫! これからびるって!」

「ん。今度クレープあげる」

くぅ……こいつらの優しさが染みるぜ……!

──それぞれが自分を勵まそうとしてくれている事にを覚えながら、琥太郎は言う。

「皆ありがとう。勵まそうとしてくれて。これでしは前向きになれそうだ。それに、ステータスも一応見せとくよ。皆が見せてくれたのに自分は見せないってのは後味が悪いしな」

──そう言ってステータスを提示した琥太郎。しかし、それを見た麗奈達の反応は琥太郎の予想していたものとは違った。

「「……え?」」

──一様に驚きの聲を上げる麗奈達。

そう、琥太郎は忘れていたのだ。自分が三持ちであること、そのうち一つは新しい彩であること、自分の異彩の系統すら読めない理由。

その全てを琥太郎は、異彩の"銘"がわからない=異彩が使えないと思い込んでおり、そのショックですっかり忘れていたのだ。正直にいって、馬鹿だと思う。

「ん?どうかしたのか?……あっ」

──そして、今更気が付いたように聲を上げる琥太郎。そして、

これ絶対に質問攻めに遭うやつだ……やらかしたぞ、俺

「一、どう言う事ですかっ!?」

「灰って何なんやっ!?」

「何かすごいね!! ぶわああああああ! ってなってるね!!」

「どういうこと? ねぇ? 琥太郎? どういうことなの?」

「文字化けしているところが在るようだがどう言うことだ!?」

──案の定、質問攻めに遭うのだった。普段はあまりを聲に出さない麗奈と雅也もこの時ばかりは、興気味のようだった。

「どうどう。一旦落ち著け、な? ちゃんと全部説明するから」

──そう言って琥太郎はこれまでの経緯を説明した。

◇◇◇◇◇

「斯々然々かくかくしかじか……って言う訳なんだよ」

「へー、そうだったんだね!」

「そうだったんだよ。マジで腕が千切れるかと思ったぜ」

──自分の腕をりながらブルブルと震える琥太郎。そんな琥太郎に麗奈が質問した。

「ん、それはわかった。で?」

「ほぇ? 「で?」とは何ぞや。それに今の話ってそんなに軽く流されちゃうのね……」

「結局、何で"銘"と能力が判らないの?」

「分からん」

「……」 じーっ

「そんな目で見るな! 仕方ねぇじゃん! 判からんもんは、判らん!」

「結局、何も分かってないんですね」

「うっ……」

「まぁ、それは今考えても仕方のないことです。それより、私達は自分達の"異彩"を打ち明け合いました。なんだか、より友が深まった気がしませんか?」

──さらっと琥太郎の話題を流し、話題を変える澪。これはこれで、彼なりの気遣いなのかも知れない。

「そうやね。なんちゅうか、一が生まれた気がするんよ」

「皐月も!」

「あぁ、そうだな。確かに以前より絆が深まったように思うぞ」

「ん」

「なぁ、一つ気になってることがあるんだけど、聞いてもいいか?」

──今度は琥太郎が皆に質問をした。

「何で俺らは、會ってからそこまで多くの時間を共にしたわけでもないのに、ここまで打ち解けてるんだ? 時間が全てじゃないのは分かってるけど、それにしたってし変だと思わないか?」

──琥太郎の質問、と言うより疑問を聞いた澪はし考える素振りを見せる。

「……そうですね、確かに私達は他の方々と比べて打ち解けるのが早かったように思います。ですが、こう考えることは出來ませんか? ──"そう言う運命だった"と言う風に」

「運命?」

──鸚鵡オウム返しのように聞き返した琥太郎に、悪戯な笑みを浮かべながら、

「そうです、運命です。"私達はあの時會うべくして會い、友とるために集ったのだと"──だって、その方がロマンチックで良いじゃないですか」

──そう言った澪に、釣られて琥太郎も笑みを零す。

「ははっ、確かにそうだな。"運命"か。良いな、ソレ。実にロマンチックで、俺らにぴったりだな」

「そうだな。友との友に意味など不要」

「せやね。わいらには充分な理由やな」

「なんだかカッコいいね!!」

「ん、カッコいい」

──"運命"、正しく彼等の為にある言葉だ。堅苦しい理論や、無理矢理な理由でもない。たった一言、ソレだけで彼等が集う理由足りえる。

◇◇◇◇◇

──開花の儀より、一ヶ月。そろそろクラスに特定の友人や、共通の趣味を持った仲間同士のグループが出來上がり、ある程度の人間関係が固まりつつあるこの時期。

「──はあぁぁぁ……」

──此処に一人、盛大に溜め息を吐く男子生徒の姿がある。言わずもがな、琥太郎である。

何故彼が溜め息を吐いているのかと言うと、

自業自得が四割、

嫉妬三割、

恨み三割の割合によるとある原因で、未だ彼には麗奈達以外の友達が居ないのである。

彼とて本來、コミュ力はそこそこある方だ。

しかし、開花の儀の時に青山の申し出を斷った事により、クラスの印象が悪くなり、青山の取り巻きの子達から恨みを買われ、である麗奈、人な澪、? な皐月とクラスでの人気が只今鰻うなぎ登り中の彼達と學前より友達関係にあり、親しげに話している事へ嫉妬され、何かと避けられているのだ。だったら雅也や、宗も嫉妬されるんじゃないか? と思った諸君、甘い。考えてみてくれ、宗、雅也共にイケメンだ。格も良いし、運も出來る。加えて、學試験に難なく合格する頭の良さを兼ね備えている。客観的に見て完璧なのである。そんな彼らが達と仲良さげに話している場面を想像してほしい。加えてそこに、顔は不通、勉強も不通、運は出來るが、クラスでの心象が悪い琥太郎を加えてみた場合も想像してくれ。

前者は何とも絵になる場面だろう。なくとも誰からも文句がでない程度には。後者は、何でアイツがいるんだよ! 何で俺らじゃないんだよ!と思われるだろう。つまりはそう言うことだ、不釣り合いだと思われてるのだ、琥太郎は。

以上の理由から、琥太郎には未だクラスに友人と呼べる者などいるわけもなかった。

「はあぁぁぁ……」

「どうしたん? "溜め息を吐くと幸せが逃げる"っちゅうで」

──人懐っこい笑みを浮かべながら、宗が話しかける。

「現在進行形で不幸だから、これ以上不幸になるのは勘弁だな」

──こちらは乾いた笑みを浮かべて返す琥太郎。

「そんな事言ったらアカンで、"病は気から"っちゅうやろ?」

「それ、使い方地味に間違えてるぞ」

「同じようなもんやろ。それより何で溜め息なんて吐いとったん?」

「ん?あぁ、お前とは縁の無い悩みだよ。ははっ……」

──自嘲的に笑いながら自する琥太郎に宗は質問する。

「そないなこと言わんといて教えてぇや~。なぁ?」

「簡単なことだよ……」

──そう言うと、琥太郎は宗を真正面に見據え、真剣な表で、

「友達が出來ないのでマジ何とかしてくださいッ!!」

「──はい?」

──とんでもなくアホ(本人は大真面目)な事をのたうち回った。思わず聞き返す宗に琥太郎は再度頼み込む。

「友達紹介してくださいッ!!」

「うぇええ!? 頭可笑しくなったんか!? なぁ!? 何食った!? 吐き出せ! 今すぐ吐き出すんや!! それから病院や! 今すぐ頭見てもらわんといけん!!」

「なんも喰っとらんわぁ!! そんなに可笑しいか? あぁ?」

「當たり前やろ!! 明日は核弾頭の豪雨が降るわッ!!」

「そこまで!?」

──宗の余りの反応に、今度は琥太郎が驚く事となった。どんな茶番だ、アホかコイツら。

「友達なんて気付けば出來とるやろ?」

「よぉし上等だ。ちょいと面貸せや、表出ろ。」

「じょ、冗談やて……そもそも何で友達ができひんのや?琥太郎は結構社あるやろ?」

「何でそう思ったんだ?」

「ん? そりゃ、學試験の時の會話とか、今までの琥太郎を見てたら分かるで?わいはこう見えても人間観察が趣味なんやで?」

「どう見えても人間観察が趣味だろうが。それで人間観察が趣味じゃなかったら気悪い。引くわ、ドン引きもんだよ」

「何か言葉の端々に刺をじるんやけど……」

「気のせいだ」

「そうか? ってそんな事より、何で友達ができひんのや?」

「それは……」

──斯々然々かくかくしかじか。琥太郎は宗にこれまでの言から推察したことを語った。

「──という訳なんだよ。どう思う?」

「無理だな」

「おいっ」

「いや、難しいで。そりゃ出來んわ。好度マイナスからスタートとか無理ゲーやて」

「デスヨネー」

その好度を下げてる間接的な原因お前だけどな。

「人の印象って一度決まると最低90分は変わらんらしいで? けど、もう一月たっとるのに一向に印象に変化なし。どうしたんや?」

「それがさ、避けられてるんだよ……」

話し掛けようとするとさりげなく距離を置かれるのって、結構心に來るものがあるんだよ?

「あー、そもそも會話する事が無いから印象の変えようがないのか……詰んどるな。ご愁傷様」

ゲームオーバーからスタートってどんなマゾゲーだよ……。

「じゃあどうすればいいんだよ……」

「行

「え?」

「行で示すしかあらへん」

的には?」

「分からん」

「駄目じゃねぇか」

「ま、でも當ては有るで」

「もうすぐ"ランク戦"があるやろ?」

「あぁ、そうだな。それがどうかしたのか?」

──琥太郎は宗の意図が読めず、聞き返す。

あ、次いでだから"ランク戦"について説明してやろう。ありがたく思え!

ランク戦の事を説明する前に、補足として序列制度ランカーシステムについて説明しよう。

序列制度ランカーシステムとは、學園での校序列を決める制度のこと。全校共通で決められており、上から順に、

S、A、B、C、D、E、に別れており、

D・Eは下級、

B・Cが中級、

S・Aが上級、

となっている。ランク戦とは毎月一回、全校共通で模擬戦を行い、ランクを決める大會の事である。何故共通かと言うとったばかりの新人をしごく事が一つ。もう一つは訓練を積んだ相手とも戦える逸材を発掘するためである。

そして、ランクについてもうし説明しとこう。ランクは高ければ高いほど、校けられる特典が豪華になる。

學食割引から、果ては現役団員と同等の権限を持てる、なんてものもある。だからこそランク戦は過酷だ。弱強食の世界だ。弱きは強きに喰われる。それが校序列制度ランカーシステムだ。

以上。靜聴、有難う座いました! あ、そう言えば皆気になってるかもしれないけど、私は一何者か? と言うことに!フッフッフッ。それは……です。

「あぁ、それがどうかしたのか?」

「簡単や。ランク戦で実力を示せばええんよ!」

「それが何で友達作りに繋がるんだ?」

「ランク戦でカッコいい所を見せれば子からの羨の眼差しを向けられること間違いなし!子はネットワークが広いから、直ぐに噂が広間って友達が出來るっ!!」

「おおぉ……!」

──琥太郎は思わず嘆の聲を上げる。

「よし!ナイスアイデアだ宗!これなら友達が出來るっ!」

「おう!その勢いや!」

「よっしゃぁぁ!やったろうじゃねぇか!」

目指せ!友達麗奈達以外で一人っ!

……そう、高みはしないのだ。

──こうして琥太郎はランク戦に向けて特訓を開始した。

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