《努力を極めた最強はボッチだから転生して一から人生をやり直す》ふむ。お斷りだ
私達は學院長室に案されました。
別にお菓子に吊られた訳ではないですよ?
お菓子の値段は、砂糖をふんだんに使われていて高価になります。そう簡単に手を出せるような金額ではなく、滅多に食べれません。
が、それに吊られた訳ではないのです!
……あ、この紅茶味しい。
「さて、食べながらでいいから聴いてくれないかな?君達を呼び出したのはね、ズバリッ!イクス君とパーティーを組んでもらおうと思ったからさっ!」
バッと両腕を広げて主張する學院長。
…それで、そのイクスさんとやらはどこに居るのでしょうか?
パーティーを組むのでしたら、顔合わせさせると思うんですけど…?
「イッくんとパーティー!」
サリアさん。口からお菓子の屑が飛び散ってますよ。
「ん。旦那様とパーティー。大歓迎。…でも、私は力不足。し考えたい」
リリルさんは相変わらず落ち著いてますね。
いきなりパーティーを組めって言われても、命を預ける相手も知らないのに『はい。分かりました』なんて言えませんよ。
それにしても、サリアさんもリリルさんはイクスさんの事を知っているみたいな口振りですね。
「學院長。私わたくし達とパーティーを組むお方はどこに?私、顔を合わした事もない方とパーティーを組もうとは思いませんわよ?」
癪ですが、ミラルさんの言葉に同です。
「あれ?てっきり君達はイクス君と面識があると思ってんだけど、僕の思い違いかな?」
學院長がいつものように笑って言いましたけど、その笑みは何かを知ってるような含み笑いに見えます。
「イクスなどと言うお方は存じ上げませんわ」
「ふーん。そうなんだ?」
學院長がニヤリと笑って私を見ました。
「アーテル君?君は知ってるでしょ?イクス君の事」
イクス。その名前の人を私は知りません。
でも、學院長の言い方から察するに、私はその人とどこかで會っているのかもしれません。
「名前だけでは判斷できないです。一応確認したいんですけど、どんな人ですか?」
「どんな人?アハハッ!どんな人って、凄く個的な子だよ!サリア君の師匠だしね!」
「うん!イッくんはししょー!」
「サリアさんの師匠…?」
それって…サリアさんを育てた人って事ですよね?
學年一位の師匠…どんな化けなんでしょうか…。
筋骨隆々でオーガみたいな人しかイメージが付きません。
「あれ?まだ分からないの?Fクラスのイクス君だよ?努力、努力って言って、いつも無茶苦茶な訓練してる子だよ?面識はあるはずだよ?アーテル君は學試験の時に彼と食堂で話しているのを見た事あるし、ミラル君は彼の後をコッソリ付いて行ったりしてるよね?」
「「…!?」」
ま、まさか…あの人が!?
いや、そう言えば…あの時。
學試験の最中の晝休みの時間に食堂で一緒になった私の憧れの彼はサリアさんと一緒に…。
そして…。
『イっくんはやーい!』
確かにサリアさんからイっくんと呼ばれていました。
でも、別人と言う…いえ、それはありませんね。
サリアさんが『イッくん』と呼ぶ人は彼しかいないのですから。
「イクス様…」
「イクスさん…」
私とミラルさんの聲が被りました。
いつもなら、こう言う事になったら睨んで來るミラルさんが上の空です。
まぁ、その方が助かりますけど。
「そんな君達に悲報をドーンッ!パーティーのおいは斷られましたー!」
「「………」」
ここまで焦らしておいて、斷られた?
ミラルさんは世界の終わりを目の當たりにしたかのような、絶しきった顔をしています。
いつもなら笑ってしまうような表ですが…。
かく言う私も、學院長の発言に言葉を失いました。唖然としか出來ません。
「むーっ」
サリアさんは口を尖らせて不満気。
「ホッ…」
リリルさんは安堵してるようなじでしょうか?表の変化がなくて分かりにくいです。
……どうして斷ったんでしょうか?
ーーー
「ふむ。それにしても…どうするか…」
「うむ。どうするか…か。
ごめんなさい。間違えてストックを全て消去してしまい、この間だけ抜けています。
次話は完しているのですが…。
本當に申し訳ありません…。
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