《事故死したので異世界行ってきます》第3話 初クエスト
初クエストを見繕ってもらい、出発の支度を整える俺であった。
「さてと、薬草を採取するためになにか下準備が必要かな… うん、なにも必要ないな。よし、このまま行こう」
俺は意気揚々とカルダド王國を後にする
 
王國を離れて歩くこと30分ー
「んー、それらしい草は生えているんだけどどれがミドリソウかわかんねぇな…」
あっそうだ『ステータス』って言えば、名前出てくるんじゃなかったっけ?
俺はそれらしき草に視線をやり『ステータス』と言った、すると見事にステータスが表示された。
ミドリソウ
種族:薬草
Level. 無
HP 無
MP 無
攻   無
守   無
知   無
速   無
運   無
スキル
無し
「名前以外のステータス必要ねぇだろこれ…」 
ミドリソウがどのようなものかがわかったので次々と採取していく。
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どうやら茂みの奧に行けば行くほど沢山のミドリソウが生えているようだ。
俺はどんどん茂みの奧にっていき次々にミドリソウを採取してはアイテムボックスの中に投げ込んで行った。
ドンッー。
何か木のようなものに當たったみたいだ、下を向きながらミドリソウ採取に必死になっていたんだ無理もない。
「いたた…」
「ガァルゥ…」
「へ?」
俺がぶつかったのは木ではなく魔だったようだ。
いやいやいや、そんな冷靜に分析している暇なんてない!ヤバイ!こいつはスライムなんかと比べにならねぇくらい大きい……
その魔のの丈は2メートルほどだっただろうか。
「ステータス」
一応確認しておく、もし倒せそうなら……
ストロングベア
種族:魔    討伐適正クラスC
Level. 13
HP  700/700
MP      5/5
攻   528
守       8
知       3
速    120
運     10
スキル
【ストロングエッジ】:理ダメージ 消費MP5
倒せない、倒せるわけない。
なんだよこいつスーパー脳筋野郎じゃねぇかよ…
知のステータス3ってなんだよ、つか、討伐適正ランクCってことは今の俺より3ランク上じゃねぇーか!
逃げるしかない……
俺は走って逃げようとしたが、ずっと低い姿勢でいたせいか立った時に立ちくらみを起こし地面に吸い寄せられるように倒れ四つん這いになった。
「ま、まずい… このままでは…速く逃げねぇと…」
俺は立ち上がることができなかったため、四つん這いのままで近くに生えていた木の裏に急いで周りこんだ。
「ガァルゥッ!」
スーパー脳筋野郎、もといストロングベアは俺の隠れこんだ木に全速力で突進してきた。
「ガァルゥ…ゥ…」
うわー……自分で突進して自分でダメージ食らってる…
流石脳筋……
「グァッ!ガァルゥゥッ!」
ストロングベアは勢いを取り戻し今度は大ぶりのフックのような技を繰り出し俺の隠れていた木をへし折った、どうやらスキルの【ストロングエッジ】を使ったようだ。
MPの殘量が0になっているのがわかる。
MP切れをしてもさほど関係ない、なぜならヤツの一撃を食らえば俺は即死だからだ。
「ど、どうする… 戦うか?、いやいやいや、それは無理だろう…」
そんなこんなを考えているうちに俺の隠れていた木は完全に壊されていた。
「ガァルゥッ!」
ストロングベアは俺に向かって突進してきた、俺は慌てて近くにあった石を右手で持って右から左へ半円を描くように全力で振った
ガツンッ!
スロングベアの頭部に俺の石が運良くクリーンヒットしてしよろめいて進行方向が左へズレ、そのまま走り去っていった。
「あっぶねぇ…… 死ぬかと思った……」
ドゴォンッ!
ドスン
「えっ?!なに、今の音……また魔?」
俺が音の出た方へ恐る恐る近づくとストロングベアが仰向けになってびていた、恐らく積み重なった脳へのダメージで脳がやられたのだろう、俺はさらにストロングベアに近づき木の棒でつついたりしてみるが何も反応がない。
ストロングベアのあたりには何か水晶のようなものが出しており、頭の近くに骨の様ながあったので、詳細が気になったので俺は……
「ステータス」
と言った。
ストロングベアの魔晶石
種族:水晶石   ランクC
ストロングベアの牙
種族:戦利品    ランクC
「…… 実は気絶しているだけで襲ってくるとか無いよな……⁇」
確実に倒したのかどうかを確認するべく自分のステータスを表示した
もし倒したのならレベルが上がっているはずだ。
鈴木祐介 
種族:人間  職業:冒険者  ランク:F
Level :33
HP       9/39800 (39360)
MP      8/36000 (35760)
攻   2670            (2160)
守   2260            (1940)
知   1430             (1200)
速   2730             (2200)
運   9999            (9968)
スキル
『時読み』
『無限』    
『神の加護』 : ステータスの大幅強化
   ↑New!
※ ( )の數字は強化されている値です。
「なんだよこれ……めっちゃ強くなってんじゃねぇーか
なんつー、ぶっ壊れ能だよ…… 」
ステータスが上がりしている自分自にドン引きした
「さて、クエストを達したし帰ろうか……」
こうして命からがらなんとか、ギルドまで帰るのであった。
「ニーナさんいますかー?」
「はーい!隨分とお時間かかったんですね!お疲れ様でした」
「えぇ、ストロングベアとか言う魔に遭遇しまして……」
「ええっ ︎ そうなんですか⁇ ご無事で何よりです……」
「そうなんですよ…… なんとか倒せましたが危ないところでした…」
「そりゃそうですよ……討伐適正ランクCですし……ん?今なんとおっしゃいました?」
「間一髪倒せましたよ あ、これドロップした品ですお金に変えることができるのでしたらお願いしたいのですが……」
俺はポケットに手を突っ込みアイテムボックスを開きあたかもポケットから出したかのように水晶石と 牙を取り出しニーナに手渡した。
「い、いま鑑定してまいりますね…」
そういってニーナはあたふたと席を立ち去ってわずか數十秒後に窓口に戻ってきた。
「た、確かに本ですね…お買取させていただきます…って!そんなことじゃなくて!倒したってどう言うこですか!」
「ありがとうございます! いや、ですからね?薬草採取をしている時にそいつが出て…たまたま石があったからそれで攻撃したらたまたま當たってたまたま倒せました」
「いやいや……Cランクの魔はたまたま倒せるレベルじゃ無いんですけど……」
 
そんなこと言われたって、本當に本當にたまたま倒せただけなんだがな……
んーそうだ、今の俺のステータスを見せれば納得するかもしれないな……
は試しだ、見せてみよう。
「ニーナさん俺が初めて付に來た時に出してくれたあの紙1枚くれませんか?」
「あ、あぁ……わかりました……」
そういうとニーナは、スッと例の紙を出してくれた
俺は手順をわかっているのでポンと手を置いて離した
そして、後はニーナが水を垂らしてステータス表示が完するはずだった……
俺が手を置いた瞬間 まだ水を垂らしてもいないのに紙が例の化學反応のようなものを起こし俺のステータスを映し出した
それを見た俺とニーナはお互いに
Σ(゚д゚)←こんなじになっていた
スズキ・ユウスケ
種族:人間  職業:冒険者  ランクF
Level :33
HP            9/39800
MP           8/36000
攻   2670            
守   2260            
知   1430             
速   2730            
運   9999            
スキル
不明
不明
不明
そしてニーナは俺のステータスを見た後にもう一度、Σ(゚д゚)こんな顔をした。
「な、なにこれ…一どうなってるんですか⁈」
「急長?ってやつですかね」
「バカにしないでくださいよ!今まで何人かの冒険者のお手伝いしてますがこんなの見たことないですよ!」
そんなこと言われてもなぁ……
特殊なスキルを持っているからって言ってもどうせ信用しないよな……
「もしかして……実はすごいところの出だったりしますか?」
「え、いや、あ、はい!そうなんですよ今まで隠してたんですけどすごいところの出なんですよ!」
言ってしまった、ついその場を切り抜けようと思い、言ってしまった…
「因みにどこの出何ですか…?」
ニーナは恐る恐る俺にそう問いかけた
「何処って言われるとなぁ……うーん……
   天界……?」
「て、天界⁈ もしかして、神様とかだったりするですか?」
「いやいや、そんなわけないでしょ、見ての通り人間ですよ」
「ですよね……でも天界って……」
「んーまぁ、然るべき時が來たらちゃんと説明させていただきます……それまで、一上の都合ということで」
「は、はぁ……わかりました…… あっ!忘れてしまうところでした、クエストの報酬とドロップアイテムのお金おけ取りください!」
手渡されたのは
1500リンと1センチほどあろうかという1萬リンの札束であった。
「え、こんなに⁈ あの…訳教えてもらえますか⁇」
「あ、はい! クエストの達報酬が1500リンと、ドロップアイテムが2つで70萬リン 殘りの30萬リンはストロングベアの討伐クエストの報酬として出させていただいております!」
訳を聞くと俺は札束から30枚抜き取り、一言添えてニーナに手渡した。
「ストロングベアのクエストはけておりませんのでその討伐報酬としてもらった30萬リンはお返しします。」
「えっ… いいんですか?」
「いいもなにも、けてもない仕事の報酬はいただけませんから」
「やっぱり、ユウスケさんって神様だったり…」
「しません」
「ですよね、またクエストけに來て下さいね!」
「また近いうちに來ますよ!」
そう言って俺はギルドを後にした。
そしてし良さそうな宿をとった。
「いらっしゃいませ!お一人様1萬5千リンです!」
「これで、10泊お願いできますか?」
俺は15萬リンを店で働く若い男に手渡した
「か、かしこまりました!すぐお部屋にご案しますね!」
見るからに手ぶらの俺がいきなり15萬リンもポンと出したもんだから男はし驚いていた。
「お願いします」
男店員に案された部屋にった。
どうやら、この宿では共有ではあるがお風呂が付いているらしい、日本でいうところの銭湯のようなものだ
今日は々汚れたり疲れがたまっているので、お風呂にることにした。
「ぱぁっぁー!サッパリしたー!久しぶりの風呂は気持ちいいな!」
こうして俺は初クエストを無事クリアして、自分の部屋に戻りベッドにり就寢した。
一部変更しました
【書籍化&コミカライズ化】婚約破棄された飯炊き令嬢の私は冷酷公爵と専屬契約しました~ですが胃袋を摑んだ結果、冷たかった公爵様がどんどん優しくなっています~
【書籍化&コミカライズ化決定しました!】 義妹たちにいじめられているメルフィーは、“飯炊き令嬢”として日々料理をさせられていた。 そんなある日、メルフィーは婚約破棄されてしまう。 婚約者の伯爵家嫡男が、義妹と浮気していたのだ。 そのまま実家を追放され、“心まで氷の魔術師”と呼ばれる冷酷公爵に売り飛ばされる。 冷酷公爵は食にうるさく、今まで何人もシェフが解雇されていた。 だが、メルフィーの食事は口に合ったようで、専屬契約を結ぶ。 そして、義妹たちは知らなかったが、メルフィーの作った料理には『聖女の加護』があった。 メルフィーは病気の魔狼を料理で癒したり、繁殖していた厄介な植物でおいしい食事を作ったりと、料理で大活躍する。 やがて、健気に頑張るメルフィーを見て、最初は冷たかった冷酷公爵も少しずつ心を開いていく。 反対に、義妹たちは『聖女の加護』が無くなり、徐々に體がおかしくなっていく。 元婚約者は得意なはずの魔法が使えなくなり、義妹は聖女としての力が消えてしまい――彼らの生活には暗い影が差していく。
8 193【書籍化決定】愛読家、日々是好日〜慎ましく、天衣無縫に後宮を駆け抜けます〜
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8 77明日流星群が見れるそうです。
綺麗な星の夜、どこかで謎の墜落事故があった。奇跡的に生き殘った彼女は、人間と言うにはあまりにも優しく、殘酷な生き物だった。 子供時代、心にとても深い傷を負った長崎安曇(ながさき あずみ)は彼女と出會って少しづつ前に進んでいく。
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