《事故死したので異世界行ってきます》第6話 魔獣狩り②
魔獣を探して歩き進めること約20分ー
「なかなか出てこねぇーな?」
「そうだな…もしかしてもう既に討伐されているとか?」
「それは無いと思いますよ、討伐された場合は赤い煙が上るとのこでしたので。」
そうなんだ、全然何も聞かされてない… 
グォォォォオッ!!
「きャァッ!」
心臓を打つような咆哮との甲高い聲が聞こえた
「どこだ?!」
「こっちです!」
リリカが先導して聲が聞こえて來た元まで急いで走った
「「「…⁈」」」
走って向かった先には不自然に開けた土地に、黒い大翼を羽ばたかせ太のを遮るほどの巨、覆う黒りする鋼鉄のような鱗、頭部には二本の角、その巨から生える丸太のような尾、そんなドラゴンのような魔獣が俺たちの前に姿を現した。
「なんだ、コイツ…」
「ゆ、ゆ、ユウスケさん、コレがバカルジャハロですよッ!」
「こ、コイツが…」
「おいユウスケ!マグがいるぞ!」
アレクが指差した先には腰を抜かして涙目になっているマグが地面にべったりとついて起き上がれないでいた。
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「「マグ ︎」」
リリカとアレクは聲を揃えてマグを大聲で呼んだが、マグの耳には屆かなかったようだ、依然として腰を抜かしたままだった。
「マズイいんじゃないか?」
「俺とリリカでヤツの気を引く、そのうちにユウスケはヤツを倒してくれ!」
「お願いします!ユウスケさん!」
「あぁ、わかった」
アレクはバカルジャハロの橫腹に剣を刺し、リリカは風屬魔法でバカルジャハロの気を引く、バカルジャハロはその攻撃に気を取られ俺らのいる方向を向いた
「「「ぇっ…⁇」」」
俺たち3人は聲を揃えてそういった。
バカルジャハロの口元はだらけで、その赤く染まった口からは人の顔が二つ出ていた、その顔は ゼルとエリシアだった。
「「そ、そんな…」」
アレクとリリカは仲間の死を直視し直してしまった
しかし、俺だけは違った。
一度挨拶をわしお互い目標のために力を合わせた仲間がそのような狀況に陥っているのを直視した俺は、自分でもわからないくらいの怒りが込み上げてきた。
「俺の仲間に手ェ出してんじゃねェッ!」
俺のその言葉に反応するようにバカルジャハロは俺の方へ向かって翼を広げて空してきた
「いつまで咥えているつもりだ……早く離せ」
それに答えるようにバカルジャハロは雄びを上げる、それと同時に口の中にいた2人は下に落ちてきた俺は、アレクとリリカに落ちてくる2人をけ取りマグと共にこの場を離れるように指示を出す、そして俺はアレクとリリカが2人をけ取りマグと共にその場を立ち去るのを見屆けてから、バカルジャハロの背中に神の裁きを打ち込んだ
「【神の裁きジャッジメント】」
ドォンッー ︎
「グァァッッ!グォォ…」
直撃したバカルジャハロの背中の鉄のような鱗は剝がれ落ち、地面に足をつけた。
バカルジャハロは俺の初撃で怯みなかなか反撃してくる様子がない、その隙に俺はバカルジャハロのステータスを確認した
バカルジャハロ
種族:ドラゴン    討伐適正クラス S
Level. 126
HP  486000/590080
MP   89000/89000
攻    2860
守    2904
知    1896
速    1270
運        42
スキル
【飛行】: 空を飛ぶことができる
【咆哮】: 自分よりレベルの低い者を怯ませ、ステータスをし下げる。
【ドラゴスクリュー】: 消費MP120 
近距離理 ダメージ大
【ドラゴニュートブレス】: 消費MP800
火屬のブレス ダメージ特大
おぃおぃ、討伐適正ランクSじゃねぇかよ……
「ギャォォーッ!」
轟音を上げると共にバカルジャハロの口元は赤くなり、口から炎がれ始めた。
「さて… アイツらも相當離れられただろう… そろそろ本気で行くか 【神の裁きジャッジメント】」
俺は殘りの全MPを神の裁きに注ぎ放った、それと同時にバカルジャハロの口からものすごい勢いで火炎が噴出された
バカルジャハロの頭を狙って放った神の裁きは、天地を切り裂こうかというほどの轟音を響かせながら、瞬く間に辺り一面を白いを放ちながら飲み込み、バカルジャハロと周辺の緑を全て纏めて焼き払った。
「ふぅ…案外呆気ないもんだな」
バカルジャハロの頭部は、神の裁きジャッジメントが直撃したため塵となり、辛うじて殘ったの一部は後ろ足と尾だけだった
俺は急激なMPの放出の反のせいか、その場に崩れるように倒れ込み
目覚めたのは帰省中の馬車の中だった。
「うっ… ここは…」
「ユウスケさん…良かったです……」
涙ぐんで俺の安否を心配してくれたのはニーナだった
「ユウスケざぁん…ごぉめんなざぁい……」
泣きながら謝罪をしてきたのはリリカだった、俺と同じ馬車にニーナ リリカ それからリリカのユニット全員が乗っていた、どうやらゼルとエリシアも生きながらえたようだ。
「ユウスケ、仲間を救ってくれてありがとう…」
「當然のことをしたまでだ、ゼルさんエリシアさん、無事で何よりです」
「ぼ、僕、ユウスケさんのこと置いて逃げちゃったのに…ありがとうございます…」
「私も…怖くて逃げちゃって…ご、ごめんなさい…」
俺はゼルとエリシアそれからマグの逃走についてはなにも咎め無かった。
元はと言えば俺が頼んだ事なのだから當然だ、それよりも俺が早くゼル達の所へ向かっていればドラゴンの口の中にって恐怖することもなかったのかもしれない、そう思い俺は3人に謝罪した。
「あの、コレ…」
リリカから手渡しされたのはバカルジャハロの爪と魔晶石だった。
「コレは?」
「ユウスケさんの戦利品です、け取ってください!」
「わざわざ、取ってきてくれたんですね、ありがとうございます
でも俺は使わないと思うので皆さんでお使い下さい」
俺は丁寧にお斷りすると
リリカから謝の気持ちが伝えられ、リリカは戦利品をけ取った。
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