《事故死したので異世界行ってきます》第7話 チート能力?

バカルジャハロ討伐遠征クエストから馬車で帰って來た俺はギルドに居た

「約束の報酬だ、け取ってくれ」

ギルド長直々に応接室でバカルジャハロ討伐の報酬をけ取った、ちなみにギルド長の名前はアンドレウスだ シンプルにかっこいい名前だ。

報酬をけ取った後、俺はギルド長からこんな話を持ちかけられた

「ユウスケくん、今回のクエストでの君の活躍は素晴らしかったと聞いているよ、あの魔獣バカルジャハロを1人で倒したんだって?」

「えぇ…まぁ…」

「そんな君になんだが、生涯この國で冒険者として勤めて頂きたい

無論、それなりの優遇はさせていただくつもりだ」

「生涯… る程し考えさせて頂けませんか?」

「あぁ、じっくりと考えてくれたまえ」

「因みになんですが、優遇とは的にどういったことをしてくれるんですか?」

「今、ユウスケくんの冒険者ランクはFだが、もし先程の條件を呑んでくれると言うのであれば、1億リンと冒険者ランクSSを與えようと思っている、他にもけたいクエストなどがあればできる限り優先させて頂くつもりだ」

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「わかりました、ではじっくりと考えさせて頂きます」

そう言って俺はギルドを立ち去った

「今の所持金はザッと900萬リンってとこか」

今回のクエストの報酬はリリカ達のユニットと同行したが、報酬のけ取り方について話し合った結果500萬リンをけ取ることになった。

「そろそろ裝備揃えねぇとな」

俺は多所持金に余裕があるためできるだけ品質の良さそうな大きめの武屋にった。

「いらっしゃい」

艶めかしい聲で俺を出迎えてくれたのは、濃艶なだった

「お綺麗ですね」

不意に思ったことを口ずさんだ

「あらお上手ね、私の名前はソフィアよ、 貴方もしかして魔獣狩りのユウスケ 君じゃない?」

「俺のこと知っているですか?」

「知ってるも何も、ここ最近は貴方の噂で持ちきりよ?」

「そうなんですか、初めて知りましたよ」

「當の本人はご存知なかったのね、それで今日はどういったご用件で?」

「武を見繕ってしいんですがお願いできますか?」

「いいわよ、ちょっと待ってて」

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ソフィアはそう言うと鍵付きのドアを開けて何処かへ行ってしまった、俺は戻ってくるまでの間に店にある商品を見て回った。

には木でできた訓練用の剣から刃の付いた実戦用の鉄でできた剣、それぞれに値札がつけられていて剣で1番安いものだと訓練用の木刀で値段は2500リンで、刃の付いた真剣だと最低金額が10萬リンで最高金額はガラスケースにれられていた金の細工が施されていて柄には龍を模した模様が施されていて刀は150cm程ありそうなし長めの剣だった、因みにその剣の値札には3000萬リンと記されていた

更にこんなにも剣の品揃えがあるにもかかわらず、弓や魔導杖それから、ナックルの様なものに、大振りのハンマーにサバイバルナイフまであって、どれも剣と同じくらいの品揃えである。

俺がじっくりと品定めをしているとソフィアが戻ってきた。

「何か良いのは見つかったかな?」

「あ、ソフィアさんおかえりなさい どれもこれも目を惹く商品ばかりですね」

「それはどうもありがとう、私のオススメはコレよ」

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ソフィアから渡されたのは鞘のない剣がった木箱だった、どことなく禍々しさをじさせるが形狀はいたってシンプルな剣だった、渡された剣をけ取り握ってみるととてもしっくりきた

「この剣良いですね、おいくらですか?」

「やっぱりね」

「え?」

「その剣ね主人を選ぶのよ、握った時に上手く力がらなかったり、酷い時には膨大な魔力が注ぎ込まれて死んじゃうこともあるのよ」

この人なんて剣を渡してんだよ……

「でも、貴方なら大丈夫だと信じてたわ、お代は結構よ私からのプレゼントだと思ってけ取ってくれるかしら?」

全然もらう、もう何本でも貰ってく、ソフィアさんのその言葉を変に解釈した俺は気分が高揚し下のアレも大きく長していた

「あら… 若いのね」

「いや…コレはその…」

「良いのよ隠さなくても、これからもクエスト頑張ってね」

「あ、ありがとうございます また來ますね!」

こうして俺は武屋を出た

次は… うーん、この服をなんとかするか

特に服には品質にコレと言ったこだわりはなかったので一番初めに見えて來た服屋に立ち寄った

「いらっしゃいませ」

おそらく店主だろう脂の乗った中年男が俺を出迎えた

「服を新調してしいのですがお願いできますか?」

「かしこまりました、どう言った服をご所でしょう?」

「そうですねぇ… 黒を基調とした服が良いです」

「かしこまりました、背丈を計らせて頂きます」

自分の背丈にあった服をオーダーメードで作ってもらうことになった

「では、今から作らさせて頂きますのでそちらの椅子におかけになってお待ち下さい」

「どれくらいの時間かかりますか?」

「そうですねぇ…だいたい1時間程お時間頂戴します、もし何かご予定があるのでしたら1時間後を目処にまたこちらの店へお越しくださいますか?」

「そうさせて頂きます、では一度失禮させて頂きます」

そう言い殘し俺は店から立ち去り宿屋へ向かった。

「ユウスケさんおかえりなさい!」

「ただ今、ジェイファンはいつも元気だな」

「ありがとうございます!」

「あ、そうだコレ屆いてましたよ」

ジェイファンは1通の手紙を俺に手渡した

「ありがとう、俺は部屋に戻ってるからまた何か屆いたものがあったりしたら教えてくれ」

「わかりました!」

ガチャ  ーー

「ふぅー… この部屋久しぶりに戻って來た気がするなぁ…」

「そういやこの手紙誰からだろう?」

ー ユウスケさんへ

魔獣討伐クエストではお世話になりました、皆もとても謝しています。

ユウスケさんの都合がもしよろしければ今夜の9時にギルドでお酒でも飲みませんか?

                                               リリカ ー

「リリカさんからか、そういえばまだこっちでお酒飲んだことなかったな、よし、出席しよう」

宿に著いてしばらく経った後俺はある事にふと気づく

「はっ ︎  今の俺のレベルってどうなってんだ?」

「 確認するか… 『ステータス』」

俺は恐る恐る自分のステータスを確認した。

鈴木祐介 

種族:人間  職業:冒険者  ランク:F

Level :113

HP 89360/89360 (39360)

MP 63870/63870 (35760)

攻   4360            (2160)

守   4267            (1940)

知   3967            (1200)

速   4437            (2200)

運   10067          (9968)

 

スキル

『時読み』: 24時間に1度だけ1.1秒間時間を止めることが出來る。

『無限』    

『神の加護』 : ステータスの大幅強化

『神の裁き』 : 消費MPに応じて威力を増す広範囲魔法 

『神化』        : 全ステータスを100倍にする

裝備

謎の劔

「……」

とうとう、人じゃなくなったな、なんだよ100倍にするってぶっ壊れすぎてよく理解できんわ。

しかも、このスキル使用制限が一切ない…… 好きな時に好きなだけ使えるということか…… ぶっ壊れすぎだろッ!

それに比べて時読みっていつ使うんだろ…

※ 時読みも十分にぶっ壊れ能です。

「んー、このスキルちょっと使ってみたいな」

「よし、未だ30分以上時間あるし試し斬りも含めて

なにかちょっと外に出てくるか」

俺は魔がよく出ると言われている森へ急いで向かった

「ふぅー… 結構遠かったな…」

「まずは試し斬りだな、アイツでやろう」

俺の居る場所よりすこし奧にイノシシのような魔がいたのでそいつめがけて

一振り、見事魔は真っ二つになった

「おぉ、なかなか凄い斬れ味じゃん」

「次は…あのスキル使ってみるか」

「【神化エボルブ】」

スキル発と同時にがとても軽くじ視野が広がり遠くのモノまでしっかりと目視できるようになった、どうやら基本的な能力も向上されて居るようだ

「凄まじいな… まるで水の中にいるかのような浮力をじる… この辺はあまり魔が出てこないな、もうし移してみよう」

そして森の奧へと向かって行った

「ゴブリンじゃねぇか… しかしあんなゴブリン見たことない… 『ステータス』」

ジェネラルゴブリン

種族:魔        討伐適正ランク C

HP 1250/1250

攻    130

守    809 (50)

知      20

速      96

運      13

スキル

裝備

鋼の盾      

「なるほど、普通のゴブリンよりかは耐久に優れているということか…」

なんだろう今ならパンチ1発で倒せる気がしてならない

俺は正面からジェネラルゴブリンの所まで歩いて行き、右手を出してデコピンをする構えをとった

ジェネラルゴブリンは盾を構えて突進して來た

バァァーッン ︎ ︎

俺の繰り出したデコピンはジェネラルゴブリンの盾を々に破壊して ジェネラルゴブリンを遠くか彼方へぶっ飛ばした。

ジェネラルゴブリンを倒した後わさわさと出てきたゴブリンを一ずつ丁寧にデコピンで倒していった

「よし、このスキルはヤバい、ぶっ壊れスキルも試したしそろそろ帰らないと間に合わないかもしれないな……このスキル使ったまま門の近くまで走っていくか」

俺は服をけ取りに行かなければならないため走って向かう事にした

そして俺は、走り出した……

やはりこのスキルはヤバい、軽く走っただけでバイクで高速道路を走った時と同じくらいの風をじた、俺はすこし楽しくなりちょっと本気で走って見た、すると目の前の景が數秒の間で何度も何度も変わり

走り始めて10秒も経たないうちに門の近くまで來てしまった。

「ふぅー…… ヤバすぎるなこれ……  解除 」 

俺の解除という言葉と同時にが重くなったのでおそらく神化の効果は消えたのだろう、そして俺は再びあの服屋へ足を運んだ

「いらっしゃ… おかえりなさいませ服は出來上がってます、どうぞ著てみてください。」

「ありがとうございます、では遠慮なく」

「こちらです」

店主に手渡されたのは注文通り黒を基調した皮ロングコートのような上著と、その中の服は白のロングTシャツ

そしてズボンは革パンだった

え…なんかおかしくね?

俺はとりあえず全部著てみた

「とてもお似合いですよ!」

「そ、そうですか?」

「えぇ!威厳をじます」

「威厳ですか…」

そんなものはいらない。

「お気に召しませんでしたか?」

「い、いえ、こちらを頂戴致します、おいくらですか?」

「それは良かったです! 全部で240萬リンです」

「え?」

「240萬リンです!」

240萬リン… 

俺は仕方なくアイテムボックスから240萬リンを取り出し店主に手渡した、もちろんお金を取り出す時は不思議がられないようポケットに手突っ込んで取り出した

それでも、驚かれはしたが。

「そんな、所にこんな大金をしまっているんですね… もしかしてどこかの貴族様でいらっしゃいますか?」

「いえ、一介の冒険者ですよ」

「そ、そうですか では確かに240萬リン」

「ありがとうございました」

「あ、あの! こちらもいかがですか?」

「あ… 頂戴します、おいくらですか?」

そういえばこの服に今履いている靴は合わないことに今気づいた店主が、出してくれた靴はピカピカに磨かれた革靴だった

あれ、これヤ○ザじゃ…

「15萬リンです」

「どうぞ」

「ありがとうございます」

「いえいえ、こちらこそ、また機會があれば立ち寄らせて頂きますね」

俺はそう言い殘すと今まで來ていた服を廃棄して貰うためその店に置いて店を出た

転生した時のままの服を著ていた時から周りから視線をじることはあったが、今回はその比じゃない

明らかに目立ちすぎている…

「みて、あの方、凄い方なんじゃない?」

「おい、見てみろよ、ヤベぇやつがいるぜ」

「みてーおかーさん」

「みちゃダメッ!」

凄い人…ヤベぇヤツ…見てはいけないヤツ…

ヤバい、この世界に馴染もうと思って服を買ったのに余計に目立ってる

とりあえずここは宿屋に避難だ

「おかえり… な、なんですかその格好…」

「やっぱ、変だよな」

「すげぇ、カッコいいです」

「まじか。」

「いくらしたんですか?」

「全部で250萬くらいだ」

「あんた本當に何者なんだ?」

「ただの冒険者… あっ、もうすぐ9時じゃん、また出かけてくる」

「は、はぁ… いってらっしゃい」

俺は避難してきた宿屋からすぐに出てまたあの凄まじい數の視線を浴びながらギルドへ向かった

「ん〜… どこだろう…」

「あ、あの…」

聞き覚えのある聲がした

「ユウスケさんですか?」

その聲の主はリリカだった

「リリカさん!」

「こ、こっちです…」

「あの…やっぱりこの服おかしいですよね?」

「いや…カッコいい…です…」

リリカは顔を赤くしてそういった

「おーいユウスケー」

遠くの方でアレクの聲が聞こえる

「今行くー!」

俺とリリカはアレクらのいる場所まで行ったどうやら、アレクたちは先に飲み始めているようだった

「「「「…!?」」」」

みんな俺の服をみて同じ反応をとった

「どうしたんだユウスケ…」

アレクが珍しいものを見た目で俺を見ながらそう言った

「新しく服買ったんだけど…変だよな」

「めちゃくちゃカッケーじゃねぇーか!」

まじか、こいつもか……

「僕もかっこいいと思います!」

ゼルさんまでっ?!

「似合ってると思うわよ…」

マグもかよ

「…カッコ…いい…です」

エリシアさんまで?!

どう言うことだよ…

エリシアとマグに関してはすこし恥ずかしそうにそう言っていたが、アレクとゼルに関してはどこで買ったかなど詳しく質問された。

「ほらよ」

アレクがそう言いながら飲みった木でできたコップを俺の方にグッと差し出す

「これは?」

「お前の酒だよ、俺のおごりだ」

「あ、ありがとう」

「それじゃ、ちと遅くなったがクエスト達を祝って」

    「「「「「「 乾杯 ︎ 」」」」」」

こうして俺たち6人は酒を飲みまくった。

俺が半分酔いかけているところにリリカがこんな話を持ちかけてきた。

「あの… もしよかったらうちのユニット… 【アライブ】にってくれませんか…??」

「それは、つまり… 正式に隊してしいと言う事ですか?」

「はい… ダメですか?」

上目遣いでお願いをされると流石に揺らぐ。

「是非仲間にしてしい」

「本當ですか!」

「所なんですが… 俺はこれから々とやらなければならない事がありまして…」

「なるほど…ではそのやらなければならない事が終わったらって頂けますか?」

「それなら、多分れると思いますが…どうしてそこまで俺にこだわるんですか?」

「それは、ユウスケさんがとても強いからですよ…それと…」

リリカはそっと俺の耳元でこう言った。

「私…ユウスケさんのこと好きになってしまいました…」

「…えっ?」

リリカは下を向きながら頰を赤らめている。

すぎる…

「ごめんなさい!今の忘れてください!」

「ちょっと、こっちきて」

リリカの手を摑みギルドの外へ出て人気の無い裏路地まで行った

「な、なんですか…?」

「なんで、目合わせてくれないの?」

「その、恥ずかしくて…」

橫を向いて恥ずかしがっているリリカを手で顎を摑みグイッとこっちを向かせた。

「やっぱり恥ずか…」

俺はリリカの発言を遮るようにを重ねる。

「ユ、ユウスケさん、これってどういう…」

「ユウスケでいいよ、俺もこれからリリカって呼ぶから」

「わかった… 今のってどういう…」

「これからは俺がリリカを守ってやるだから俺と一緒に旅に出ないか?」

「え…でも…皆んながいるし…」

リリカは心のどこかでは俺と一緒に旅をしたいと思っているようだが、ユニットのリーダーとして離れるわけにはいかないと言う使命が強かったようだ。

「そうか…  なぁアレク、お前のとこのリーダー貰ってっても良いか?」

俺がそう言うとリリカはハッとして右を向いた、そこには【アライブ】の全員がこちらをみてニヤニヤと笑っていた。

「ど、どうしてみんなここに…」

リリカの問いかけに応えること無くアレクがこう言った。

「あぁ… イイぜ、俺らのリーダーもユウスケと、一緒に行きたそうにしてるしな!」

「そうか、なら遠慮なく貰ってく」

「ちょっと! なんでみんなここにいんのよ!」

「リリカがユウスケさんと、一緒にどっか行くのが見えたかからつけてきたんだよ」

半笑いでマグがそう言う

「それに、みんな気づいてんのよ? あんたがユウスケさんのこと好きってことくらい」

「そ、そうだったの…?」

「そうよ…バレてないとでも思ったの?」

「うん…」

「リリカ、お前の後は俺が継いでやるから安心しろよ!」

こうしてアレクは【アライブ】2代目リーダーとなり

俺にはリリカというパートナーができた。

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