《事故死したので異世界行ってきます》第14話 お家と魔法
商店街で買いをしているリリカを見つけ聲をかける
「おーい!リリカー!」
俺の聲に気づきこちらを振り向くリリカ
「あ!ユウスケ……」
いかにも冒険者らしき服を著ている俺を見て言葉を失ったようにひたすらこちらを見ている。
「どうした?」
「いや……似合ってるなって思って……」
下を向いているから表があまりわからないがモジモジしているあたりを見るとどうやら照れているようだ
「あ、ありがとう リリカ、家を見に行こうか?」
「うん!」
下を向いていたリリカは顔を上げて元気よく返事した、その顔は何処と無く赤かった
「すごいね……」
「そ、そうだな……注文したのは俺だけど想像以上だこれは……」
中世の建のような雰囲気を醸し出し、外壁は白を基調としていて所々に金箔で格好良い模様が施されている
高さは15mメートルほどあり、橫幅は150mメートル
ほどあるだろうかという大豪邸だった。
家にるとまず目に飛び込んできたのは大きなリビングだった、家をってすぐにくつろげるのはとてもありがたい、リビングを右に曲がると部屋が1つありこの部屋は他のどの部屋よりも大きく設計されていて、扉には『ユウスケ』と彫り込まれていた。
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家は3階まであり、1階には俺の名前が彫り込まれた部屋とリリカの名前が彫られた部屋が家をって、リビングを左に曲がったところにあり、2階には空室の部屋が4室あり、3階にも同じような部屋が4室あった、どの部屋も家は揃っていて俺とリリカの部屋に関してはトイレやシャワールームらしきも完備されている。
それから…… 全部紹介しているとキリがないので今回はこのくらいにしておく、また機會があれば紹介しようと思う。
俺とリリカは初めて持つ自宅の広大さに驚きを隠せずに居たが、魔法適を調べるという本來の目的を思い出しリリカに調べてもらうようお願いするとリリカは、7種類の石がった袋を手渡してきた
「じゃあまずこの石に魔力を流して見て!」
適屬を調べるための魔石のようなものを手に取り魔力を流し込んだ
パリィーンッ ︎
赤の魔石は真っ赤にり破裂するように塵になり消えた
「す、すごい……ユウスケは多分火の適屬がズバ抜けて高いのよ……魔石を破壊するなんて見たことない……」
「そうなのか、普通の人がやるとどんなじなんだ?」
「んー、だいたいこんなじよ」
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リリカは青の魔石を手に取り魔力を流し込んだ、すると綺麗な青にり輝いた
「なるほどな、そのの強さが適合というわけか」
「そーゆーこと    じゃ、適魔法もわかったし明日から早速練習する?」
「ん?他の屬はやらなくていいのか?」
「多分他の屬は適ゼロだと思うよ?
火に偏ったタイプだと思う、じゃないと破裂なんて起こらないしね」
「そ、そうなのか」
「一応やっておいても良いけど……」
「一応調べておきたい」
「じゃあ、青の魔石のを手にとってさっきと同じようにして見て──」
パリィーンッ!
青の魔石も赤と同様に塵になった。
「な、なによこれ……」
「どうやら水も使えるみたいだな」
「つ、使えるなんてもんじゃないわよ!」
「まぁそんな、聲を荒げるなよ、せっかくの人が臺無しだぞ?」
「ぅ……ユウくんずるいよ〜……」
リリカは甘えて來るときは俺のことをユウくんと呼ぶ。
特に気にしてはいないが、呼び方が変わる瞬間がいまだに良く分からない。
「なにがだよ、他もやっていいか?」
「うん……」
結局
土、風、雷は水や火と同様に塵になった
「ゆ、ユウくん……私夢でも見てるのかな……?」
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「いや?そんなことないぞ?」
「だ、だってぇ……5屬全ての魔石が破裂だよ?こんなの見たことも聞いたこともないよ!」
「まぁまぁ……じゃ次試してみるか」
屬の魔石を握った瞬間これまでとは違う何かをじたため俺は家から出て外でやることにした
「なんで急に外なの?」
「いや……なんかな……やって見たらわかると思う」
俺は魔力を流し込んだ
魔石は音を立てるよりも早く、天に屆きそうなほどの高さのの柱となりその數秒後に
ドゴォォンッ!
という轟音を上げた、その衝撃波で原っぱが津波のように荒々しく揺れる
「ふぅ、やっぱ外でやって良かったな……」
「な、何よこれェェエーっ ︎⁈」
「いや、俺にもよくわからんが屬魔法は他の魔法より向いているようだ     ついでに闇もここでやってく」
ちょっ──
リリカの発言を遮るように俺は、闇屬の魔石に魔力を流し込んだ
の魔石に魔力を流し込んだ時よりも巨大な黒オーラでできた柱となり、雲を貫き燦燦さんさんと照りつける太が俺たちを照らした
「私があなたに教えることはなにもないわ……」
「いや、適があるだけで何もできないから……」
「いや……あの魔法について説明しとくとね──」
リリカの魔法の説明はとても長かったため出來る限り短くまとめるとこうだ。
・呪文を紡いで魔法陣を作る
・魔法陣に向けて決まった量の魔力を注ぎ込む
・すると、予め呪文によりインプットされた効力をもつ魔法陣が発する
というわけである
これが一般的な魔法の使い方、ただしごく稀に俺のように優れた適をもつ人がいるようで、その人たちは呪文を必要とせず、魔力量を調節したり形狀を変化したりすることが出來るようだ
例えば
前に5メートル進んだ後右へ5メートル進む
という容の魔法陣を呪文で紡ぎ魔力を流し込むと
前に5メートル進みその後右へ急カーブし5メートル進む
という魔法が完する
しかし、適度が高ければそのような魔法陣は必要なく、自分の好きな方へ移させたり、形を変えて見たりできるようだ。
「なるほどな」
「なにか、試して見たら?」
「そうだな、じゃあ火を試してみる」
俺は火屬の魔力を放出した、屬別の魔力を放出するやりかたは魔石に魔力を流し込んだあと覚で分かるようになっている。
俺の放出した火の魔力は、巨大な火の球となりそのあと巨大な炎の龍へと変形させ、曇り空に向かって駆け昇り、家の近くに隣接している湖に直下した
シュッーーッ!!
辺り一面水蒸気に覆われて、湖の水はかなり減っているのが見て取れた
「──・──じゃない……」
「ん?リリカ何か言ったか?」
「ねぇ、今の魔法ってどこかで教えてもらったの?」
「いや、だから俺は魔法については良く分からないし誰にも教えてもらってないって」
「でも、今の魔法の最後に出てきた炎の龍……アレは火屬の最高位魔法 【火炎龍・ジグニール】だよ……?」
「なんか、名前かっこいいな…」
「名前も知らないの……もう貴方は私達とは別世界の人間ね、これから師匠ってよぶね」
まぁ、別世界から來た人間なんですけどね。
呼び方がユウスケから師匠に変わるのか、まぁデレデレするときはどうせユウくんになるんだろうし別にいいか
それにしても
【大魔導士の祝福】もチートだな。
「おう!今日からお前は俺の弟子だ!」
「は、はい!師匠!」
翌朝……
「おはようございす!師匠!」
「おはよーう、やっぱり、好きな時間に起きれる朝はいいよな。」
「師匠そんなことしてたらが鈍ってしまいますよ!」
「大丈夫だって」
「そう!そんなときうってつけなのはこれ!」
「さては君、人の話聞いていないな?」
リリカが俺に渡してきた紙はコロッセオで開かれる闘技會の參加券だった。
「んー、何これ?」
「あ、これも渡しとくね」
リリカから渡された紙にはこう書かれていた
第109回闘技大會
場所 : 國立闘技會場 コロッセオ
參加條件
Aランク以上の冒険者または
経験富で戦闘に長ける者
及び參加費100萬リンを、一括で支払える者
戦闘方法
武の使用は止
素手と魔法のみの使用は許可
勝敗基準
雙方どちらかが敗北を認めた場合
場外になった場合
気絶した場合
雙方どちらかが死亡した場合
賞金
1位  3億リン 
       ガルガンチュア 
2位 1億5千萬リン
       魔剣グラム
3位 5千萬リン
       高位魔道書 (雷)
4〜10位  500萬リン
11〜50位  50萬リン
51〜100位  10萬リン
100位以下   1萬リン
注意事項
本大會において事故や怪我、死亡された場合は國は、一切の責任を負いません。
サラッと、死亡する可能があることを忠告してくるのね。
「これに出ろってこと?」
リリカはウンウンと首を縦に振る
「はぁ……ん?なんだこれ?」
リリカに渡された參加條件と場所等がかかれた紙の下にあった、キャッシュカードくらいのサイズの薄い紙をリリカに見せた
「ちょ、それ返して!」
リリカが慌てて俺の出した紙を取りに來ようとする
が、俺は腕を自分の方へ引き紙に書いてある容を確認した
優勝 スズキ・ユウスケ  『2』
賭金 10,000,000リン
予想配當   
980,960,000 リン
コロッセオ賭博協會    (1日目配布)
なんだこれ……
馬券……?
「なにこれ……」
「ごめんなさい……」
「うん、大丈夫俺も昔こういうの良くやってたから、お前の気持ち良く分かるよ」
そうこの俺は何を隠そう競馬で500萬ほど溶かしてきた男なのだ、そして競馬をしていたからこのリリカの行に対して別に怒ることもなかった。
何故かって?
絶対勝つ馬がいるのに賭けないわけないだろ?
「おい、リリカ」
「は、はいぃっ!?」
「コレ全部ぶち込め」
俺はそう言ってアイテムボックスから10億リン近い金を渡した、因みにリリカが何故1000萬リンもの大金を持っていたかかというと、今回のクエスト報酬でもらった金額をそのまま全部あげたからだ。
「え?」
「全部俺にぶち込め、一稼ぎするとしようか?」
俺がニヤリとリリカに不敵な笑みを見せると、リリカはそれに応えるようにニヤリやと笑みを浮かべ、マジックボックスに約10億リンをれて、俺と共にコロッセオに向かった
「まさか、リリカにギャンブル癖があっただなんてな」
「普段はしないんだよ、でもユウくんなら絶対負けないし、なによりユウくんのこと信じてるから!」
そんな満面の笑みを浮かべるリリカの頭をヨシヨシとで
俺は、コロッセオにり
リリカは付で10億リン出して、全て俺に賭けた
「スズキ・ユウスケ様ですか?」
係員だろうか?20代くらいの若いに後ろから聲をかけられた。
「そうですが?」
「こちらをけ取りください」
2と書かれた木の板をけ取った
「コレなんですか?」
「番號札です、1番から順に2人組ずつ試合をしていただきます ユウスケ様の場合は2番ですので1試合目ですね後15分程で始まりますのでご準備の方よろしくお願いします」
「あぁ……それでリリカの持ってた紙に2って書いてあったのか……」
「はい?」
「いえ、なんでもありません、試合會場はどこですか?先にそちらに行って待っています」
「そうですか、 ではこちらにきてください」
係員のの後をついていくと鉄製の冷たい大きな扉が目の前いっぱいに広がっていた
「時間になったらこの扉が開きますのでここから場してください。
では、私はコレで失禮します。」
「ありがとうございしました」
「レディース アンド ジェントルメーンッ!!」
厚く黒い鋼鉄製の扉越しでも聲が屆いてくるほど大きな聲で會場を盛り上げているのは、司會の男
「この度は、第109回闘技大會にお越しいただき誠にありがとうございます!!!皆様には白熱のエンターテイメントを!お屆けしますッ! 開始まで殘り5分と迫りました、どうか試合開始を見逃さぬよう、その場でお待ちください!
さぁ!ここで毎回恒例の闘技者人気ランキングトップ者の発表でーす!」
軽快なドラムロールが鳴り響き
ドラムロールが終わると同時に司會の男が口を開いてこう言った
「第5位 ︎  過去の最高順位は2位!
ユニット【ジェラルド】のリーダーにしてクラン【アナザー】の副リーダーを務める男ォーッ!
ゲドザロス選手!」
會場が沸くどうやら有名選手のようだ
そしてまたドラムロールが始まり終わる
「第4位 ︎  過去大會優勝は無いものの過去に3大會連続の2位をとった男!
クラン【黒き鷹】のリーダーッ!!
ザンク選手 ︎」
先程よりも會場が沸く
そして再びドラムロールがなりはじめなりおわる。
「第3位 ︎ 過去大會優勝2回!クラン【パワード】のリーダーッ!!
豪腕・オスドロス選手!」
第4位の発表の時よりも明らかに會場のボルテージが上がっているのがわかるほどに熱狂している、豪腕という異名を持つ男だこれくらい沸くのは當然のことか。
そしてまたドラムロールが鳴り、止み発表が始まる
「第2位 ︎  無名のダークホース!
本大會初出場の謎の男!
ユウスケ選手!」
シーン
どうしたんだろうか
厚い鋼鉄の扉は突然防音機能を搭載したとであろうかというくらい靜まり返っていた。
そして、ドラムロールの音がとてもよく聞こえドラムロールがだんだんと靜かになっていく
それと同時にまだ発表されていないのに會場がザワザワザワザワとし始めた
「第1位 ︎ 大會優勝數は驚愕の25回!冒険者ランクはSSSランク!
彼の名前はーッ!
生きる伝説・ラグナガロス選手!」
ウォォッッー!!
分厚い鋼鉄製のドアが震えるほどの熱狂だ
どうやから彼が今回の大會で1番強いようだ。
「さぁっ!皆さまお待たせ致しました ︎ 第1試合の幕開けです!」
ウォッッー!!!
「金より出でるは、今大會出場數20回オーバー! 大ベテラン ダンガ選手 ︎」
會場が沸く
それと同時に俺の隣には係員がやってきて俺の木札を回収してくれた。
「そして、黒き扉より出でるは今大會初出場にして人気選手ランキング第2に躍り出た期待のダークホース!
ユウスケ選手ッ!!!」
うぉッッー!!!
どうやらこの扉の防音機能(仮)は解除されたようだ。
そしてついに第1試合が幕を開ける
読者様からのご指摘があり
一部誤字字の訂正を行いました(´・ω・`)
【書籍化・コミカライズ】誰にも愛されなかった醜穢令嬢が幸せになるまで〜嫁ぎ先は暴虐公爵と聞いていたのですが、実は優しく誠実なお方で気がつくと溺愛されていました〜【二章完】
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8 88世界最強が転生時にさらに強くなったそうです
世界最強と言われた男 鳴神 真 は急な落雷で死んでしまった。だが、真は女神ラフィエルに世界最強の強さを買われ異世界転生という第二の人生を真に與えた。この話は、もともと世界最強の強さを持っていた男が転生時にさらなるチート能力をもらい異世界で自重もせず暴れまくる話です。今回が初めてなので楽しんでもらえるか分かりませんが読んでみてください。 Twitterのアカウントを書いておくので是非登録してください。 @naer_doragon 「クラス転移で俺だけずば抜けチート!?」も連載しています。よければそちらも読んでみてください。
8 131星の降る街
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