《事故死したので異世界行ってきます》第16話 闘技大會②
「 決勝戦……始めッェェッ!!!」
司會の合図と同時にいたのは、魔導王であった。
「【深淵龍・ダークドラグエル】」
「いきなり大技かよっ!?」
慎二の放ったいや、ミネルバの放ったと言った方がかっこいいのでミネルバと言う事にしよう!
ミネルバの放った闇魔法は瞬く間に黒き龍へと変形し
ものすごい勢いで襲いかかってきた
俺無詠唱で【火炎龍・ジグニール】を繰り出し、相殺した。
「「「ウオォォォォオッッ!!!スゲェェェエ!!!」」」
會場は最高位魔法のぶつかり合いをみて大興の様子だ。
「ほう、貴様もしはできるようだな」
「そりゃどうも、褒めてくれたところ悪いがあんた粛清対象だ、死んでくれ。」
「フン、粛清対象か……隨分と余裕じゃないか?
【清水龍・アクアズドラグーン】
   
【輝龍・ブリリアントドラグネス】
【深淵龍・ダークネスドラグエル】」
ミネルバの足元には3つの大きな魔法陣が現れ、3頭の龍が姿を現した。
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それと同時に會場がざわつきちらほらと、ミネルバという聲が聞こえる。
「3か…」
「フハハ!3屬の適屬を持ち尚且つその全ての最高位魔法を使えるのはこの國に2人と居ない!」
アレ?それってつまり…正バレんじゃね?つかもうバレてるよね。
コイツさては…バカ?
「もういいわ」
俺は無詠唱で水、火、土、風、雷、、闇の龍を呼び出した。
その瞬間會場はこれまでにないほどの大歓聲、落雷が落ちたかのかと思うほど大きな大きな歓聲が上がった。
「なっ!?7屬だと… ︎ 全屬使用可能…それが貴様が選んだ【神の恩恵】か」
「あぁ、間違ってはいないとだけ言っておこう」
俺は7頭の龍を一気にミネルバにぶつけた。
「くっ…【ディメンション】」
7頭のの3頭は同屬のミネルバの龍とぶつかり合い相殺され、殘りの4頭のの2頭は次元の狹間消た。
2頭の次元の狹間に飲み込まれた龍は、次元の狹間に飲み込まれず殘っていた2頭の、眼前に次元を割って突如として現れ相殺された。
「はぁはぁ……」
ミネルバは肩で息をしている。
「どうした?まさかMP切なんて言うんじゃねぇだろうな?」
「くっ……連発しすぎたか……だがまだ戦える、水魔法【大流】」
常人がこのレベルの魔法を繰り出せたら一流クラスの魔法をミネルバは繰り出したが今までの魔法を見てきた観客は、全く沸くことがなく靜まり返っていた。
「フン、殘念だなどうやらMP切れは正解だったようだ
さて、俺も魔法名を唱えてみようかな…【火炎龍・ジグニール】」
すると無詠唱と時よりも巨大な炎龍が出てきて、観客からは大きな歓聲が上がった。
「な、なんだそのデカイ龍は…」
「喰らい盡くせ炎龍」
俺の命令通りミネルバの繰り出した魔法【大流】を全て蒸発させ、天に昇りミネルバに向かって口を大きく開けて急降下を始めた。
「【ディメンション】」
口を大きく開けた炎龍は吸い込まれるように次元の裂け目にって行き、俺の真上から現れたそして炎龍は俺を飲み込んだ。
「フハ……フハハハッ!!やった…やったぞ! お前の敗因は俺を甘くみたことだなッ!!!!」
「なにを笑っている?」
會場はざわつき、ミネルバは自分の目を疑っている
「な、なんだその格好は…」
俺は直撃した瞬間炎龍に俺のの一部になれと言う命令を心の中で念じたその結果、竜人の様な姿になった。
「俺の魔法で俺を倒せると思うなよ?」
「くっ…ここまでか…MP切だ…」
「そうか、MP切れかじゃあ、これで終わりだな」
「こうさ… ん、うっ…グハッ…」
俺は降參宣言をさせる前に心臓を炎龍をまとった手で握りつぶした。
ミネルバはその場に崩れ落ちる。
「し、勝負ありッ!!!!
  勝者、大賢人ユウスケッッ!!!」
「だ、大賢人?」
會場からは大賢人コールが鳴り止まない、俺はその聲に応える様に竜人化を1度解除し右手を握り込み天高く突き上げ、7の龍を召喚した。
「「「ウォォォォッッ!!!!」」」
今大會で最も大きな歓聲が上がった瞬間であった。
その聲がイヤホンが斷線した時の様にピタリと聞こえなくなった
「ユウスケ様、この度は超重要人の排除誠に謝します…」
目の前にいたのはイスラフィールだった。
「あ、どうも、また會いましたね」
「早速ですが、ユウスケ様今回の対価なのですが、2つではなく5つでいいですよ。」
「え?なんでですか?」
「彼のステータスに超重要排除対象と書かれてあったでしょう? 実はかなりの害を周りに撒き散らしている人はああいう風に特別指定の様な形を取らせていただいているですよ。それでそちらの転生者を排除された方には3つ授けることが決まっているんです。それで前回の條件と合わせて5つ選んでいただくというわけです」
なるほどな、俺は優勝するついでに副賞でこんな特大サービスをけることができるのか。
悪事を働き転生者に深き謝を。
「わかりましたでは遠慮なく選ばせて頂きます」
とは言っても、これ以上強くなる必要があるのかどうか疑問ではあるが、もらえるものは貰っていくのがセオリーだろう。
俺は3度目の本をまた舐める様に見る
んー、どれがいいかわからないな、もう特にこれといってしいものも見つからないし。
「あの、この封筒ってなんですか?」
「あ、この封筒は新しく追加されたものと所有者が死亡したので、返卻された恩恵のリストです」
「ここから選んでもいいですか?」
「構いませんが?」
俺は封筒を開け一つ一つ厳選した、その結果ちょうど5つほど會得したいものが見つかった。
【王家の】
職業:國王
である時に支配力が増し全ステータスが2倍になる
【真実の眼】
脳に自分を中心とした、地図が浮かび上がり、探したいを認識した場合そのものが、マップ上に赤點で映し出される
また、會話している相手が噓をついているかどうかがわかる
【次元の力】
スキル ディメンション が使えるようになる
【黃昏の】
毎分消費MP500
自の全てのステータスを3倍にする
【覇王の力】
自分のステータスの分だけ威圧を、
任意で周囲に與えることができる
これら5つだ
「これらをお願いできますか?」
「わかりました」
三度繰り返される転生
俺は新たな能力を5つ得て、コロッセオのステージの上で大きな拍手と聲援を浴び続けた。
俺は鳴り止まない聲援と拍手を後に、選手控え室へ向かった。
「ユウスケ様優勝おめでとうございます、優勝者専用ルームはこちらです」
俺の目の前にいたのは木札を渡してきた係員のだった、そのの後をついていき、とても豪華な作りで細かな彫刻が施された金の扉を開け中にった。
「授與式までまだしお待ちください、飲み等はご自由にどうぞ お時間なりましたら呼びに參ります」
「はいわかりました」
「それにしても、豪華すぎるだろ…高級ホテルのスイートルームかよ…」
俺はフカフカのイスに腰をかけ自分のステータスを暇潰しがわりに確認することにした。
聖女が來るから君を愛することはないと言われたのでお飾り王妃に徹していたら、聖女が5歳?なぜか陛下の態度も変わってません?【書籍化&コミカライズ決定】
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