《事故死したので異世界行ってきます》第18話 王宮
「な、なんですか?」
(ほれ、混しておるのじゃよ、次の魔導王を定めるためにの、フフフ…)
(何を、ちゃかしてんだ これ結構面倒くさいんじゃないのか?)
(どうだろうな?妾はこのようなことされたことないのでなんとも言えぬわ)
「私の後ろに乗っていただけるか?本來であれば馬車を用意するのが筋だと思うが今は時間がない、頼む、協力してくれ!」
「わ、わかりました… リリカ先に家に帰っていてくれ!」
「わかった!気をつけてね!」
気をつけてとウィンクしたのは俺ではなく俺を乗せると行った兵士だった、なぜ兵士にウインクをしたのか
それは俺を道中で落とすなど決してあってはならない、もしあったのなら私はあなたを殺します
と言うような脅迫の意味を持ったウィンクだった。
「わ、わかりました、では行きましょう!  ハッァ!」
兵士は勢いよく馬を出し全速力で疾走した
「兵士さん、なんで王宮へ向かっているんですか?」
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「それについては王宮へ著き次第説明させてもらいます!」
「そうですか」
「ハッァ!ハッァ!」
さらに速度を上げる
馬の呼吸する音も荒くなって來た
馬を走らせること僅か數分
「ここが王宮か… 」
「さぁ、私について來てください お前たち、俺の馬を馬小屋にれておいてくれ!」
兵士がそういうと後ろにいた大勢の兵士たちが清々しいほどの大きな返事をする
初めて見る王宮の豪華絢爛な作りに心する暇もなく兵士はサッサと王宮の中へとっていく
「あの!貴方は兵士長か何かですか?」
「えぇ?まぁ、そんなところです!」
「そんなところって…」
「今は私のの上話よりも1分1秒が大切です!」
「そ、そうですか…」
こんな會話をしている時も兵士長の足は止まることはなくむしろ加速している
「ここです!」
兵士長がノックをし室からの返事を待たずして、重厚な重々しい扉を勢いよく開ける
部屋の裝はとても豪華なものだった、高さは10mメートル以上あり、橫幅は人が20人橫に並んでも問題なく歩けるであろう幅広さ、奧行きに関しては100mメートル以上はあろうかというところ、とんでも無く高い天井からは豪華絢爛を極めた、眩いを放つシャンデリアが10mメートル覚でぶら下げらていた、そんな部屋の中央ラインには橫幅5メートルくらいはあろうかという赤い絨毯じゅうたんが、端から端まで引かれていた。
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って1番奧に位置する場所には5段の段差があり、1番上の段差はとても幅広く、縦橫7m程度ほどはあると思われる、さらにその広い段差の中央にはとても大きく持ち運ぶことすら難しいであろうと思わせるほど重々しく黃金に輝く巨大な椅子があった。
「國王!5人目最後の次期魔導王適任者をお連れしました!」
「ご苦労であった」
赤いマントを羽織り、をまとっている服は白を基調として所々に金の刺繍が施された威厳に満ち溢れ、頭には王冠を被っており、如何にも王様というじの威厳のある容姿に渋みのある聲をしたお爺さんが
玉座に座っていた
「これで5人全てが集った様ですので、これより3代目魔導王の選議會を執り行います」
國王の近くに立っていた高貴な雰囲気を漂わせる50代後半の男が口を開いてそういった
「ちょ、ちょっと!兵士長さん!これどういうこと!?」
「私はこれで失禮するので、あとは今話している大臣の話を聞いてくれ!じゃ、またな!」
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「ちょ、おま……」
「どうかされましたかな?」
「い、いえ、何もありません」
なんだこの展開、聞いていないぞ…
「それでは右から順に名前と適屬を宣告し、大水晶石に全魔力を注いでください」
大臣の説明とともに俺のいる場所から1番遠い所に膝立ちで座っていた男が立ち上がりおもむろに大水晶石の前まで歩いていった
「クラムエムと申します適屬は水、土、風です」
「では、魔力を流してください」
「わかりました、 フゥンッー!」
クラムエムが両手を大水晶石につけて魔力を流し込む、すると今までただのガラス玉に見えた大水晶石はまるで、宇宙を閉じ込めたかの様な綺麗なりを放ち始めた。
「ほぅ……これはなかなか…… 下がりなさい、次のもの前へ」
大臣の言葉を待つ前に王が直々に順番を変わる様に命じた
クラムエムは王に向かって、一禮し自分が元いた場所に戻り元どおりの膝立ちの姿勢に戻った。
「ぼ、僕の名前は クトゥラです……
 適屬は、水、風、土、です……」
「魔力を流してください」
大臣が促す
クトゥラも両手を大水晶石つき勢いよく魔力を流し込む、すると緑のオーロラの様なが大水晶石の中には映し出された
「これは……ふむ、そなた年は幾つだ」
「へ?あ、14歳です!」
「ほぉ……14歳でこの魔力量か、末恐ろしい子じゃ……ホッホッホ」
「ありがとうございます…」
「次の者前へ出よ」
「私の名はアルバス 適正魔法は火、雷、土、闇の四屬です」
「では魔力を」
「はい」
アルバスは片手をそっと添えて膨大な魔力を一気に流し込んだ
大水晶石は黒銀のを放ちだだっ広い部屋の隅々までそのを屆けたい
「ほぉぅ! 次期魔導王はそなたじゃ!そなたが次期魔導王になれ!」
「ありがたきお言葉」
「王よ、まだ2人殘っておりますのでそれが終わってからお決めになってください」
「この者を超えられる魔導士などいるのか?」
「それはわかりませんが後の2人たちにもける資格がありますそれを蔑ろにするのは王として如何なものかと……」
「ふむ… すまぬ、アルバス今の発言は無かったことにしてくれ」
「承知しました、では後ほどもう一度私の名前を、呼んで頂けるという事ですね、ハハハ」
アルバスは嫌味ったらしく俺ら4人の方を向き直し嘲笑うかの様にそう言った
大臣のおかげで俺たちにも魔導王になるチャンスが回ってきたが、俺は正直どうでもいい
「では、次の方前へ」
「わ、私は辭退します……」
「よろしいのですか?」
「はい…私は適屬を2つしか持っていませんし魔力量もここにいる中の誰よりも低いのは自覚しておりますので……」
「ですが貴方にもける資格は──」
大臣の聲をかき消す様に國王が言葉を放った
「良いではないか、自らの意思で辭退を表明しているのだから、次の者君はやるのかね?」
國王はあからさまに辭退を唆かす様な聲のトーンで俺に問いかけた
正直俺も、全く興味がないし辭退しても全然構わないと思ったが
アルバスとかいうやつの態度が悪いのと國王の言い回しにし腹が立ったのでける事にした
「けます」
「恥をかいても知らぬぞ? 今ならまだ……」
「國王、彼にはける権利があります、それに彼はけたがっている様だし、ここは靜かに見屆けましょう」
もうこの大臣が國王になればいいのに
俺は大水晶石の前に立ち自分の前と適屬を言った
「俺の名前は、鈴木祐介、ユウスケと呼んで下さい。適屬は全屬です」
一瞬その場が凍りついたかの様に音一つしなくなった直後初めに口を開いたのはアルバスだった
「全屬だと?そんなのハッタリに決まっている」
アルバスのその言葉に続く様に國王も口を開く
「そうじゃぞ?いくら勝ち目がないからといって噓をつくのは良くないことじゃぞ?」
いや噓じゃないしな、無実の人を疑う事の方が良くないと思うけどな
「國王、ユウスケ殿は間違いなく元屬七屬全種を司る魔導士ですよ、私はこの目で七の龍を生み出したのを確認しましたから」
この大臣どうやら闘技大會での俺の戦いを見ていたようだ、と言うことは差し爪この人が俺をここに呼んだ張本人だろう そして、恐らくミネルバが死亡したことを伝えたのもこの大臣だろうなまぁ、死因は真実とは異なる點があるだろうがな
大方、紛爭に大健闘し戦死 とかだろうな
「誠か?」
「えぇ」
「では、ユウスケ殿魔力を流して下さいますかな?」
「はーい」
俺は片手を大水晶石に置いて全魔力の半分ほどを流した、すると大水晶石はこの場にいる俺以外の全ての視覚を眩いで奪い去り、耳をつんざく高音を荒げて々に破裂した
「な、なにが起こってるんだ…」
一番はじめに現狀を目視し把握したのはアルバスだった
「大水晶石が壊れただと…?」
アルバスは疑念と恐怖が混じり合った聲で言葉を発する、そしてアルバスから遅れること30秒後全員の視覚が戻り狀況を把握し、皆同じ顔をして同じ容の意味をそれぞれ違った言い方で表していた。
「ユウスケ殿…先程は無禮なことを言ってしまい申し訳無い…どうか許してほしい」
國王は先程までの態度と打って変わってを売る様な態度をとり俺に一言聲をかけた
「いえいえ、俺は怒っていないので、大丈夫ですよ」
噓ですよ、心の中では『ざまぁw』と見下しておりますよ、國王様。
「如何なさいますか、國王様」
「聞くまでも無かろう?」
「そうですね…」
「次期、魔導王はユウスケ殿に決定する」
大臣とその他その場にいた王宮魔導士らしき人たちが盛大な拍手を俺に送った
「待ってくれよ!魔導王になれと國王様に言われたのは俺のほうが先だろぉ?!」
アルバスは、一人稱が 私 から 俺に変わるほど取りしていた、しかしこれほどまでに歴然とした差があるにもかかわらずどうして食い下がるのだろう、俺はあまりに無謀で稚すぎる言い分が々気に障ったのと、新しく手にれた恩恵【覇気】を使って見たいと言う求があったのでアルバスに対して使う事にした。
覇気の使い方はとっても簡単だ威圧プレッシャーを與えたいと念じるだけ
それだけで覇気は発される
俺は覇気を発させアルバスの方を向いた
俺と目があったアルバスはまるで蛇に睨まれたカエルのようにかなくなってしまい、一歩アルバスの方に近づくとアルバスは、一言も語る事なく失してしまった
俺は覇気を解除して玉座の方を向く
「そ、そなた…いったい何者じゃ…」
あれ、この人も影響食らってる、んん?
大臣の顔も青いぞ?
それに魔導王選議會を辭退した男は泡を吹いて失神している、大臣の周りにいた魔導士たちの數人は気絶してしまいその場に倒れ込んでいるようだ
ちゃんとコントロールできる様になってから使わないと味方を殺しかねないな……
「申し訳ない、そこの失している者に力の差を教えようとしたら誤って、皆様にも影響を與えてしまった」
俺が放ったこの一言でその場は靜まり返り、この場にいる生きとし生けるものは全て平等に圧倒的力の差を知ることになった
頑張って毎日投稿中です!
暇なときに見てくれたら嬉しいです!
じょっぱれアオモリの星 ~「何喋ってらんだがわがんねぇんだよ!」どギルドをぼんだされだ青森出身の魔導士、通訳兼相棒の新米回復術士と一緒ずてツートな無詠唱魔術で最強ば目指す~【角川S文庫より書籍化】
【2022年6月1日 本作が角川スニーカー文庫様より冬頃発売決定です!!】 「オーリン・ジョナゴールド君。悪いんだけど、今日づけでギルドを辭めてほしいの」 「わ――わのどごばまねんだすか!?」 巨大冒険者ギルド『イーストウィンド』の新米お茶汲み冒険者レジーナ・マイルズは、先輩であった中堅魔導士オーリン・ジョナゴールドがクビを言い渡される現場に遭遇する。 原因はオーリンの酷い訛り――何年経っても取れない訛り言葉では他の冒険者と意思疎通が取れず、パーティを危険に曬しかねないとのギルドマスター判斷だった。追放されることとなったオーリンは絶望し、意気消沈してイーストウィンドを出ていく。だがこの突然の追放劇の裏には、美貌のギルドマスター・マティルダの、なにか深い目論見があるようだった。 その後、ギルマス直々にオーリンへの隨行を命じられたレジーナは、クズスキルと言われていた【通訳】のスキルで、王都で唯一オーリンと意思疎通のできる人間となる。追放されたことを恨みに思い、腐って捨て鉢になるオーリンを必死になだめて勵ましているうちに、レジーナたちは同じイーストウィンドに所屬する評判の悪いS級冒険者・ヴァロンに絡まれてしまう。 小競り合いから激昂したヴァロンがレジーナを毆りつけようとした、その瞬間。 「【拒絶(マネ)】――」 オーリンの魔法が発動し、S級冒険者であるヴァロンを圧倒し始める。それは凄まじい研鑽を積んだ大魔導士でなければ扱うことの出來ない絶技・無詠唱魔法だった。何が起こっているの? この人は一體――!? 驚いているレジーナの前で、オーリンの非常識的かつ超人的な魔法が次々と炸裂し始めて――。 「アオモリの星コさなる」と心に決めて仮想世界アオモリから都會に出てきた、ズーズー弁丸出しで何言ってるかわからない田舎者青年魔導士と、クズスキル【通訳】で彼のパートナー兼通訳を務める都會系新米回復術士の、ギルドを追い出されてから始まるノレソレ痛快なみちのく冒険ファンタジー。
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