《事故死したので異世界行ってきます》第25話 闘神

闘神の権利

一つ、闘神の位は國王と同等のものとする 但し戦爭等においては國王よりも高い権限を得る

二つ、 毎月10億リンの給付金の支給

三つ、戦爭で手にれた領土の10%は闘神の所有とする

「おいおいおいおいおい…これはやばくねぇか?」

そりゃ、あの大臣頭下げたりするわけだわ…

しかし今日はんなことがあったな、死んだり、復活したり、闘神になったり…… 今日はもう風呂に浸かって飯食ってゆっくり寢よう、まだ17時過ぎだけど…

俺は服をぎ風呂にり鏡を見ての変化に気づく、右肩にあの紋章がっていた。

「何だこれっ?!」

お湯で必死に洗って見たが全く取れる気配がない、タトゥーのようなじになっている。

「まて、もしかしたら他にも変化があるんじゃねぇか…? ステータス」

鈴木祐介 

種族:人間  職業:闘神  ランク:S

Level :258

HP  189000/189000

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MP 486000/486000

攻   13010

守   12000

知   11900

速   12460

運   12600

スキル

無限の力

レベルとステータスの上限がなくなる

獲得経験値が5倍になる

神の加護 

全てのステータスを大幅にあげる

大魔導士の祝福 

元屬7屬を使用可能になり

常時MPを2倍

心眼 

マッピング、脳に移し出された地図に目的のものがある場所に赤點をつける

対話中の相手が噓をついているかどうかがわかる

黃昏 

毎分消費MP500

全ステータスを2倍する

闘神 ←New!

毎秒消費MP100

全ステータス10倍

魔法

全て使用可能

裝備

無し

ペナルティにより下降されたレベルは

先の戦いにより、完全に元どおりになっている。

いや、むしろ上がっている。

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そして新たなスキル。

闘神、を手にれた、黃昏と併用すればかなりの戦力アップになりそうだ。

を洗いお湯に浸かり、これから何をしようかと考え1日を疲れを癒す。

風呂を上がり自分の部屋に行きベッドで橫になりながら闘神として、又大賢人としてのやるべきことを考える。

「そういや、魔法の階級って無かったよな…?」

そんな、考え事をしているうちに深い眠りについてしまった。

俺がぐっすりと眠っている間に、ヨルダン法國を壊滅させた黒き闘神の噂はカルダド王國全域に広まっていった。

コンコン

靜かな朝にドアをノックする音がたった2回だけ響く

「ふぁ… 誰か來たのかな?」

玄関のドアを開けてみると目の前にはコロッセオの管理人と一臺の馬車が止まっていた。

「おはようございます。朝早くから申し訳ありません」

「おはようございます」

「こちらに20億5萬リンをお持ちしました」

「わざわざありがとうございます」

「いえいえ、なんでもローレル國王から闘神の稱號を與えられた、闘神様ですからこちらから足を運ぶのは當然です。」

ローレル國王…?そう言えば俺あの人の名前聞いてなかったな……

管理人にフルネームを聞くと、ラギナ・ローレルと教えてくれた。

因みにあの大臣の名前も聞いてみると、管理人はすぐさま誰のことか解り、ミルコ・レーシアと即答した。

この世界いや、この國だけかもしれないが庶民には名前だけしかなく、位の高い人には苗字のようなものがつく、例えば騎士のウィルなんかもそうだ。

ただのウィル、それ以外の名前は無い。

「ではこれで失禮します」

管理人は深々と頭を下げて帰っていった。

俺は20億5萬リンをアイテムボックスにしまい込み玉座の間までゲートを使って移した、もちろん闘神のあるべき姿で。

「アレ?」

玉座の間には誰は1人として居なかった

俺は渋々玉座の間をから出て、心眼を使い王のいる場所を探した、俺は王のいる場所まで歩いて向かった、途中すれ違う人は皆足を止めて膝をつきこうべを垂れる。

王のいる部屋の前には2人の威厳に満ちた騎士が來るものを拒むオーラを出して立っている。

しかし、俺が近づくと途端にそのオーラは消えて行き

王がいる部屋の扉をすぐさま開けた。

部屋の裝はし広めではあるものの、金などを多用していて如何にも、と言うじの部屋ではなくどちらかといえば、渋みのある黒いの木を基調にして作られており、照明もなく、とても落ち著いた部屋だ。

しかし、良く見てみると使われている木材は鏡のように部屋にある僅かなを反している。

「おはようラギナ」

「闘神に名前を呼んで貰えるとは栄だな、しっかりと権利の方けとってくれたようで謝する」

普通であれば王を呼び捨てにするなど即刻死罪となってしまう。

「それで今日はどうしたんだ?」

「魔法についての階級を定めたいと思っている」

「階級…? というとどういう事だ?」

「例えば俺が得意とする龍を呼び出す魔法があるだろう? アレは現狀最高位魔法と言われているが最高位という大雑把な階級しかないだろ? 詳しく組み分けするために12階級に魔法を分けると言うのはどうだろう?」

「なるほど、詳しく聞かせてくれ」

第1位階 消費MP1以上

第2位階 消費MP50以上

第3位階 消費MP150以上

第4位階 消費MP500以上

第5位階 消費MP1000以上

第6位階 消費MP1500以上

第7位階 消費MP2000以上

第8位階 消費MP3000以上

第9位階 消費MP4000以上

第10位階 消費MP 5000以上

第11位階 消費MP 8500以上

第12位階 消費MP 10000以上

「ちょっとまて、第5位階の1000MP消費とあるがこれは今の最高位魔法と同じ消費量ではないか?」

「そうだが?」

「では、第6位階の魔法は実在しない魔法ではないのか?」

「いや?実在する」

「なに?では実際に見せてもらおう」

俺とラギナはゲートを使い國の外にでる、普段であれば護衛をつけなければならないが俺がいるためそんな必要はない。

「では、早速第6位階から順に見せてもらおう」

俺は、返答する事なく魔法を放つ

「【マグナ・レ・ラロス】」

ドゴォォッンンンッ!

天から真っ赤な焔が降り注がれる。

ギラギラと燃え盛る炎の柱が草原に直撃し草原を焼き払い大地を抉りとった。

「ほぅ… この破壊力… その呪文どこで覚えたのだ?」

「これか?緒だ」

実は魔力を流して形を変えるのと同時にテキトーに名前をつけているだけだ。

つまりこれは完全なオリジナル魔法。

「じゃ次第7位階やるからな 【アクア・ラル・バロン】」

巨大な水の塊がドーム狀になって俺とラギナと周辺の草原を包み込む。

「この魔法は見たことあるな」

そう、この魔法はアルバスたちに追われて居た時に見せた魔法だ、もちろんこれもオリジナル魔法だが。

「あぁ、この魔法は隔離するにも使えるし自分のを守る事にも使える、ただし次に出す第8位階以上の魔法を食らうと…… 【テンペスト・パロ・マブル】」

俺の人差し指から出た一本の細長い風は大きなドームに風を開け、そのまま指を倒すとその線狀にあった水は真っ二つになり、水のドームは形を崩して消え去った。

「第8位階以上の魔法には耐えきれず壊れてしまう」

「ほぉ…!なるほど!」

納得してもらってる所悪いんだけど、これも全部テキトーにやってるんだよな……

「次は第9位階だな【グランド・ラス・ニルバ】」

地面が隆起し大地を突き破り、巨人をも彷彿させる腕が何本も出てきた。

「なるほど、スケールが違うな…」

「じゃ、次10位階 【魔降雷トルエノ】」

土の腕に巨大な雷が空気を切り裂く音を立てながら直撃する。

すると土の腕は全て消えて無くなりあたりの草原や森は燃え盛り緑は焼き払われた。

「じゃー次は……」

「ちょっとまて、第11位階は何処くらいの規模の魔法なのだ?」

俺が第11位階魔法を繰り出そうとするのを慌ててラギナが止めようとする

「どのくらいってさっきのよりかは大きいとしか答えられないな」

「わかった、もういい第10位階までを正式な階級として付しよう

第11位階以上は神域という風な形で噂程度には付する

まぁ、第5位階が既にもう伝説のようなものなのだがな…」

「わかった、それでいいよろしく頼む」

こうしてカルダド王國には魔法を階級制度が取り組まれた。

第3位階が常人の到達できる最大の階級

第4位階からは天才の領域

第5位階は魔導王の領域

第6位階は伝説の領域

第7位階は神話の領域

第8位階は天界の領域

第9位階は天神の領域

そして第10位階は大賢人の領域、と稱されるようになった。

ゲートでラギナを元居た場所、王室に送り屆けた後俺自宅へゲートで移した。

「それにしてもリリカ遅いな…」

し罪悪はあるもののリリカの位置を心眼で確認すると、脳に映し出されたマップには、ラゴウド國の奴隷闘技場という記された場所に、赤いが弱々しく點滅しているのが見て取れる。

「な、なんだこれ…」

とにかく奴隷闘技場という名前からしてヤバいのは確実だろうと思い、闘神の姿のままラゴウド國を目指した。

【黃昏】【闘神】

2つを併用して全速力でラゴウド國へ向かう。

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