《世界がゲーム仕様になりました》ヘルプさん・・・

「単刀直に聞くけど、あれ何?」

「えーっと、実はオレにもよく分からないんだけど、スキル?になるのかな?」

「要するにステータスに変化があったんだな」

「そゆこと」

「見せてもらっても?」

「良いぞ」

「じゃあ加耶の家に著いてからだな。でも、名前だけは聞いとく」

「『憤怒』だ」

「"七つの大罪"の?」

「イエス」

「・・・分かった」

嫌な響きだな。

効果はともかく、名前とか創作での位置付けから考えると暴走とかしそうだ。

最も、雅人にはストッパーが居るけど。

「そろそろ加耶の家だ」

「了解。2人とも、ありがとう。もう良いよ。こっち來て」

2人を呼んで出來るだけ固まって移する。

夕方5時前とはいえ、秋に差し掛かる季節だから日は落ち始めている。

熊との戦闘場所からはそれなりに離れたから、いつモンスターが現れてもおかしくない。

警戒レベルを上げないとな。

しかし、そんな心配を嘲笑うかのように何事もなく到著した。

いや、良いんだけどさ。良いんだけどね?こう、なんか、うん。分かるだろ?

あまりにもモンスターがない。

やっぱり、おかしいよなぁ。

「あの熊がこの辺のモンスター殲滅したのか?」

「「「ありそうで怖いからやめて」」」

すみません。

加耶の家には、誰もいないみたいだ。

みんなで中にり、とりあえずモンスターの気配が無いことを確認。

荒らされてもいないようだ。

「じゃあ、準備してくるからリビングでゆっくりしてて」

「あ、私手伝うね」

「ありがとう、結

何気ない會話のはずなのに、何故か絵になる景を見せられた気がする。

まあ、何はともあれ雅人と2人きりなのは都合がいい。

・・・変な意味じゃないからな?

「気を取り直して、ステータス」

「ほいよ」

四谷 雅人 魔力量1100

特殊能力

・憤怒(七つの大罪シリーズ)

パッシブスキル

・攻撃力アップ・防力アップ・魔法攻撃威力上昇

アクティブスキル

・大剣・短剣・槍・盾・

魔法・魔

・火魔法・風魔法・強化魔法

ユニークスキル

・憤怒

「特殊能力とユニークスキルは別扱いなんだな」

「らしいな。詳細はオレもまだ見てないんだ」

「詳細って言ってもヘルプだろ?」

「それ以外に確認方法ないだろ」

「まあ、そうだけど」

てな訳で昨日ぶりのヘルプさん、お願いします。

七つの大罪シリーズ『憤怒』

・名前の通り憤怒の罪により獲得。

「「おい!」」

ユニークスキル『憤怒』

・怒りにより理と引き換えに能力、スキルが強化する。ただし、効果の大きさは怒り合に比例する。

・獲得代償としてアクティブスキルを失う。

「「ん?あ!」」

「片手剣と斧が消えてる」

「代償重すぎだろ」

「まあ、使わないから良いけど」

「じゃあ片手剣くれ」

「そういや折れてたな。はいよ」

「サンキュー」

確保。

あれ、続きがある。注意書き?

ユニークスキル『憤怒』

※多分これで合ってると思いますが、まだ何かあるかもしれません。まあ、ヘルプにも分からない事ってあるよね♪

「「・・・・・えぇ」」

ヘルプさん・・・

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