《世界がゲーム仕様になりました》準備完了
・・・あぁ、朝か。今、何時だ?・・・あーうん。起きないとだな。
のろのろと起き上がり、部屋に備え付けてある洗面臺で顔を洗って無理やり目を覚ます。
そういえば、昨日は風呂もらず寢ちゃったんだったな。
著替えようと思って著の著のままな事を思い出し、さっとシャワーを浴びる。
昨日家から持ち出した服を適當に著て部屋から出た。
「あ、おはよう!」
「おはよう、白亜。今日はちゃんと起きたんだな」
部屋を出てすぐに白亜と出會って挨拶ついでに軽めの冗談が口を突いて出た。
その冗談に顔を赤くした後、頬を膨らませて怒りをわにしてきたが、こっちとしてはただ可いだけで和んでしまう。
「悪かった、ごめんって。それより、やけに早いな」
「目が覚めちゃって。黒鉄君こそ早いね」
「俺は、昨日の依頼したやつけ取りに行こうと思って」
「あ、そういえばそうだったね。私も一緒に行っていい?」
「いいよ。じゃあ行くか」
先に朝飯を食べようかとも思ったが、どうせなら集合した時にみんなで食べようと思い直して鍛冶屋に向かった。
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道中、昨日俺が寢てから何かあったかなどを聞いた。
結論から言えば何もなかったが、何故か俺がディスられていた事だけはハッキリしたので雅人と八雲には制裁を與えようと心に決めた。
そうこうやってるうちに鍛冶屋に到著したので、手っ取り早くをけ取り、食堂まで戻った。
戻った頃にはみんな居たので、朝飯を注文して雅人と八雲に制裁と言う名のグーパンをプレゼントした。
割と急にプレゼントを渡した(毆った)から毆られた・・・じゃなくてプレゼントをけ取った本人たちも呆然としている。
もちろん無視して先ほどけ取った裝備を分配した。
さっきまで充実したアイテムボックスを見ていたがために、やけに寂しくじるな。といっても、一昨日よりはかなり充実してるけどな。
あ、ちなみにだが家から持ってきたものは最低限を除いて宿に預けてある。
どこの宿からでも出しれ可能な保管庫はどのランクの部屋にも備え付けてあるので、早速利用している。
ついでにボックスを整理をしてから端末をポケットにしまって分配した裝備がちゃんと端末に屆いているかの確認をしてもらう。
無事に屆いていたらしいので今日からそれを使うよう話しておいた。
それから、今回は俺の獨斷で裝備を整えたが、これから裝備は個人で揃えるようにしようと相談を持ちかけた。
白亜と加耶はどう揃えればいいか分からないからと渋ったが、そこは相談するなり覚えていくなりで対処するという形で承諾してもらった。
狙ってたのか偶然か、話がひと段落したタイミングで注文した朝飯が屆いたので食べ始める。
「なあ」
「なんだ?南雲」
「嫌な予がするからとっとと食って行こうぜ」
「・・・上月さんや、南雲の勘は當たる?外れる?」
「殘念ながら高確率で當たるわね」
「よし、急ぐか」
というわけで急遽慌ただしい朝食に変わりました。
こうなると流石に男どもは早い。3人とも10分もしないうちに食べ終わった。
嫌な予がすると言っていた八雲は、食べ終わるとそそくさと自分の部屋まで準備しに戻って行った。
次に終わったのは上月だ。流石というべきか、八雲にある程度ペースを合わせられるらしい。これが慣れってやつか。
雅人と上月に準備してくるように促して、俺は1人呑気にコーヒーを注文した。
「やっぱり、悠はバカね」
「失禮な」
「ごめん、今回は私もフォロー出來ないかな」
「大丈夫、期待してない」
「酷い!?」
「はいはい、さっさと食べる」
嫌な予がする時は、大抵の場合避けられないことが多い。
とはいえ避けようと足掻くのも無意味というわけではない。
屆いたコーヒーに口をつけながら、2人が食べ終わるのを待って、ほぼ同時にき出せるようにコーヒーを飲み終わった。
ここに戻って來る頃には、何か起きてるだろうな〜。
恐らくこれから起こるだろうことに若干憂鬱になりながら、1つため息をついて立ち上がった。
部屋に戻って、昨日とは比べにならない防をにつけて、きが阻害されないか念にチェックする。
鎖帷子も思ったほど重くないな。これなら全然問題ない。他も多は重くなってるけど、支障はないだろう。
あとはもう実戦で慣れていくしかないだろう。
問題ないと判斷して、最後にコートを羽織って食堂に出た。
まあ予想通り騒がしいよね。
その騒ぎの中心にいる南雲に話しかけた。
「おっす、何があったんだ?」
「面倒な勧だよ。斷ってるのにしつこくて」
「なるほどな。あんたらさ、悪いけど暫く南雲たちは俺のパーティと組むから。せめて今は勘弁してくれないか?」
「お前、黒鉄だな」
「そうだけど?今それは関係ないだろ」
「いや、あるね。また脅してるんだろ」
なるほど、これは確かに嫌なじだ。
まさか俺が言われるとは思ってなかったけどな。
まあこの手の面倒事は來ると分かってたから別にどうという事も無いんだけどね。
「好きに言ってろ。噂を武にしなきゃ同じ土俵に立てない奴に付き合ってやるほど暇じゃないんだ」
「なっ!この・・・」
このスタンスで行くことにした。
噂という土臺のグラグラなを武にして話して來る奴に、わざわざ付き合ってやる必要なんてない。
ちょっと足元つついてやればすぐ転げ落ちるからな。
そう、まさに今みたいに。
「口で勝てないと分かって今度は力づくか?これじゃどっちが脅そうとしてるか分からないな」
「ぐっ・・・くそ!」
またやらかした気がしないでもないが、どうにかなったらしいので良しとするかな。
もう何か、やらかすのが前提になって來てるのがめちゃくちゃヤバい気がするけど気にしたら負けだろう。
「悪い、黒鉄」
「良いよ。途中から標的は俺だったしな。ていうか、またやらかした気がして怖いんだけど」
「今回は、まあ多分、大丈夫だろ」
「・・・説得力って言葉知ってるか?」
「おれの辭書には載ってないな」
「載せとけ」
つまり、捉え方によってはやっぱりやらかしてるってことだよな。
俺に良い印象を持ってるやつなんていないも同然だから、やらかした方向で捉えられるだろう。
まあ、いい。俺の手が屆かない範囲はどうしようもないからな。
一応まだ警戒しながらみんなが來るのを南雲と話しながら待った。
そういえば、雅人のやつ遅いな。何か問題でもあったかな?
なんて思っていたが、杞憂だったらしい。しきにくそうに歩いて來た。
「きにくいか?」
「まあな。裝備に問題があるわけじゃないから、慣れるしかないかな」
「頑張ってくれ」
「おうよ」
雅人の事だ、すぐ慣れるだろう。
しばらく3人で軽く今日これからの相談なんかをしていたら今度は上月が合流した。
やっぱり、どうにも支給された皮製の防類は見栄えも能も悪い。
はずなのに、顔のいい奴が裝備すると何で見栄えが良くなるのか。
あれか?全員が同じ制服の中で顔が良ければ目立つ的な。
違うか、違うな。単に何でも似合ってしまうだけだな。
無駄な事を考えるついでに2人の裝備を見て、雅人と加耶が重なったので、恐らく方向としてはあの2人になるだろう。
問題はヒーラーか。
し今日の方針を変えてみることを検討していたら、白亜と加耶が一緒に來たので全員が揃った。
「揃ったな。さて、行きますか」
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8 91 - 連載中15 章
アイアンクロス
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