《転生して邪神になったのでとりま世界滅ぼします》17話 初めてのダンジョン攻略その一
さて、首を外してあげないとな
「『スキル創作』質分解」
とてとてとリアスに近づく俺...どんどん顔が引き攣る銀髪の彼。
「ヒイイィ!やめてぇぇええええ!!」
首壊すだけなんだけど.....
「ヒィイ!」
目を瞑るリアス
ごめん。俺が悪いっていう要素ほとんどないけどごめん。
とりあえず首にる...スキル発質分解!
首が鎖とともに塵になった。このスキル使い方間違えるとやべぇ...
ついでに狀態異常回復の魔法も掛けておく。
「え?」
キョトンとしたリアスは首が外れたことに気づいて涙をポロポロこぼした。
そしてしばらくして俺の方に気づいた。
「疑ってごめんなさい!そして、ほ、本當にありがとうございます!!」
といいながら彼は土下座した。
「いえいえ...大丈夫ですよ、頭を上げて下さい」
「で、でも!ほ、本當に危ないところをありがとうございました!」
「そんなのお安い用ですって、でもなんで捕まっていたんですか?リアスさんのステータスならあの拐犯にも一人で圧勝出來たと思いますが...」
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まぁ、恐らく麻痺だろうがここはコミュニケーションを優先。
「いえ、タメ口で大丈夫ですよ!リアスって呼んでください!」
いや、あなた一応エルフの國の王様だから敬語にしてるんだけど...しかも質問と答えが噛み合ってないよ!?
「分かった。それでリアスなんで捕まってたの?」
「エルフ界の一番南にあるドラゴニア平原っていう名前によらずドラゴンどころかモンスターすら出ない日當たりの良い平原なので、ちょっと行ってみたら眠くなって、寢てしまい...気づいたら捕まって麻痺薬でも打たれたのか麻痺狀態になってて...」
王様が警護なしで、出かけて無防備で晝寢してるところから特大ハリセンを用意したいな...。
「うん、警護ぐらいつけなよ王様なんだから」
「な、なんで私が王様って!?」
「魔眼系のスキルホルダーだから...」
リアスのステータスのことを話してる時點で気づいて?
「凄いです!私の邪眼でも見えない強力な隠蔽スキルを持っている上にデュエットなんて!」
「デュエットって?」
「知らないんですか?デュエットっていうのは魔眼系のスキルと隠蔽系のスキルを二つとも持っている非常に珍しい人のことを言うんです!」
言えない、この娘に実は邪神でしかも魔眼系のスキルで唯一無二の最強スキル邪王真眼のスキルホルダーです。なんて言えない...
「と、とりあえず俺もエルフ界に行くつもりだったから送っていくよ」
「あ、ありがとうございます...///」
照れてるの可い...
「べ、別にタメ口と呼び捨てでいいよ。私もか、か、かじゅとって呼ぶから!」
俺の名前を噛んだやつ初めて見たぞ...
「お、おうリアス」
「と、ところでか、か、かじゅとはエルフ界に何にか用があるの?」 
噛むなぁあああ!!
「いや、ちょっと人を探してて」
そいえばこの娘魔王の親族ならしいけどどうして魔族じゃないのだろうか?
「あの...か、かずとって本當に魔族なの?」
「一応なんでこうなったかは知らないけど魔族です」
「もしかして....探してるのってレムリアちゃん?」
「やっぱり知り合いなんだな」
「知り合いどころか私はレムリアちゃんの従姉妹」
「親戚なのになんでリアスは魔族じゃないの?」
「私のお母さんは魔王...いや、先代魔王の妹で、お父さんは純のエルフで私はハーフエルフ、正確にはダークエルフだけど」
「ダークエルフってのはエルフと魔族のハーフなのか」
「まぁ、それでもダークエルフが産まれる確率は5割なんだけどね」
へぇ、そりゃあ珍しい訳だわ
かれこれ2時間ほど話しながらエルフ界に向かっていると、なにか窟のようなものを見つけた。
「あっ!あれ私が連れてこられた場所だ!」
「てことはここがエルフ界のドラゴニアダンジョンの5層に繋がっているってことだよな?」
「うん、そうゆことだね、でも私たちは別に悪いことしてないから普通に関所通って...やっぱダメだ」
いやダメなんかい!
「な、なんで?」
するとリアスは涙目になって言った。
「ママに怒られちゃう!!」
ママって...
「そりゃ仕方ないでしょ」
「見捨てないで~!このままだと護衛付けないで出掛けて拐されかけて勝手に界境越えちゃったし、これはもうおに鞭打ち100回ぐらいじゃ済まないよ...」
鬼畜なお母様ですなぁ...おに鞭打ちかぁ...
「今変な想像したでしょ」
気づいたら目の前にリアスの顔があった。
「うわあぁ!?してないしてない!斷じてしておりません!」
「本當?」ジー
の勘って怖すぎ...
「えーと...」
「まぁ...いいよ、そうゆうお年頃なんだからね」
息子のエロ本見つけた時の母親みたいな反応すんのやめてくれ、妙に虛しくなる。
「んで要するに関所通らずにダンジョン通ってエルフ界に戻ろうってことだな?」
「そゆこと!」
「ならお前だけダンジョンから行けばいいだろ?俺はわざわざめんどくさいのやだよ」
「関所の通行料銀貨一枚払わなくて済むんだよ?」
「リアス...お前仮にも王様だろ?犯罪推奨すんなよ...」
「でもかずと一文無しみたいじゃん」
「あ.....」
そもそもの問題で俺は一文無しどころか見たこともないんだった。
『ヘルプGREE』通貨について教えてくれ
A:はい、通貨は全世界共通で銅貨、銀貨、金貨、白金貨、黒金貨、白黒金貨、エメラルド貨、ダイヤモンド貨がありそれぞれ日本円に置き換えると一枚、10円、100円、1000円、1萬円、10萬円、100萬円、1000萬円、1億円になります。
ちなみにマスターの所持金はZEROですね
分かってるわ!!というかさっきから思ってたけど...もしかしてGREEってSなの?
A:Sかどうかはわかりませんがマスターをいじるのはとても楽しいです。
Sじゃねぇかあああ!
なんだかんだで俺とリアスはダンジョンからエルフ界に向かって行くことにして、二人で並んで窟にった。
隣のリアスを見ると凄くわくわくしているのだが....
俺にはとてもじゃないがリアスが王様になんて見えない...
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「ダンジョンキター!!」
初めての俺よりはしゃぎまくっているリアス...エルフ界の未來が重んじられる...
「ここ一応ダンジョンなんだから気をつけろよ...」
「ここはまだ5層だし、私のレベルなら余裕だよ!もちろんかずとも大丈夫だと思うよ!」
「はぁ...こうゆうことを言って死んでいく奴を俺は何度も見ているんだが...」(生前に見たアニメ)
するとリアスは猛スピードで俺に近寄り、背中にしがみついた。
「こ、怖いこと言わないでよ~」
「じ、冗談だからな?」
「ふぅ...よかった」
でも念の為モンスターでも召喚するか...と思ったがふっと頭にダフネちゃんたちが浮かんだ。
ダフネちゃんたちでも呼ぶか...さてと『スキル創作』ゲート!
からの~
「ゲートオープン!」
この時の俺はまだ、このあと壯絶な修羅場になるとは予想してなかった...
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たった今グアムから日本に帰ってきました!
いやぁー日本はさみぃなぁ...
さて今回はダンジョン攻略って言うよりもリアスちゃんとお話回みたいなじになっちゃいました。
まぁいいっか!細かいことは気にしない!
読者「だからフォロワー全然増えねーんだよ!」
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