《転生して邪神になったのでとりま世界滅ぼします》28話 初めてのクエストその二
結局俺は一人で黙々と作業することになったのだが...
「ねぇそこの君!何歳?」
名前より歳かよw合コンより酷いなと思いつつ優しい聲で答える。
「16歳です」
「職業は?」
「つい昨日冒険者になったばかりです(笑)」
「へーでも冒険者になるんだったらもうちょっと早い方がいいんじゃない?」
「いやぁ〜なかなか親が農家継げってうるさくて」
「わかる〜うちも牧場継げ継げうるさかったのよ」
「あはははは本當めんどくさいですよね〜」
「うんうん♪」
うんうん♪じゃねーよ名前聞け!
ちなみに今は作業前で指導者がでっかい方でトイレに行ってる間。
男3人の嫉妬の眼差しがちょっとめんどくさい。
ジョロロロー流す音が聞こえて「ふぅ」とスッキリしたかのようにエルフのおっさんが出てきた。
「それじゃあ斬り方と運搬方法を説明するぞ、男達は俺についてこい、嬢ちゃんたちは待機していてくれ」
とりあえず俺を含め4人は依頼主について行く。
森にってしばらくしたところで針葉樹(恐らく杉)が大量にそびえ立っている場所に著いた。
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「とりあえず俺が斬るのをまずは見てくれ」
そう言うと依頼主は斧をもってやり方を喋りながら実演して見せ、1分ぐらいで1本を切り倒した。
「「「おおー!」」」
と男たちが言うので林業がまったく分からない俺は乗りで一緒に「おおー!」とか言っていた。
「次に運搬だが、木をまずヨイッショっとこのンーッコラセッ!デッカイ荷臺に2〜3本乗せる。
んで2人以上で持っていく分かったな?
んじゃ嬢ちゃんたちの説明行ってくるから頼んだぞ、ちなみに商品にできる木×銀貨5枚でギルド報酬にプラスされるからな」
『おおー!』
とても男達は嬉しそうだ。お互いに「マジか!頑張ろ!」とか言っていた。
正直億萬長者の俺にとっては気にするほどの額でもないのだが乗りで驚いて見せる。
んで持って作業が始まったのだが...
「主君殿はステータスが飛び抜けているので本気でやってしまうと一発かそこいらでの木を全て吹っ飛ばしかねないので手加減してくだせぇ」
「分かった」
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フードの中のドラゴの注意で俺は軽く斧を木に目掛けて振る。
というかものすごく手加減したはずなのだが...
斧が當たった木は吹っ飛ばされて、かなり遠くまで行ってしまい、さらに周りの木が五、六本ぶっ倒れていた。
「「「....はい?」」」
「加減みすったぁー」ボソッ
無理もないだろう、なにせプロでも1分かかって1本倒すのが一杯なのに軽く一振でこの慘事、驚かない奴はかなり強い奴だろう。
だが殘念ながらステータスがMAX越えの人は殘念ながら初級クエストメンバーには誰一人いなかった。
せいぜいLv10程度でとても今まで見た中で最もひ弱な連中だった。
いや、俺が見た連中が結構強かったんだろう。
先に直狀態からした1人の男が俺に質問する。
「お前...冒険者になる前に何やってたの?」
「農業です」
「「「噓つけ!!」」」
まぁ、この言い訳は通用しないと思ってたよなんかいい言い訳ないものだろうか...
A:それなら私の言う通りにしてね、ゴニョニョ
ちょっとGREEさん、タメ口になってますよ...
A:あ〜ぶっちゃけマスターだし、タメ口でいいや!ってなったんでこれからはタメ口にするね〜
格がどんどん悪くなっているような....
A:まっいいじゃないの!可いの子が頭の中で話しかけてくれるんだから
可いかどうかなんてわからないぞ?
A:可いったら可いの!まったくこの鈍マゾ豚野郎!
えぇ....そんなぁ...
A:って言うのがお好みですか?
....良かったああ!!
A:お気にりになったのなら嬉しい限りです。マゾ豚野郎!
そっちの良かったじゃなあああい!!
「お前、もしかして騎士落ちなんじゃないか?」
「....あんまり言わないで下さいね風評的にアレなんで...」
「そ、それは別にいいんだが、騎士は國から生活保障されるのになんでわざわざ?」
「うち凄く貧乏なんですけど、生活保障が適応されるのって俺だけですし、資金援助は止されてますから...それに近年騒ですし...」
へー自分で言ってる癖になんだけど、騎士って安定だけどいろいろめんどくさいんだな
「なるほど...騎士様もいろいろと大変な訳だな...」
「あはははは...」
全然知らないけどね(笑)
結局俺が木を斬りまくってそれを他の男達全員が運ぶ、というような形が自然と出來ていた。
まぁ、なんとか三日間一人だけ浮くってことはないので安心した。
そのまま黙々と作業を続けているといつの間にか擔當の時間が終わったのか
「おーい、お前ら〜そろそろ終了だぞ〜」
『はーい』
と依頼主が來たので麓に降りていく。
「言っちゃダメですよ?ぜっっったい!ダメですよ?」
「お、おう分かったって...」
一応子たちにも言わないようにしっかり釘を刺しとく。
一日目はそのまま解散、俺はすぐにギルドに帰って行って休憩していた。
リアスやダフネちゃんダフネちゃん達は既にクエストで部屋を開けていた。
次の手伝いクエストは午後からでそれまで暇なので、
俺とGREEでいろいろスキルを考えて創って置くことにした。
A:そうだねぇ、マップとセンサーは必須だと思う。
結局GREEの口調は機械的でも、ましてやSMの調教師みたいな口調ではなく、普通のの子みたいな喋り方にしてもらった。
『スキル創作』マップ、センサー、究極水屬耐、究極風屬耐、究極雷屬耐、究極土屬耐、究極木屬耐、究極屬耐、究極闇屬耐、究極苦痛耐、マネーブースト、究極幸運、理耐、究極視力、狀態異常無効、死神の鎌、偽裝
と結局一通り創ってみて、必要になったらまた創ればいいやというじになった。
そろそろ晝飯でも食いに行こうかと思ったその時、ルナが弁當とお茶を置いていてくれたのに気付く。
弁當に挾まってた置き手紙にはこう書いてあった。
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かずとくんへ
まずはクエストお疲れ様。どうだった?最初はめんどくさいけど、討伐系は楽しいから出來るようになるまで頑張ってね。
それで私はこれからちょっと調査したいことがあるからギルドを1週間ぐらい空けるから今日の夕飯からはギルドの向かいのレストランを使うこと。
住み込みについて職員には説明済みだから気にせず夜はああゆうことに勵んでもいいわ♡
既に上の容はリア達に伝えてるからリア達にかずとからの説明は不要
あともしもなにかどうしても急で私に伝えたいことがあったら、頑張って私を探してください。
                      
                                                                   ルナより
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ツッコミどころ満載だなおい...
そんなことを思いつつ冷めた弁當とお茶を飲む、冷めても味しく、とても元気が出た。
休憩後俺はギルドを出て次のクエストに向かう。
帰ってきてみんなぐったりして近くの銭湯に行き、帰ってすぐに寢てしまった。
~2日目~
昨日のローテーション通りに作業が進んでいく、今日も午後のクエストの違い以外はまったく変わらない一日だった。
「ねぇ、かずとって名前的に転生者なんじゃない?」
「よく気づいたね」
「でも、騎士って確か転生者はなれないんじゃ...」
そーなの!?おいおい...俺詰んだチックじゃないっすか?...
A:とりあえずゴニョニョって言っといて下さい
「えーと.....まぁその辺は見た目的に大丈夫だから大丈夫でしょ的な特例で...」
「なるほどねぇ...」
納得はしたが、疑がっているのが表から読み取れた。
~3日目~
そして木こりの手伝いクエスト最終日、今日が終わればこいつらとはさよならまた會う日まで狀態になってしまう、ちょっと寂しい思いがしたがまたどこかで會う機會はいつでもあるだろう。今日はこのあとクエストはない。
今はバイト終了記念に酒場で晝間っから宴會をしている最中だ。
「なぁかずとー他のパーティにってなきゃ俺らのパーティらねーか?」
「すまん、元騎士のメンバーでもうパーティ組んでて...」
とおいをけたものの殘念ながらパーティ掛け持ちは危険だから辭めておこうとGREEが言っていたので、斷っとく。
引き止められると思ったが予想外の返答が來た。
「かずと...お前騎士じゃなかったんだろ?」
「な、なんでそう思うの?」
「実は私のお兄ちゃんは騎士団のうちの一人なのよ、怪しいと思って、『最近家族の援助を理由に騎士を辭めた人っている?』って聞いたら、『騎士をやめようと思う奴なんぞこの國の騎士で誰一人いないし、辭めた奴なんていない、そもそも援助金は騎士が個人的に資金は渡せないが、騎士団議會に話を持っていけばすぐに援助してくれる』って言っていたのよ」
.....ちょっとGREEさん?どうすんのこの狀況?
A:私だって、その娘が騎士の妹なんて知らないわよ!私が知ってるのはこの世界の知識のみで、個人の事は知らないわよ!
そ〜なのかぁああ!!
「噓を付いたのは悪いと思ってる...けど、俺は普通の人じゃない。殘念だけど都合上これしか言えない。
俺とパーティを組むのは危険だ」
そう言った俺をなにか察したのかみんな優しい聲で俺のことを応援してお開きになった。
「そうか...頑張れよ!」
酒は未年で飲んだことはなかったがこの世界では15歳以上は飲酒可能なようだ。
視界がフラフラする。これが酔うってことなんだな...とじながらそのままギルドに戻りすぐに眠る。
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投稿一日遅れてすみませんm(*_ _)mホント最近忙しくて...
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作者「いやぁ、3ヶ月溜まったレポートやらプリントやらの宿題を擔任が『やらないと進級させないぞ!』って言うから必死にやっているところなんですよ(´>∀
読者「お前は馬鹿か!!そして俺の一瞬だけのを返せ!!」
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