《転生して邪神になったのでとりま世界滅ぼします》34話 初めての採集依頼(?)

「目的地まではそこそこ時間がかかる見たいだから眠ってるといいよ嬢ちゃんたち」

『はーい!』

あれから俺たちは全員ランクがDになったので、今クエストに向かっているところだ。今けているクエストは窟に行って『魔水晶』を10個集めるというものだ。この魔水晶は魔石の元になるそうなのでし多めに取っておいて後で実験やらなんやらしてみたいと思う。それよりもまさか討伐クエストがCランクからだとは思わなかった、そのせいで(前回けたクエストの容も含め)ダフネちゃん達はかなりギルドに文句を言っていたのだが、「支部長がいないからなんとも」となんとかツッパネていた。

そして今は窟に向かって馬車に乗っているのだが、馬車の縦者であるおじさんがこの変裝しているとはいえ目ま苦しい限りのたちに微笑みを向けているが、自分に向けている笑顔は全く同じはずなのに妙な威圧をじる以外はとても快適だ。ちなみにリアスも同行しているが、本來ならCランクのクエストをAランクがけてはいけないのだが、別の護衛クエストということで同行している。

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「そいえばリアさすがにそろそろ帰った方がいいのでは?」

「えぇ...」

「そうですよ、しっかりとお仕置きされて來てください」

「ああ、もうお城に帰ってもすっごく怒られるし外堀冷めるまで家出しようかなー」

 

この発言があとで地獄のフラグと化すのは現時點では誰も分からなかった。

◆❖◇◇❖◆

「うわでっか...」

現在かずとたちの目の前には巨大な亀がいた。甲羅や爪は寶石でできていて、が反して見るのも辛いぐらいに輝いている。大きな顎を開けて威嚇をして、ここから自分たちを追い返そうとしているようだ。

《 オノレオロカナヒトドモメ、ムダトワカッテイナガラマダワガカラダノホウセキヲネラウカ!》

『喋った!?』

ドラゴに比べて言葉が悠長だったり、発音が違っていたりして劣ってはいるが相當な力の持ち主だということは分かる。そしてそれに気付いた馬車の運転手が慌てて聲を張り上げる。

「逃げろ嬢ちゃんたち!!喋れるモンスターなんてS級の冒険者パーティでも勝てない奴らばっかなんだぞ!」

名前:キングジュエル・タートル

種類:哺類系モンスター

:土

危険度:SS

レア度:SSS

LvMAX+999

力:MAX+500/MAX+500

攻撃:MAX+300/MAX+300

:測定不能

すばやさ:最大速度,時速30km

使用可能魔法:全魔法可能(土)フラッシュ()

固有スキル:超隠蔽、暗視、究極鉄壁、ジュエルパワー、咆哮、ジュエルキャノン

説明:ジュエルタートルの王、ごく稀に寶石や貴重な金屬が取れる窟に生息している。人間に背中の寶石を求められ、同族を殺されていることから人間を極度に嫌っている。

かずとは邪王真眼こと「眼」のスキルの中で唯一無二の最強スキルでステータスの隅々まで調べながらこの巨大な亀との渉に挑む。

「俺らはただここで『魔水晶』を取りに來ただけなんだ。だからお前の寶石を取ろうなんて思わないから敵対しないでくれ」

《フン!ワラワセルナ!!ニンゲン、カナラズホウセキニメガクラム、ソンナウソデダマセルトオモッタラアマイ!!》

(これはどうしたものかなぁ....)

完全に人間不信である。流石に出會うと逃げるかはたまた背中の寶石を狙ってくるか、そのどちらかで信じられなくなるのも仕方がないことだ。それにかずとはこの亀さんに対して攻撃をしないというのを証明することはできない。仮に裝備を全解除したところで盜まれたり他の魔に襲われたりしたら大慘事だし、そもそも、この亀が裝備を外したら許してくれるとは限らないのだ。しかし、ここまで來て依頼を放棄せざる負えないというのは何としてでも避けたい。結果、平和な解決方法がないなら仕方ないが、キングジュエルタートルとの戦闘をするしか選択肢が殘されていなかった。

「ならば力ずくで通るまでだ」

《オロカナ...ダガオモシロイ、ナラバイソノコトワレヲタオシテイクガヨイ、サキニススマセタトナレバオオノハジ。ナラバイッソココデイサギヨクチッタホウガウツクシイ、モシ、ワレヲタオスコトガデキタラワレノイノチノケッショウヲソナタ二サズケヨウ。ソナタヒトリデがジョウケンダガ》

「ああ、いいぜやってやるよ、俺とお前のタイマン勝負」

「ちょ、ちょっ!?なにやってんだ坊主!?相手は10年に1度しか目撃されないギルド準最高危険指定モンスターだぞ!?早く逃げないと死んじまうぞ!!」

このおじさんの言うことは至極當然のことだ。しかし、この場合は例外だ。何せ俺はチーターの中のチーターだし、最悪ここにはエルフの姿をしているとはいえ最上級魔族『七つの大罪』とこの世界で伝説として記録されている炎の屬龍もいる。なんとかならないはずがない。キングジュエルタートルには失禮だがこの勝負始めから既に勝敗は決したも同然だったのだ。

「リア達はおっちゃん連れてし下がっててくれ」

「....わかったわそうゆうとこの男の義理堅さって謎だけど嫌いじゃないわ」

「頑張ってくださいかずとさん!」

そして直ぐに逃げろと騒いでいるおじさんを連れてリアスたちはその場を離れた。

「さてとアレを試して見ますか....スキル発【死神の鎌デス・サイド】」   

突如右手から黒く禍々しい鎌が現れる。この鎌に実態はなく、魔力の塊なのだがそこに即死の呪いと霊分離の式が組み込まれている。そしてその効果は當たると低確率で即死させることで、確率は殘りの壽命が短い、自分よりレベルが低い、死を恐れてない、重が重く遅いほど確率は上がる。そしてこの條件のほとんどがキングジュエルタートルに當てはまっている。流石に1回で決まるとは思えない上にこの技はいくら邪神と言えど次の【死神の鎌】の発に多なりともタイムラグが生じることは既にここに來る前に実験済みだ。

「それじゃあ、行くぜ!!」

《イザ、ジンジョウニマイル!!》

開戦の合図と共にかずとはキングジュエルタートルの周りをゆっくり回って隙を探している。キングジュエルタートルは隙を見せないように最低限のきしかしていない。そして遂に戦いの火蓋は切られた。最初に攻撃をしたのはキングジュエルタートル、ジュエルキャノンを口から発してかずとを狙う、予備作もなくいきなり普通なら跡形もなく塵になってしまうのだが、かずとはそのチートなスピードにより回避、そして一気に間合いを詰めてそのまま例の鎌で斬りつける。するとそのままキングジュエルタートルが腳から崩れ落ちそのまま瀕死狀態になる。

《マサカ...コレ、ホドトハ...》

即死にすることは出來なかったが當たったことにより、キングジュエルタートルの生命力をごっそり削ったようだ。その後かずとたちが攻撃する意志はないことを伝えると禮にと『神邪石』というと闇が混ざったようなこの世界で最も高価寶石を貰ってそのままギルドに戻ったのだが...。

「あれ?ルナ帰ってたんだ!」

「うん、今帰ってきたんだ」

しかし、その顔は普通の友達との再開というじでもなく、どちらかと言えばこれからなにか凄く言いづらいことを言われそうな雰囲気をじ取ったが、それは結果から言えば當たりで想像以上に最悪の狀況になるのだった。

「ごめんリア!!」

その言葉と共に騎士と思われる人達が沢山ギルド部になだれ込んできた。そしてかずとたちは事態をなんとなく掌握する。こうしてリアス・ベストリアナの穏やかな家出生活は終止符を告げるのであった。

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はいどうも勉強辛すぎて死にそうでございまする_( _´ω`)_ツライム

更新ペース一、二週間でもちょっとキツイかな~なんて狀況ですね。(v_v`)ハァ……。

さて今回ですがやっと語がき出します(笑)

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