「う、わああああ！」

迷宮生活1週間目ついに4分の1、25層に行った。

いや、20層～25層は俺にとって地獄の層だった。そうアンデッドエリア、スケルトンにゴーストにゾンビ、俺の苦手パレードだった。

そう俺はお化けだったりオカルトだったりそういうのが大っ嫌いなんだ！そうあれは小學生の時、遊園地のお化け屋敷に連れていかれ、泣いて泣いて気絶に、しかも家族はどんどん先に行き遊園地の職員に先導させてもらったのはいい、いや最悪の思い出だ！

しかもそれから先はそれで家族からいじられめられ俺はトラウマを引きずることになった。

そして、今の俺はそいつらに追われていた。び聲をあげながら涙で崩れた顔はお見せできるようなものではない。

すると、行き止まりにぶち當たった。絶対絶命？いや好都合だ。

「ふっ、ふふふふはははははっ！おいアンデッドども、こんなんで俺を追い詰めたと思うな！」

アンデッドどもを1ヵ所に集め俺は瞳のをルビーレッドに変える。すると、怒りのあまりに起こった、蒼い炎がこれまでにない殲滅を見せた。普通魔法が効きづらいスケルトンさえ灰一つも殘さなかった。

何分か歩いてみたが、まったく敵と出會わない。やっぱりさっきの炎で全ての敵を殲滅したというわけか。こうなってしまえばただの墓地探索と変わらない。まぁ墓地探索でも俺の場合勇気がいるのだが。1時間でやっと25層のマッピングが終わった。

そして、扉の前に立つ。不意にステータスが気になった。

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アサカワ ユウ Lv.18

HP4600

MP4600

攻撃力4600

防力4600

敏捷4600

魔法攻撃力4600

魔法防力4600

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スキル

エクストラスキル

眼Lv.Max

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うーんどうなのかな。まぁステータスはもう常人離れか。そう思いながら俺は扉を開ける。中にいたのは、

馬に乗った首なし騎士、デュラハンだった。

「ってうわっ！」

すると、デュラハンはいきなり突進してきた。俺は避け目をフロスティブルーに変える。足元から氷が敷かれていく。馬の部分から氷漬けになっていく。

俺は驚いた。氷漬けになっているのにまだけるからだ。なぜだ。なぜける。すると、反応が遅れ突進により頬を掠める。掠めた傷からが流れたが気にならなかった。なぜうまくいかないか分かった。凍気だ。傷がし凍っていた、おそらく魂の冷たさというものだろう。つまり、相手の凍気の方が冷たさを上回っているということだ。

どうするべきか、アンデッドなら弱點はだ！で浄化しよう。なんでこんな単純なことに気づかなかったんだ。

瞳のをイエローにする。能力は。

閃が、ボス部屋を白く照らした。自分もうまく見えない。なんとか目が慣れたころにはデュラハンの鎧だけが落ちていた。

「さて、進むか。」

祟られそうだから早くでよう。俺は急ぎ足で現れた階段を下る。