《異世界転移で無能の俺 ─眼のチートでり上がる─》第15話 聖戦と大罪

「神は、退屈だった。孤獨な神は退屈と孤獨を潤わせるため、この世界リーベルタースを造り出した。

神はその世界にまた神を造り出した。造り出した神達は、後に種族を造り出した。

人間、エルフ、龍、獣、亜人、ドワーフ、霊、魔族

他にも様々な種族を産み出したが、種族間の戦爭や宗教戦爭より、今はこの9種族となった。彼らは、種族で境界線なども造り出し平和に、そう実に平和に生きてきた。

あの時までは……

神にも壽命というものはある。そして、この世界を造り出した神は死んだ。そしたらどうなるか、唯一神の座を巡った戦爭が起きた。神達は造り出した種族、教徒などを利用して戦爭、武、醜く爭いあい多大の被害を生み出した。

俺はそれに反発した。これは間違っている。これで勝っても、唯一神には相応しくない。俺は同じ考えの神達を集め他の神と戦爭した。それが聖戦だ。

俺達は敗北した。俺達の考えに賛同した神がなく、俺達は淘汰された。最後に殘ったのは、俺を含め7柱の神が殘った。俺達は地上に逃れることにした。知ったからだ唯一神になるための鍵を地上に隠したことを。

俺達は地下へと大迷宮を造り出しある結界を造り出した。神の手が干渉しないようにするための結界だ。しかし、宗教とは厄介なものだ、神達はそれを使い教徒に干渉する。

俺達はもう1つ厄介なものを抱えていた。その名は、大罪の呪い。それをけた俺達は自分の名を忘れてしまった。殘ったのは記憶とお前は墮天使と言ったが悪魔の名、大罪の二つ名だった。

俺はルシファーの名と傲慢の二つ名を與えられた。ぴったり7つだからな、丁度いいと思ったんだろう。またこの呪いは神に効く呪いで、いつか必ず死ぬ。俺も死ぬ覚はあるんだ。

やがて聖戦は正義の神と悪魔の戦いとして世界に伝わった。

たく、どっちが悪だよ。」

「正義も悪もないよ。戦爭はそれを混ぜ込んだものだから。」

「そうだな。」

ルシファーは溜め息をつき、また俺の方を見る。俺は1つ疑問を持っていた。俺は正直に訊く。

「なぜそれを言った?」

「ここからが本題なんだ。お前、俺と契約をしないか?」

契約?元の世界ではおそらく聞くことはない言葉が俺の耳にった。

「契約とはどういうことだ?」

「お前が俺の主になるということだ。もちろん、お前に強要するつもりはない。」

説明されても、理解できない。主になってほしいから聖戦の真実を話したのは分かる。しかし、なぜ主になってほしい?俺がルシファーの主になってメリットがあるのだろうか?

「どうしてなってほしい?」

「1つは呪いを消すため、呪いは主に移ることになるが、神に効く呪いであり、人には効かない。

もう1つは、お前の力は俺、いや神にとっても未知數だ。神に対抗する力を持っていると思ったからだ。」

「なるほど分かった。別にいいぜ、なっても。」

「ありがとう、では契約をしよう。」

すると、ルシファーは魔方陣を発生させ、指を切った、流れたを魔方陣に垂らす。

「次はお前の番だ。」

俺も指を切り、を垂らす。すると、力が溢れるような気がした。俺はステータスを開いた。

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