《種族ガチャ》デスゲーム④

第2のボスの部屋を探している途中で自分達の1番求めていた、葉っても見ない報のった通知が俺一人……………に屆いた。

〈遊矢、このゲームの設定の改善は終わったぞ!あとはお前達が自力で第3のボスを倒すことでデスゲームはクリアとなるらしい。

ただ、3回制限は消えてないから。くれぐれも死ぬなよ。

今お前の周りに俺も浴理沙も母さんも全員いるから頑張れ!

この事は周りに広めないでくれ、

最後に俺からのサポートだ、ユニークスキルのひとつを一時的に発できるものだ。使えるのはこのデスゲーム中だけだが、これさえあれば出來るだろう。ボスは既に強化されているみたいだ。気おつけろよ。〉

その通知を見て俺は驚きを何一つ隠せなかった。何故俺にゲームをしてない親父からメッセージが來る?それにユニークスキルのひとつを解放?最後に姉さんとババアがいる!何故だ!あの二人はここ新星に來てから、別の都市に行ったんじゃなかったのか?まあいいだけなら信用出來るだろうから言っていいよな。

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、今ちょっといいか?急の事だ]

[なんだ?次のボスが分かったとかか?]

[お前らのβ版の時は何が出たんだ?]

[えっと、アイスゴーレムだったっけか?]

[それの強化された敵だと、どの辺だ?]

[フロストゴーレムにGFG當たりだな]

なんだGFGとは?G…ギャラクシー、F…ファイト、G…ゴーレムとか?ギャラクシーファイトって何WW

[ちなみにギガントフロストゴーレムの略稱だからな、くれぐれもギャラクシーとかファイトとかは考えるなよ。バカっぽく見えるから]

[………]

何だろう、めちゃくちゃ顔が熱い。熱い熱い熱い!の顔をろくに見れないじゃないか。いや、キット気のせいに違いない。だからとりあえず1回毆っとく!

[うおっ!なんだよ急に、無言で毆りかかんな。]

[トーリーアーエーズッ!今回のボスもそこら辺の奴が出るから最初に行って死んでこい]

そんな2人のリア充の様な會話をしている、遊矢とを男子は嫉妬子は好機の目で見ていた。

ボス部屋捜索開始から5時間後、無事発見出來た。その部屋の扉は白くくすんだエメラルドの幻想的な扉だった。その部屋の扉を見て間違いなくアイスまたは、フロスト系のボスだと確信した。ただ今回は第1のボスと違い自分プラスお姉さんパーティーは前衛として參加することになった。

自分はお姉さん達リクエストで人族=聖での參加になった。

各パーティーの準備が整ったと同時に、扉が禍々しい気配と音を立てながらゆっくりと開いて行く。

「第1陣突撃ー!」

「「「うおぉぉぉぉ!」」」

ついにデスゲーム始まって初のボス戦の幕が上がった。

ただボス戦が終わるまで第1陣だけでなく他の陣の見ながら、地獄を見た。

ボス部屋にり姿を現したのは、中型の山と変わらない大きさの亀ーーが佇んでいた。

ただただ大きく、それでいて魔法の威力は計り知れなかった。南極の山を背中に背負った。ふたつの頭の亀、急所どころか、ダメージがっているかすら分からない。獄殺と大自然の怒りの塊と表すのが、最適としか思えないボスに前線組は頭を抱え悩んでいた。

「おかえりー」

死んでホームに戻り、俺とは2人して機に項垂れた。

「こんなの聞いてないぞ。β版の時は予定としかされていなかった、サブクエストのボスとか、しかも強さが半端ないわ!」

「どうしたの、ボス討伐に行ったんでしょ?収穫は何かありましたか?」

「収穫も何も、って即効魔法一撃で死んだんだぞ!話になるかよ」

ボス部屋にった一陣は、通稱=極冷のツインタートルと言う大規模ギルド適正討伐クエストのボスを見て唖然と立ち盡くしていた。

きが鈍いと思い、あるパーティーが突っ込んだ瞬間。パーティーが丸ごと氷の彫刻になってしまった。

ボスにはHPゲージがあり、強さによってゲージの量が変わる。このボスは8ゲージありファイヤーストームは5ゲージと言うように、馬鹿げた強さを所持している。

ひとつのゲージを飛ばすだけでも、相當な努力が必要だ。敵によっては、第1段階から第2段階に移行する敵もいたりする。

「せめて、誰か1人だけでもクリアできれば第3の街に転移出來るのに…」

「ちょっと俺行ってくる、先に寢ててくれ」

そう言い1人で外に出た。ただ誰一人として止める者はいなかった。止めれる者はいなかった、目のを変え殺気立ったその姿に一言も言えるものはいなかった。

そして次の日の明け方、再編された攻略チームが順次する中1人のプレイヤーが報告にった。

「第3の街に転移ゲートが繋がったぞ、誰一人犠牲が出ずに突破出來るぞ!」

「「「「うおー!」」」」

その完の中、1人したを俯き歯を食いしばる。大切な人が死地に向かって突き進むのを、ただひたすら眺める子しかできなかった自分に苛立ち哀れんだ。

そして誰にも聞こえないような聲で

「ごめんユーこんな俺が親友なんかで」

と。だがのパーティーは聞いていた、いや、聞こえてしまった。の心の嘆きを………

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