俺は今片道半日もかかる場所に向かっている…

この夏久しぶりに、従兄弟の遊矢が來ることになった。何しろ姉と母は海外へ行き、父親は仕事でいっぱいいっぱいらしいそこで出たのがうち母小泉子こいずみようこの「暇ならうちに來たら？」と言う発言から遊矢がうちに來ることになった。

遊矢もこの前の事件に巻き込まれたらしいから、見た目が変わってたりするだろう。覚悟はある！

ピンッポーン

「はいはーい、いまでまーす」

私小泉芳乃こいずみよしのはこの日、世界1可いものを目にした。

「久しぶり、芳姉」

鈴のなるような聲に、日暮れの夕日にたなびくとても綺麗な髪。のバランスはおかしいはずなのに、見栄えはどこもおかしいところの無い型。とても庇護をう顔、気づいた時にはスマホで寫真を撮っていた。

「うっ！？どうしたの？それより…ふぁー、眠い」

ここに來るまでに相當疲れたのか、つぶらな瞳をゴシゴシりながら。うつらうつらと、を揺らしている。

「取り敢えず、風呂にだけってねな」

「おう、そうする」

(ここまで変化してるとは！これは友を呼んでお泊まり會決定なのだ)

いつも芳乃は遊矢に昔から好かれていたため、裝させても対して暴れたりはしなかった。それならば今回は様々なことが出來るかも…

と悪いことを考える芳乃だった。

遊矢視點

俺は気づいた時、湯槽の中で子さんの足の間で寢ていた。最初は何が起きているかわからずそのままでいたが、脳が覚醒すると同時にが熱を帯びていく。

だがこうとした時肩を摑まれそのまま、また湯槽に付けられた。

「ちょっ！子ねーちゃん、なんで一緒にってんの？」

「ん？それはね、遊矢くんが一緒にろうってってきたからよ。(噓だけど)」

子ねーちゃんの言葉を聞いて俺は絶句した。

(俺が…自分で…子ねーちゃんをった、だと？)

あまりの事に脳が追いつきそうになかった。

そんな風呂を上がり夕食まで寢ることにした。部屋は芳乃姉の部屋に隣接する、隣の部屋を借りることになった。キャリアケースから結構ゆるゆるの寢間著を出す。

晝間はになったとの事でブラをつけられキツかったから、夜ぐらいはつけなくてもいいよねと思いその寢間著でベットINして眠りについた。

隣がうるさくて目が覚めたため、隣の部屋を見に行った…

芳乃視點

ガラガラと音を立てながら、扉が開いてゆく。そこから出てきたのは勿論、隣で寢ていた遊矢だった。

「芳乃姉、うるさい～」

遊矢の登場により、芳乃とお泊まりに來た4人が遊矢を見て一瞬固まる。ダボダボの服に目をりながら、ウトウトとをかす遊矢の姿に脳が1時停止した。

芳乃達が固まっている間に遊矢は、テクテクと歩いて胡座をかいている芳乃の腳に座った。そのままウトウトと眠りにっていった。

そんな眠りについた遊矢を見て、泊まりに來た4人が一斉に寫真を取り出した。芳乃はと言うと、目の前にある銀髪を無意識に編んでいく。

「この子いいな～、うちにも抱かせてや～」

泊まりに來た、坂井瑠奈さかいるなが近寄ってくる。

「ダメよ、この可い生きは私のものよ！それにこのらかいおが気持ち良すぎて、かす気になれないの！」

斷言したあと、寢間著のあいだから真っ白なをゆっくりとる。すると、ピクピクとがいてとても可い。

そんな私の行を見て、他の人たちも遊矢のをさすり始めた。とてもキメの細かいくハリもありとても白い、誰もが辭められずにり続ける。

「んっ、んんぅ」

あまりにも大勢でさすり続けてしまったため、遊矢が目を覚ましてしまった。

が、やはり寢ぼけていたらしく。私の目の前にいた、柳瀬琴やなせみことへと思いっきり抱きついていった。

抱きつかれた琴は、百合が混じっているため目がハートマークの様に見えなくもないくらいに遊矢を見つめている。

「凄いです！この子がとても軽いのに、おがとてもおっきいです。Fカップ位はあるのではないでしょうか、このマシュマロおは…」

と、最後の言葉を殘し後へと倒れてノックダウンしてしまった。琴から遊矢を奪い取り腳の中に収める、くるしくてたまらないため頭をでていたらいつの間にかみんな寢てしまった。

朝誰よりも早く起きた私は腕がなにかに引っ張られん覚がある。自分の腕を見ると、袖を口にくわえハムハムと遊矢が甘噛みをしていた。それからビデオを5分ほど撮っていると、遊矢が起きてきた。

「ん～、芳乃姉おはよう」

(んー、可い。前は見た目がの子に似てたけど、今は完全にの子になってこんな可くなるなんてずるいな)

遊矢が1階に降りていったあと、殘っていた4人が目を覚ました。まあ、なんと朝起きてすぐ遊矢がこの場にいないことで絶的な顔を見せる、なんと忙しい人達なのだろ。

そんな事を考え、みんなと一緒に１階のリビングへと向った…