《種族ガチャ》泊まりに行こう!⑤
「ちょっと君、俺らと遊ばない?」
「いや俺らと遊ぶんだぞ、遅れた奴はどっか行け」
「はー?ふざけんな、ただチャラチャラしただけのような奴らが何言ってるんだよ」
(すまん何故俺の周りで喧嘩を始めるんだ?)
遊矢は無事ゲームブースに著いたのだが、人気だったらしく20分くらい待っていると。最初は前の人から聲を掛けられ、次に後ろから聲を掛けられた。
周りに迷だからやめろと言ったら「なら俺らと遊びに行こうぜ!」と答えになってない様なことを、返された。取り敢えず宥めよう。
「ちょっと、やめませんか?そんなに遊びたいなら2グループで遊んではいかがですか?」
と、遊矢らしい場の空気が読めてない質問を投げかけた。早く終わってほしいと思っている時、何とも嬉しい救いが來たのだ。
「次の人、ってください」
「えっ!マジかクソっなんてタイミングで來るんだよ、終わったら遊ぼうね」
「よし、邪魔な奴も消えた事なし、どっか行こうぜ々奢るよ!」
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前の人がいなくなったことで、後ろの人にわれた。自分は遊びたかったので、ここに殘ると言おうとしたら。腕を摑まれ強引に引っ張られる。
「ちょっとやめろ、引っ張るな!離せ」
どんなに振りほどこうとしても、相手が大學生なだけあって全く離さない。流石に恐怖をじ始めた、いつも強気な遊矢だがいざとゆう時は恐怖で足が竦んでしまう。
「ほらっ早く歩いて、これからんなところ回るから。LETS   GO   SHOP!」
「やめて…離して…もう離してよ、もう辭めて…」
「次の方、中へどうぞ」
今にも強引に連れていかれそうになったところで、ここのブースの係員さんが男から離してくれた。突然の事に反応出來ず、係員さんに抱きつくような形で中へと連れていってもらった。
「大丈夫ですか?あとしで前の人が終わりますので、ここでゆっくり休んでください。あっ!あとこれも」
と、ハンカチを渡して奧の方へとっていった。係員は遊矢が男達に絡まれ、戸っていたためしでも早く男達を引き剝がそうと、前の人はとても早く中へとれて後ろの遊矢から離し遊矢も早く男から離していた。
その事に気づいた遊矢は、そこまで気遣える係員のイケメン男子にときめいていた。自分もあんな人間にりたいと『も』思った。
「ある程度落ち著きましたか?あの男達もこの大學の生徒だけど、この大學に悪いイメージは持たないでもらえると嬉しいな。」
係員の男はそう、優しそうな笑を浮べて話してくれる。この大學は真面目な人が多い分それに反発する様なこと人が數ではあるが、その分タチが悪いらしい。
「そうなんですね!あんな人ばかりだったらなんて思うと、従姉妹が可哀想だななんて」
「大丈夫ですよ。それより始めますか、それではまずこちらえどうぞ」
係員の指示に従って、小部屋へ行き注意事項を聞く。
今日1日にサラシとブラジャーをキツめにつけていたため、流石に外したくなった。元男子だったからなんの疑問もなく、係員の前でそれらを外したら「ちょっと待ってください!」と言いながら足早に部屋を出ていった。
再度用意が出來たため係員を呼ぶ、ってきた係員は目を見開いて俺のをガン見している。
(一様ブラジャーは紐を緩めて付けているから、ポロリはないと思うんだけどな?)
「あっ!す、すみません。決していやらしい目で見ていた訳では無いのですが、とてもスタイルがいいんですね。って、そんな事じゃない。ではこれにアカウントをれてください。」
「はい、わかりました。では『alpha77』」
久しぶりに開く自分のアカウント、今までゲームでも現実でも。二人稱で自分の姿を見てなかった遊矢は、自分の姿を見て唖然とする。
腰の辺りまである長くき通るように綺麗な銀髪、は真っ白で顔は小さく顔だがそれでも大人びた顔つき。相変わらずの低長に大きな、そうとても大きなをしているのに、バランスのとれたスタイルをしている。
そんなの子が始まりの街で買った、キツキツのTシャツと一部丈のとても際どいホットパンツを履いている。
遊矢は、畫面を見た後自分を確認。そしてまた畫面と自分を互に見比べる、俺ってこんなの子なのか?と呟きそうにもなる。
(今度からもうちょっと服裝をちゃんと選ぼう、どうせだから今度買いにでも行くか)
々な設定も終わってやっとゲームができるようになった。
ゲームがそこまでは好きとは言えなかった遊矢が、今では一つではあるかがとてもハマっているのだ。前の遊矢からは想像もできなかっただろう。
アーカイブオンラインのキャラではあるが、ゲーム設定は、だいたい格闘ゲームにるらしい。
戦った結果、手加減してもらっても0勝10敗という結果になった。ではなく覚的にかさないとと言われ、口に出してかしたが技が當たらなかった。
「すみません、この格闘ゲームって誰が作ったんですか?」
親がこの仕事関連だという事をこの前知った為、ちょっと興味が湧いた遊矢はつい聞いてしまった。
「す、すみません。余りこういうのは言わない方がいいですよね」
「いいえ、大丈夫ですよ。これのプログラムを作ったのは私です、アイデアは同じサークルの人達ですが」
(ここまで凄いものが作れるなら將來有名になりそうだな、そうだ!親父もなんか言ってたな「有な人材がしい」とか何とか。聞いた方が早いな…)
「ちょっとすみません、電話に出てもらえませんか?」
「ええ、大丈夫ですけど…」
〈今変わりました、恒星研究調査専門大學のゲーム作サークルの部長をしています。神崎と申します〉
〈おぉ、君か!君の近くにいる銀髪の子の親でゲーム會社『clock  memory』の総本部社長の蘆汝司だ〉
〈………ええええぇぇ!?〉
二人の會話が始まると共に、遊矢は格闘ゲームを始めた。
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