手の中に握られていたのは、プラチナのクリスタルだった。キャラクター表示には

name未定

種族  不死鳥

説明

不死鳥カロレイネの獣。親カロレイネと同屬の炎系のスキルを使用可能。獣だけれど親カロレイネを必要とせず、主に敬を向ける。生死をさまよう幻鳥のため、時間指定の蘇生を使用可能とする。

流石と言うべきか、上から2番目のランクで不死鳥って何ふざけてるの？しかもほかの屬のものもいるのかよ、火の鳥だけかと思ってたわ。

街中でも使えるから、フライと言うスキルを使いたくなって自分の前に召喚する。

羽は燃える様にたなびいていて、威厳の中にくるしさのある。遊矢の1.5倍ほどの大きさのある、炎の鳥がこちらに頭をり付けながら立っている。

周りからは、「何あれ！」「で、デカすぎる」「あれって高ランクの幻獣？」「首のところにクリスタルがあるだろ！」「噓だろ、プラチナだぞ！」

周りは幻獣の方に目が言っているが、使役しているのが目の前の狼だとは誰も思わないだろう。

変換を使い、懐かしのTシャツとホットパンツにを包み幻獣に名前を付ける。

「ん〜？見た目からするとフェニックスとかしたいけど、被りそうだから…そうだ！」

いい名前を思いついた遊矢は、幻獣の頭を優しくでて名前を付ける。

「お前の名前は『プロメテウス』だ！」

幻獣改めてプロメテウスは、遊矢に顔をり付けたあと。顔を上げとても生き生きとした遠吠えをあげた、その姿が幻想的だったため周りの々な人が銀髪のと炎の幻鳥をスクリーンに収めていた。

名前をつけ終わったと同時に、が顔を出した。そしての隣には雷を纏う1匹の狐がいた。

「ようユーヤやっぱりこの人集りの原因はお前だったか」

「おぉ、つーか遅せぇよ。」

「悪い悪い！こいつの名前決めんので悩んでた」

「ほぉう、それが遅れた原因か。15分も…それでランクと種族は？」

「えっと？ランクが黒で種族がライトニングフォックスだ、名前はイナズマだ」

「へー、イナズマって言うんだ。よろしくな、イナズマ」

俺がイナズマの名前を呼ぶと、イナズマは行き良いよく飛びついてきた。そしてとてもじゃれてくる、ほっぺたも舐められた。一瞬犬かと思ってしまった。

「あはははは、イナズマは俺に懐いてるみたいだな」

「そう、見たいだな」

は、見るからにガックリと項垂れた。

「あはっ、冗談だって。それより前居た二匹も召喚できるぜ」

「二匹？どんな奴らだっけ？」

に聞かれ、殘りの2匹。パティシエとフレアを召喚する。はあーねと納得しているが、周りの人達はあまりの驚きに聲も出ない様子だった。

それもそうだろう、再サービス初日に虹二匹にプラチナ1匹を所有しているプレイヤーが居るんだから。

プロメテウスは、フレアに頭を下げ。パティシエは、イナズマと一緒に遊矢にじゃれつく。

「そうだ！俺ホームあるから追加しとけよ、それじゃー初期クエストでもしに行きますか」

「そうだな」

俺等はその後々なクエストをクリアして、ログアウトした。

キャラ紹介

蘆汝浴理沙ありさ

この星に來て4年前に遠くの街に行った遊矢の5歳上の姉、とても人気のあるモデルをしていて知らない人が居ないほどだ。とてつもないブラコンだったが、今はシスコンに変わった。

蘆汝アリス

遊矢の母親、浴理沙と一緒に遠くの街に行っている。結構なコンピューターオタク、父親の司とは地球にいた時に高校から付き合っていた績優秀者。

小泉芳乃こいずみよしの

大學ではとてもモテているが、家庭的なことが何一つできない。學校でのあだ名は『流行の先を行く』と言われている。遊矢の3歳上。

小泉子おいずみようこ

父親司の妹。1日100回の腹筋背筋をしている。浴理沙の型を整えるためのマネージャー、請け負っていることから。生徒がとても多い、人気のマネージャー。

坂井瑠奈さかいるな

可いものには目がない、趣味に生きる人。芳乃と同じ流行を先取りする、先行者周りには男共に集まってくる。相談役としての馴染みが大きい。

柳瀬琴やなせみこと

芳野のクラスメイト、世間一般で言うレズと言う部類の人間。大學では『百合の魔』と呼ばれている、と付けられるだけのしさ故。自分より綺麗な者などに目がない。

神崎亮司かんざきりょうじ

遊矢を輩から助けてくれたゲームサークルの部長、大學では『ＮＯパートナー』と言われるほど彼いた歴のないイケメン。遊矢の印象は、優しい人。