《異世界は現実だ!》歩いて街なのだ!

第一章

第4話

確かに死ぬという選択もあったが、

「こんな何にもないところで死にたくない!だってここで死んだら乾涸びて骨になって砂に埋もれて地中の分解者に養分として分解され砂漠の砂と同化するんだろ?僕は一人で砂漠の砂になるためにあんな苦しい思いをしてきたわけじゃない!確かにここで死んだ先人もいるのかもよ?でも今この場で一人で死ぬなんて嫌!」

心の中で大きくんだ。俺のプライドが許さなかった。

そして歩き始めた。當然マップという畫面はあった。

開いて見たら何にも書いてない。意味ない。

歩いて歩いてもひたすら砂漠。も乾くし、腹もへる。でも水はないし食べものもない。これ一種の拷問だ。

そして何時間か歩いた時僕はあることに気づいた。

「あれ?太あの位置から全然いてなくない?」

もうかれこれ五時間以上は歩き続けた(もちろんしずつ休んだが)のに不思議なことだ。まあ異世界ならそういうこともあるのか。そんなことを思い続けながら歩き続ける。

そして砂漠を歩き続けること約二日間(時計とかないし太もずっと定位置なので予測だが)小さな街が見えてきた。僕にとって砂漠から見えた街は天國のようだった。

僕は半分ミイラ狀態になりながら街に向かった。

ああそういえば砂漠にはサボテンのようなものがあった。棘を取ると中からみずみずしい果実が出てくる。水を多く含んでいたからそれを時々見つけては食べていた。そうでなければとっくの昔に野垂れ死んでいただろう。

そしてサボテンを一つ目食べた時、稱號に「サボテンハンター」が追加された。プラスして図鑑の植という場所にサボテンが追加され説明もついた。食べて良いものらしく安心したのは言うまでもない。

街に著くなり検問所のような場所があった。

そこには一人の兵士が立っていた。その兵士は長は僕より大きく、ガタイもそれなりにいい。剣を腰に攜え鎧を著ていた。

分証明書を見せ、國料銅貨10枚払え。」

「えっ?なにそれ?分証明書……?……それに金も払うの?」

「はぁ。貴様、分証明書もなく、金も持ってらんのか?」

「……はい。」

「それではこの街にはれんぞ!」

「あ、えっと……すみません。砂漠で盜賊に全て奪われてしまって……」

「うーむ。それなら仕方あるまい。金の代わりに働け。そして分証明書は発行してもらえ!発行は銀貨一枚が必要だが、金も取られたのなら仕方ない。俺のこの銀貨で作ってもらってこい!」

「ありがとうございます。」

「ただしこの金は貸しだ。分証明書がないと労働もできないからな。この分はしっかり働いて返してもらうぞ!だから発行したら俺のところに戻ってきてしっかり働け!銀貨一枚と銅貨十枚なら十五時間働けば行くはずだ。もし三日以に戻ってこなかった場合、犯罪者として掲示される。わかったな?」

「十五時間!?……わ、わかりました。」

なんか國から面倒なことになったぞ?疲れてる上に十五時間労働とは……。

気疲れてしまったが、まずは分証明書を発行してもらうため発行所へと向かった。

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