第一章

第7話

僕はかなり軽いを起こしてベッドから出た。そして扉を開けると何人かの兵士がいて、その中に検問所の兵士が座っていた。鎧と剣は外してだが。

「よう！起きたか？だいぶ疲れてたようだなぁ？いきなり倒れるからびっくりしたんだぜ！」

「すみません。倒れた挙句、部屋まで貸してもらって。」

「ほんとだな〜。まさか三日も眠りこけるとはな〜。ワッハッハ！」

検問所の兵士とその近くにいた三人の兵士が大きな聲で笑った。

「三日も！？すみません！どうすればいいのでしょうか？お金返します！」

「いやいいのいいの。別にさ三日も寢なかったんだろ？その反だと思えばしょうがないことだな！」

「本當にすみません。」

「それより、飯食おうぜ？腹減ってるだろ？まあ一応お前が倒れたあと力剤飲ませといたから死ぬ程腹減ってるわけじゃねーと思うけど。」

「何から何まですみません。」

「いいってことよ！まあ俺のお気にりだからな！……あーそうだ。まだ自己紹介がまだだったな？お前の名前はカード見たからわかったけど、俺の名前教えてなかったもんな！俺の名前はダニオン。ダニーで通ってるそう呼べ。」

「はあ、では一応僕も。かわごえ あきらです。よろしくお願いします。ダニー兄さん！」

「お？ダニー兄さんかいいな！俺もあきらって呼ぶぞ！よろしくな、あきら！」

そのタイミングで僕のお腹がものすごい勢いで鳴った。

「へへっ、腹鳴ってるぞ？あきら！腹減ったな！じゃあ飯くいにいくぞ！」

「え？まだお金ない……」

「何度も言わせんな！俺のお気にりだ！奢ってやる！お前はこれから強くなりそうな気がするからな！期待も込めてだ！」

「いや、そんなこと……いえ、じゃあ遠慮なく奢ってもらいます！」

そう言いながらダニー兄さんは僕にご飯を奢ってくれた。強くなるためには沢山食べなきゃな！と言われ、大盛りのご飯を出され、半分以上殘ってしまったがその分もしっかりとダニー兄さんに押し込まれ食べさせられた。

もうお腹いっぱいだ。苦しいぐらい食べた。でもこんなに優しくしてもらってご飯もいっぱい食べさせてもらった人など今までいただろうか？僕は幸せだとじていた。

ああそういえばご飯を大盛り食べたあと稱號が贈られた。＂フードファイター＂だとさ。

稱號ってものすごい數ありそうだと思った。