《異世界は現実だ!》本気の本気で賭けなのだ!

第三章

第39話、本気の本気で賭けなのだ!

「ファイヤーソード!」

「ダークソード!」

僕は右手にファイヤーソード、左手にダークソードを持った。雙剣などというたいそうなことは今は出來ない。だけど見た目の抑止力には効果ありだ。だから使うのはファイヤーソードのみだ。

「ニ本の剣か。ファイヤーソードとダークソード。魔法で作り出した武を使う。本當にあの男のようじゃ」

そういうとまたガガさんから仕掛けてくる今度は前に出て杖を上から振る。僕は瞬時に反応してファイヤーソードを上にダークソードを下にしニ本の剣を差させ、頭の上で剣をけた。

「やはりそうだな?頭の部分にはファイヤーアーマーの効果はない。」

「確かに。そうです。ですが今あのスピードで頭叩いてたら僕死んでましたよ?」

「問題ないわい!し減速して叩くつもりだったからの〜。」

本當かよ!?ガガさん、楽しみすぎててガチでやってきてないか?ガチの中のガチで。

そう思いながらけてると杖はだんだん焦げていく。

僕はそれを見計らって右手に上向きに力をれ跳ね返し一旦ダークソードを離し左手でガガさんの左手を摑み、

「アイス!」

を発させた。

「お前さん!もしかして!」

ガガさんが僕の手を振りほどいた時にはガガさんの左手の手首から指まで凍っていた。

「ぐぐっ!不覚じゃ。まさか凍らせられるとは。左手首から指まで全く覚がない。殺す気か!」

「ガガさんも結構本気モードだったので僕もしやってみただけです。大丈夫ですよ。僕の魔法はまだ永久に凍らせることはできなくて、五時間ほどで解凍されますから。」

「お前さん、水魔法に適があったとはな。これは本気の本気モードでいくしかわしが勝てるものではなさそうじゃな。」

今の本気モードじゃなかったの?噓だろ……。

そういうとガガさんは相を変えて杖を振り回してきた。僕は必死に避けたりファイヤーソードでけていた。やばいぞこれ。本気で怒らせてしまったのか?

二分ぐらいすると僕も力がなくなってきた。そろそろやばい。僕はそう思い一瞬隙が出來た時に"ウィンド"でガガさんを後ろに吹き飛ばし(吹き飛ばしたと言っても三メートルぐらいだが。)、オークとゴブリンを召喚した。

二十五ずつ召喚し、合わせて五十。ガガさんがそいつらと戦っている間に僕は靴を履き替え水屬魔法、ウォーターの水を飲んだ。

ゴブリンとオークたちは一分もしないうちに駆逐された。とても申し訳ない気持ちになった。だがこの子たちの分まで頑張らなければいけないという使命の方が高まっていた。とはいうもののこのままでは無理ゲーだ。なので僕は賭けに出てみた。

それは空中戦。一回もやったことはなかったが、魔法が使えない相手ならば空中戦は有効なのではないかと考えた。僕が空中に飛べばガガさんは一方的に不利になる。だってフライが使えなければ、腳力で一回一回飛ばなきゃいけない。それに僕は空中でも遠距離魔法が使える。もし魔力切れで落ちても稱號のおかげで落下時のダメージは軽減だ。僕は非常に有利な條件だ。

僕はガガさんが剣を構えた瞬間、空に思いっきり飛び上から見下ろす。高さ的には五十メートルぐらい。十分だろう。

「空中戦か?また難しいことを言って來るの〜!」

ガガさんは下でそう言っていた。

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