第四章

第82話、アルミアで決心なのだ！

の方はレイピア、男の方は薬品のようなものを使い攻撃してくる。どちらもフードを被っていて姿はわからないがカルナさんの見立てでは暗殺者であろうと判斷した。男はうまくストジネートさんとカルナさんを導し地上へ登る。の方はそのまま僕とクルルさんと戦中だ。

「あなた何者？」

「何者だと思う？部隊副隊長のクルルさんとそっちは最近話題のあきら？だっけ？あのバカゴリラと同格の力を持つとか噂されてたわよ〜。」

バカゴリラってガガさんのことね。

「クルルさん、僕攻撃け止めますのでその隙にお願いします。」

「作戦、敵の前で言っちゃって〜、バカなんじゃないの？」

話しながらも攻撃を続ける。はスピードには自信があるらしく僕も目で追うのがやっとだ。基本的に一回の威力は弱いが一回刺されたら蜂の巣になることは大予想できた。フルカスのスピードよりははるかに遅いが人間でこのスピードはかなりすごい方ではないかと思った。

＂ファイヤーエレメンタル＂

2対召喚し一度自分の呼吸を整える。あまりここでは火屬は使いたくない。しかし闇屬なら吸い込めるらしいのでし火傷でもしてほしいと言う願から火屬を使った。だがそんなことはなく召喚した瞬間に後ろに回られてしまった。瞬時に結界で守った。

「いな〜。さすがはあのクソゴリラと互角なだけある。じゃあ私も本気で行くとしますか。」

そう言うとフードをぎ捨て軽量の鎧姿になった瞬間クルルさんは驚いた顔で言った。

「あなたは！」

「やっとわかったかい？副隊長さん！」

そうは言うと僕の視界からは消えほぼ同時にクルルさんの首元にはレイピアの先が突き立ててあった。

「殺し屋、アルミア・フルバキティー！通稱赤の疾風！！！風が吹きその瞬間人が突かれて殺されていたら必ずアルミアのせいだ。と言われる！なぜあなたがここに！」

「そうねー。なぜと言われると。あの男が面白かったのと、奴隷ちゃんと遊ぶのも面白いな〜って思ったからかな〜！」

＂ブラックホール＂！

「危なかった！闇屬魔法か。なかなかめんどくさいね！」

そうアルミアは言うとクルルさんに攻撃を仕掛け始めた。僕はクルルさんの元へ行き、さっきよりも早くなったアルミアの剣を捌いていた。

「君強いよね〜。クルルから殺して、あなたはじっくり遊ぼうと思ったのに、先に殺してほしいのかな？」

「そんなことはさせない！絶対だ！」

「カッコいい〜！英雄みたいで。でもそんな意気じゃ私には勝てないよ。」

そう言うと思わぬ攻撃をけ僕は倒れた。

足で蹴られた。つま先には剣が仕込んであってそれが右太ももを貫通したのだ。

「痛ッ！！！」

「泣く聲も可い！このまま捕まえて一日一回刺していって、一生壊し続けるのも楽しいかも！」

その言葉を聞きながら僕はある決心をした。