《異世界は現実だ!》攻防で上級魔法なのだ!
第四章
第84話、攻防で上級魔法なのだ!
<カルナ方面>
「ストジネートさん大丈夫ですか?」
「はい、大丈夫です。し毒針をけただけですので。」
「首に毒針を刺され生きてるとは軍も甘くないということか。」
「軍人を舐めるな。暗殺者!」
カルナとストジネートも苦戦を強いられていた。薬使いの男は吹き矢のようなもので毒針を刺してきたり、魔法付與がされている自分の服に鉄をも溶かす猛毒を塗っていたり、時には毒を地面にばら撒き靴を溶かしてくる。毒は男が持っているカバンから出て來る。二人はそのカバンを狙って攻撃を繰り出すが……。
「魔法も當たりませんね。恐らくカバンの中に結界玉を持っています。結界玉は高価なものでなかなか買えませんが。」
「そうなんですね。なるほど。このままでは攻撃が當たりませんね。當たったとしてもストジネートさんの剣ではあの服に當たった瞬間溶けてしまいますし……毒針です!」
何とか避けるもののストジネートは明らかに苦しそうである。
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「クルルさんであれば回復もできるんでしょうが。このままでは私達が圧倒的的に不利ですね。」
「もう諦めろ!俺を逃せば死ぬことにはならないだろう。ほら、これは解毒剤!これがしければとっとと観念しな!」
"スティール"
「あれ?薬は?なくなった〜!!!」
「塗り薬。ストジネートさんこれ、」
「ありがとうございます。」
その薬を患部に塗るとますます傷が良くなり回復する。
「えっ?お前何をした!」
「魔法で盜んだの。薬。ありがとうね!」
「ふざけんな!!しょうがない。これはあまり使いたくなかったんだがな!お前ら全員殺してやるよ!」
<あきら方面>
「あーあー、こんなに可い聲出しちゃって、今までの奴隷よりも何年も飼えそう!」
「あきら様から離れなさい!」
"ブラックボックス"
「やったか?」
「ううん、甘いんだな〜クルル!」
"グサッ!"
クルルさんは僕が決意し実行に移そうとかに用意している時に左腕をレイピアで後ろから貫かれたのが見えた。そして倒れこむ。
「闇屬魔法は他の屬魔法とは大きく違う點がある。それは実がないこと。神魔法と闇屬魔法は似ているところが多い。闇屬魔法が使えれば神魔法が使える。神魔法が使えれば闇屬魔法の適はほぼある。そして闇屬魔法はけた時心を蝕まれる。実がなくダメージをけない代わりにね。暗殺者にとっても普通の人間いや生たちにとってこれは効き目が大きい。闇屬魔法の適があるのはダークエルフ、そして強魔族がほとんど。そして稀に人間や他種族が持つこともある。私は長いこと暗殺家業をして來てるけど闇屬魔法をこなす相手とはあなたで八人目。才能があるのに勿無い。あなたももう死んじゃうのね。私の手によって!」
そうアルミアは言うとレイピアを構え心臓に照準を合わせる。その時僕は立ち上がり痛い右足を我慢しアルミアの元へ走る。アルミアはこちらを見て剣を振り上げ僕の腹に刺した。激痛が走る剣先がいくら細いとはいえ痛いものは痛い。だがそれを耐えアルミアのにしがみつく。
"エターナルアイス"!
その瞬間魔力が無くなるのをじると共にアルミアの悲鳴が聞こえた。
「なに!?これ!!!」
「凍れ!永久に!永遠に!」
アルミアは僕を振り解こうとするが僕は離さない。
「痛い!話して!ヤダーー!!!!!」
そして僕が魔法を唱えてから約三十秒後、アルミアはカチカチに凍った。レイピアまでも凍り、その余波はクルルさんまでに影響していた。凍っていくアルミアの足から氷が侵食していきクルルさんを床にり付けてしまっただけでなくたった三十秒で地下であるこの空間の気溫も20度近く下がっていた。いつのまにか地下水がれているところは氷柱ができ、土も凍っている。そして僕の魔力は殘り三分の一程度になっていた。僕はクルルさんの狀態に気づくのに時間がかかったがしばらくするとクルルさんの聲が聞こえた。
「あきらさん…これは……。」
「クルルさん、大丈夫ですか?」
「ええ、回復魔法はかけたのですが氷は溶けなくて、り付けられてしまっているんです。」
「あ、すみません。"マジックキャンセル"」
「あ、大丈夫になりました。それにしてもこの狀態は?あきらさんの魔法ですよね?」
「はい。この魔法は氷屬魔法の上級魔法の中でも低位の魔法ではありますがれるものの全てを凍らせ、永遠に凍らせる力を持ちます。強魔族にも氷屬魔法を弱點とする者なら息のを止めることもできます。」
「永遠?溶けないのですか?」
「そうです。何萬年何億年経とうと溶けることはありません。壊れることもありません。ただ一つ使用者の魔法解除魔法ならば解くことも出來なくはない。ですが僕の今の魔力量では無理です。クルルさんのは余波の氷なのでまだ溶かせましたが、アルミアの氷はもう溶けません。」
「なるほど。」
クルルさんも僕もその場からなかなかけなかった。僕は魔力が一気になくなった疲労。クルルさんはこの景に圧巻されて。
僕が初めてと言っていい勝利だった。
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