《異世界は現実だ!》人形戦での子なのだ!

第五章

第101話、人形戦での子なのだ!

ーガガ方面ー

ガガはあきら達とは違う方向へ進み倉庫へと向かう。倉庫は王宮地下にある。倉庫は一度正門からり裏門に出て手がう建に行かなければならない。そして裏口を抜け地下倉庫に行く扉の前にその巨は姿を現す。十メートルはあるだろうか。人型の人形は槍を待ち構えていた。ガガが裏口から出ると目がこちらを向く。

「こりゃ〜ちと、本気出さなきゃ無理かの〜」

そうガガが言うと槍を持ち人形は構える。杖を構えるガガにその大きな槍が降りかかる。ものすごい音と風が吹き荒れ、王都中に影響する。

「これはこれは。あいつと戦ってるようじゃわい。」

ガガは笑みを浮かべて人形の頭の上に飛び踵落としを食らわせる。人形はそのあと跪くがすぐに立ち上がり地上に立つガガを見下ろしギロっと睨んだ。

「おお〜怖い怖い。」

ーあきら方面ー

豚が突進して來たのを中將二人が剣で止める。止めた衝撃で風が起きる。あの突進を二人で止めるのはすごいと心してしまう。その隙に僕は"ライズグラビティ"をかけ豚を抑え込む。魔力がなくなるのが分かるが中將とダニー兄さん、カルナさんが斬撃を浴びせている間なんとか持ちこたえた。

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豚は切り刻まれてもなおいている。僕たちは最後の攻撃を仕掛けようとしたその時だった。

"ドン!!!"

僕はその音の瞬間自分の足が宙に浮きが熱くなったのがわかった。そして壁に打ち付けられる。

「グハ!」

そして霞む目をゆっくり開けると豚の人形の前に一人のの子が立っている。中將一人を摑みながら。

「私の豚さん死にそうで〜す♪なぜこんなことになってるんだろ〜♪見ると五人人間立っていてめられています♪なので豚さんを助けました〜♪

ねえねえ、人間の方々!こんなんで死んでないよね?今の歌どう思う?じゃあこのお兄さん?何點かつけてみてよ!」

「貴様、な、何者?」

「ん?今私が質問したのよ?なんで聞き返されなきゃいけないの?"ふざけんなこりゃ!"」

今まで高い可らしい聲で話していたの子の聲はたちまち暗く低い聲になり摑まれていた中將さんは壁に打ち付けられる。そしてもう一度高い可らしい聲で聞いてくる。

「お兄さん?何點?」

「……。」

「無視?"ふざけんな!!"」

そして低い聲でまた言った後、そのの子は怖い顔で中將さんを睨み付けた。

「おいで!ぷっちゃん!!!」

そう低い聲での子が言ったあと天井からを破り降下してきたのは男騎士のような人形だった。それに命令する。

「ぷっちゃん。その人間ね。私の質問に答えてくれないの。うざいから私が楽しくなるようにして!」

そういうと男騎士人形は中將さんの元へ行きまだ痛みを堪えきれていない狀況を見て右足で踏みつける。中將さんはとても痛がる。そしてそのあと何度も踏みつけ、を吐く中將さん。そして肩を持ち上げの子の元に持っていく。

の子は元気に話す。

「上出來だよ!ぷっちゃん!それでこそ私の僕。人間が苦しむ姿って面白いよね!ギャーギャー騒いじゃってさ!そうそう。うんうん。ぷっちゃんはやっぱ私の忠実な僕だね。よくわかってるじゃないか!じゃあ?の汚いお兄さんを!開放してあげましょう。」

そういうとの子は中將さんのに手を當てる。すると次の瞬間!中將さんが突然靜かになると同時にの子に吸い寄せられるように中將さんの中から人形が出てくる。等大の顔ももそっくりな人形が。

「じゃああなたの名前はカルちゃん。じゃあもう一回聞くよ?カルちゃん?私の歌何點だった?」

「ひゃ、ひゃくてんです。」

「そっか!ありがとう!」

の子はそう言われ嬉しそうな表を浮かべた。

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