《異世界は現実だ!》でギルド土地なのだ!

第六章

第113話、願でギルド土地なのだ!

帝都に著いた後、重傷者の十人は即座に帝宮の病棟へと運ばれていった。僕もそこへ連れていかれ休むようにと言われた。ガガさんは帝都に著くとすぐに王室に行き連絡をし、クルルさんは特隊と回復部隊の方々に重傷者の看病と休息を取るように指示を出し兵舎の方へっていった。

僕はほぼ魔力が戻っていたが"みなさんに気を遣わせるな"とガガさんに言われたのでゆっくり布団で休むことにした。しばらくするとイオちゃんが食事を運んで來てくれた。「こういうときに和食を食べたいなぁ」と思うのだがそこまで忠実ではなく、麺に野菜をかけたあんかけうどん風のもの、野菜たっぷり薄味スープとしゃぶしゃぶサラダのようなものだ。イオちゃんが作る料理は味しいのだが味噌を飲みたいなぁとその時は思った。イオちゃんに作りかたを教えれば作ってもらえるかと思うのだが、まず味噌や米があるのか。市場でも見たことないのでないと考えられる。こういう時異世界は不便だと思う。

その後僕はカルナさんが心配ではあったが皆さんに気を遣わせると大変なので靜かに寢ることにした。

<王室>

「そうか。やはりあきら様はこちらの味方ということか。」

「そうみたいじゃな。あなた方が心配するようなやつじゃなかった。」

「そうだな。ーストジネート、クルル!」

「「はい!」」

「二人は予定通り、あきら様のギルドに無期限の配屬する!二人はあきら様のギルドの一員として元メンメル帝國軍として活躍を期待する!またこのギルドには我がギルドメンメル、トミル王國が後ろ盾となり支援させてもらう!土地はメンメル帝國より北に位置するどの國にも位置付けられない未開の地"セフェロン"!総面積八平方キロメートル!資金は金貨三十枚!活躍に応じて援助することになる。以上異論はあるか!?」

「「ありません!ありがとうございます!私たちはあきら様の元で一杯努力することを誓います!」」

「その心ッしかとけ取ったッ!勵め!」

「「はい!!」」

「メン殿よ?貴重な人材を失ったの〜。」

「いやいや。あの二人は元々は地方から來た者。あやつらは冒険者になりたいと思って帝都に來た者達だ。その夢を遠のかせたのは紛れもなく私たちのせいだ。あの二人は今までよく勵んでくれた。だから夢を葉えてやるのも……主人の最期の役目だと思うんだよ。ーーガガはいいのかい?あの元に行かなくて?」

「ふ、今更何をおっしゃいますか。わしはずっと前帝王に拾って頂いたことをありがたく思っていますよ。あいつもわしはここにいることを願っておる。だからわしはここにいますよ。一生ね。」

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