《異世界は現実だ!》加工で床なのだ!
第六章
第118話、加工で床なのだ!
僕達は起きると朝食を非常食で簡単に済ませ床づくりをしていた。土で寢るのは土がふかふかしてていいが、やはり汚れることと晝の熱を持っているため適溫にしても寢苦しかった。なのでみんなも同じ想で早めに安心して快適に眠れる場所だけでも作るという話になった。そして僕は朝早く起きて魔法書の中からいい魔法を見つけた。こういう時に役立つもの、それは加工魔法である。加工魔法は普通大工などの職業では必須みたいだ。逆に大工などの建築系の職業を持ってなければ習得はあまりしないみたいだがそこまで魔力消費もいらないので覚えた。加工魔法があると鑢もいちいちかけなくても大丈夫みたいだ。なので木を剝ぎ、鑢をかけるまでの工程は全てそれでやってしまった。みんなには喜ばれ、みんなと相談し丸太のままではなく板にしてしまえばという提案をすると採用され加工した。今は板を釘でり合わせている。
「いや〜、だんだん日が昇って暑くなって來ましたね〜!」
「そうですね、あきらさん。でもあきらさんのおかげで予定より早いだけではなく良い床ができそうですね!」
「いやいや、もう謝の言葉はいいですよ?クルルさんの指示出しも素晴らしいですし僕もこれぐらいはしなくては。」
「いや〜でも助かりますよね!あきらくんがここまでできるとは。ほんと凄い方だ!尊敬してますよ!」
「いやいや尊敬なんて。ストジネートくんの仕事の速さは尊敬していますよ!ハハハハハ!」
「あきら?し休みをれないか?カルナちゃんが水汲んでくれたみたいなんだけど?」
「あ、そうだね?どうしよっかな?釘全部打ち終わったら一回休憩にしましょう!あと一人四個ずつでも打てば終わるから。カルナもありがとう!」
「うん!川の水の浄水に功したから、はやくしないとあったまって來ちゃうからね!」
「了解!もうすぐ終わるよ!」
クルルさんは敬語が一番楽みたいなのでまだ敬語で話している。朝食の時ストジネートくんとはまだ呼び捨ては厳しいというので「くん」と呼び合うことにした。年上をくんで呼ぶのはどうかと思ったがあちらからは「マスターなんだから。」という理由で承諾した。ダニー兄さんは敬語を取っ払い話すことが自然となっていた。ダニー兄さんはかなりフレンドリーなので他のメンバーにも敬語で話したり"さん"呼びはしていない。クルルさんもダニー兄さんだけは"くん"呼びだ。カルナはお互いを呼び捨てにし敬語もなくした。僕以外はみんなさん付の敬語ありだ。
釘うちが終わると出來上がった床の上で靴をいで水やカルナがとって來た果を食べる。一仕事した後のこういうものは格別に味しい。水も三杯も飲んでしまった。カルナは釘うちはせずにきのみの採集や川の水の浄化をしてくれている。非常食も一応あることにはあるが休憩の時のつまみものを立候補で取ってくれていた。まだ二日しかギルド発足から経っていないというのに絆が生まれていた。なので休憩時も話で盛り上がる。こういう時にダニー兄さんが盛り上げてくれていた。休憩が終わるとカルナはまた木の実などを取りに行き僕達は床づくりを再開する。ただ土の上に置いても熱がすぐ伝わってしまうということから四隅、その真ん中と床の中心に土と木を離れさせ熱を籠らせないようにするため高さをつける木をつける。それができたら杭で打ち込み床が完した。試しに橫たわってみると確実に土よりは寢心地がいい。熱もじない。木のいい匂いがしてしかも丈夫であった。五人で寢転がるには十分な大きさとなりこれで作業スペース兼生活スペースが確保できた。床づくりが終わったのは丁度お晝ぐらいだったのでカルナさんを呼びそこでお晝となった。
スクール下克上・超能力に目覚めたボッチが政府に呼び出されたらリア充になりました★スニーカー文庫から【書籍版】発売★
西暦2040年の日本。 100人に1人の割合で超能力者が生まれるようになった時代。 ボッチな主人公は、戦闘系能力者にいじめられる日々を送っていた。 ある日、日本政府はとあるプロジェクトのために、日本中の超能力者を集めた。 そのタイミングで、主人公も超能力者であることが判明。 しかも能力は極めて有用性が高く、プロジェクトでは大活躍、學校でもヒーロー扱い。 一方で戦闘系能力者は、プロジェクトでは役に立たず、転落していく。 ※※ 著者紹介 ※※ 鏡銀鉢(かがみ・ぎんぱち) 2012年、『地球唯一の男』で第8回MF文庫Jライトノベル新人賞にて佳作を受賞、同作を『忘卻の軍神と裝甲戦姫』と改題しデビュー。 他の著作に、『獨立學園國家の召喚術科生』『俺たちは空気が読めない』『平社員は大金が欲しい』『無雙で無敵の規格外魔法使い』がある。
8 186ドーナツ穴から蟲食い穴を通って魔人はやってくる
チェンジ・ザ・ワールド。 世界を変えたい! 若者達の強い想いが國を変えていく。虐げられていた亜人種が國を取り戻すために立ち上がる物語。 物語の舞臺は世界の最果てに浮かぶ大陸アニュラス。人間と亜人種が暮らす大陸である。 闇の集合體──突如、現れた時間の壁により大陸は分斷される。黒い壁は人々の運命まで変えてしまった。 ディアナ王女もその一人。他國王子と婚約儀の後、帰國できなくなる。 宿営中、盜賊に襲われ、従者のユゼフは王女だけ連れて逃げることに。同時に壁の向こうで勃発するクーデター。王女は魔物にさらわれて…… 成り行きで同行することになった元貴族だが、今は浮浪者のおじさんと共にユゼフは王女を助けに行く。
8 92異世界はチートなカードで乗り切ろう!?
中學3年の夏休み、部活帰りの途中に不慮の事故で亡くなってしまった主人公、対馬(つしま) 空(そら)は神にミスだったと謝罪される。お詫びとして異世界に転生させてもらえることになった。(ついでにチートスキルも貰った) そして、のんびりと異世界ライフを堪能……できない?! 不定期更新です。一月以上更新しないこともあるけどその時は許してね☆(なるべくそうならないように努力します)
8 103全ての才能を一瞬で得た者
才能が無かった少年ロードは家族から馬鹿にされ、蔑まれていた。學園てはイジメられていた。 そんなロードがある事件をきっかけに才能と力に目覚める、目覚めた力で家族に學園の奴らに復讐目指し、邪魔するもの全てを破壊する物語。
8 187虐められていた僕はクラスごと転移した異世界で最強の能力を手に入れたので復讐することにした
高校二年の桜木 優希はクラス中で虐められていた。 誰の助けも得られず、ひたすら耐える日々を送っていた。 そんなとき、突然現れた神エンスベルによって、クラスごと異世界に転生されてしまった。 他の生徒に比べて地味な恩恵を授かってしまった優希は、クラスメイトに見捨てられ命の危機にさらされる。気が付くと広がる純白の世界。そこで出會ったのはパンドラと言われる元女神だった。元の世界へ帰るため、彼女と契約を結ぶ。 「元の世界に帰るのは僕だけで十分だ!」 感情や感覚の一部を代償に、最強の力を手に入れた優希は、虐めてきたクラスメイトに復讐を決意するのだった。 *この物語の主人公は正義の味方のような善人ではありません。 クズで最低でサイコパスな主人公を書くつもりです。 小説家になろう、アルファポリスでも連載しています。
8 134梨
妹を殺された復讐から一人の米軍兵を殺してしまう『海』、家にいながら世界を旅できるという不思議な『世界地図』、表題作『梨』を含む短編・ショートショート。
8 175