《創造のスキルとともに異世界へ》勇者も冒険者も下衆でした。

人集りの中を頑張って通り、見えやすいところに來た。

見ると中央に壇上がありそこに男が1人ずつ立っていた。

男は勇者だとわかる、って言うか、明らかに日本人じゃん。

そしてもう1人が誰なのか壇上にいる勇者がタイミングよく答えてくれた。

「僕の名前は柊木一馬。魔王を倒すべくこの世界に転生した勇者だ!そして僕の隣にいるこの子は、國王の娘リスティール・エルネシアだ!僕達は魔王を倒すために、冒険をする。しかしそれには仲間が足りない、、、誰か勇気ある者は僕と一緒に冒険してくれないだろうか!」

勇者が威勢のある聲で喋る。

これ、ひいらぎかずまって読んだんだ、へぇー。

それにしてもあいつの隣にいたのはこの國の姫だったのか。

価値観がわからない俺はその?であるエルネシア?のステータスと勇者である柊木のステータスを見る。

柊木一馬

種族     人間

     、闇、風、火、土、水

役職     剣士

レベル     50

攻撃     10000

     15000

HP       30000

SP       50000

スキル/斬撃、エネルギーバリア、全屬向上、地、瞬足、神速、全能力向上、神速剣、ゴーレム召喚、

使い魔召喚、神聖屬付與、観察眼、

魔法/ウィンドカッター、サイクロン、ウィンドソード、クリエイトウォーター、ウォーターカッター、ウォーターソード、クリエイトウォール、ウォールスピア、ウォールソード、ファイアーボール、ファイアーウォール、ファイアーサイクロン、ファイアーソード、聖撃、ライトニングボルト、ライトスピア、ライト、ブラックボックス、ダークスピア、闇撃、

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おおーさすが勇者。

結構やるじゃん。

気になって聖撃と闇撃を調べてみたら、半徑100メートルにの柱を落とす、と、闇の柱を落とすだった。

、、、使えるな。

あとは、、、この姫さんか。

リスティール・エルネシア

種族     人間

     

役職     賢者

レベル     49

攻撃     1400

     4500

HP       8000

SP       12000

スキル/自己回復、回復力向上、屬攻撃力向上、能力向上、HP上昇、SP上昇、観察眼

魔法/ライトスピア、ライトニングボルト、ライトニードル、ライト、白発 、ホワイトドラゴン召喚、ヒール、オールヒール、

こいつも普通に強いな。

ステータスを見ているとまた勇者が話し始める。

「僕達と冒険したい者は名乗り出てくれ!ただし、レベルは40からだ!」

ほうーそれはまた、々高いのでは?なかなかいないぞここに、レベル40なんて。

がしかしレベル40臺は俺の近くに5人いる。

「噓、、、私たちレベル40超えたよね。」

と、ミーフィア。

「ああ、そうだな、、、、どうするか、、、」

と、リク。

「勇者についてったほうがいいのかな。」

と、ステファン。

「俺はどっちでもいいのだが?」

と、ガレアス。

「ぼ、僕達、、、勇者についていけるレベルになったんですね、、、、、、!」

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と、ルーク。

、、、、、、、よし、そのままついていけ。

実は俺、1人の方が休まるんだ。

前の世界でも友達はいたが、やっぱり1人の方が落ち著いたし、楽だった。

だから、、、、、、

「お前らよかったなー。これで英雄になれるぞー。んじゃ、これから先勇者と頑張れよー。さて、俺はそろそろ行かないといけないからじゃあねー。」

短い間だったが、楽しかったよ。

いざさらば!、、、、、とは行かなかった。

「え?雄一さんも勇者と一緒に行かないんですか?」

と、ミーフィア。

「雄一さんは別ルートか、、、、、」

と、リク。

「私は勇者より雄一さんについていきたい!」

と、ステファン。

「、、、、僕、雄一さんの方が強いと思うんです。、、、だから雄一さんについていきます。」

と、ルーク。

「結論言うと、あの勇者より雄一さんについていきたいんだよ、雄一さん。」

と、ガレアス。

、、、、、、、、、お前らいけよー!これじゃ気が休まらないじゃないか!

なぜ俺がこうなったかって?

実はな、、、リット村に數時間滯在した後、ここに來たんだ。

リット村でご飯食べさせてもらった後、々ゆっくりさせてもらった。

その間、リクたちと々と話したり手伝いをしたりしたんだが、途中からからあいつら俺しか頼らなくなってきた。

しかも、ミーフィアとステファンはなんかベタベタしてくるし、特にステファン。

様で村長と話すのが遅れた。

それからお別れだと思ったら、ついてくるとか言い出したし、斷りづらいから了承したけど。

車の中でもうるさかったし、すごく話しかけて來たし、なんかもう気が休まらなくて困って來ている。

しかしそんなこと言えるはずがない。

だから勇者がレベル40からって言った時、チャンスだと思った。

が、失敗。

こいつらの好度高め過ぎてしまったらしい。

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せっかく王國にくる道中、魔と戦わせてレベルアップ付き合わせてやったのに、、、無駄とは言わんが、計畫が臺無しだ。

レベルが上がってある程度強くなったら俺から離れてくれると思ったのに、ダメだったみたいだ。

しかも勇者より俺の方が強いと言ってきたもんだ。

これ永久についてくるパターンじゃん。

これ5人が仲間になりたい目で見てくる、みたいなじじゃないか?

で、斷れないやつね。

「んじゃ行くか。」

まあ勇者のとこ行かないならここにいてもしょうがないな。

と、そのまま5人を引き連れて行こうとしたが、止められた。

勇者に。

「君たちちょっと待ちたまえ。」

「、、、、、、なんすか?」

「君は、、、、日本人だよね?」

「ええ、まあ。」

「なんでステータスが見えないんだい?」

ああ、そういえばば観察眼持ってたなこいつ。

「ステータス差じゃないっすか?」

「ああ、確かにそうだね、、、君は多分鑑定されないほどステータスが低いんだね、、、、」

「ああ、そうっすか。」

まあ、そう言うことにしとこう。

ちなみに圧倒的なを見せつけてもいい、だがな、それじゃあつまらない。

もっとこう、、、最初は弱く見せといて、調子に乗らせる。

そのあとボコってプライドをズタボロにする。

そっちの方が楽しい。

よくアニメとかで主人公がヒロインの前で自分の力を隠して戦って、ある時をきっかけに自分の力を見せる。

みたいなことしてるけど、正直腹が立つ。

そう言うの好きな人には申し訳ないけど、俺は嫌いだ。

わざわざその時に力を隠してて、後で後悔するやつ。

ほんと思うんだ、最初っからやればよかったじゃん、て。

だから俺はそんなことはしない。

向こうから仕掛けてきたら即座に潰す。

それが俺のやり方。

「君以外の5人、見たところレベル40を超えているね?、、、どうかな、僕と一緒に冒険しない?」

お?この流れはいい展開に持ってけるのでは?斷りきれない狀況じゃん。

ラッキーなことに俺は弱い判定されたし、お別れできるのでは?

 「お斷りします。私たちは今この人と冒険してるので。」

と、ステファンが俺の腕に抱きつきながら言う。

、、、、、、、、、、、、、し、、、しまった!

これはやばい展開だ!何がやばかって?

「そんな低レベルの人間より僕とついてきた方がいい暮らしができると思うけど?」

うん、そうくるよな。

「申し訳ありませんが、勇者であるあなたよりもこの人と一緒にいる今の方がずっといい暮らしをしてますよ。」

そう言っちゃうよねー、ってかそろそろ俺の腕解放して?

「何を拠にそんなことを?」

ってなるよねー。

拠?、、、、そうですね、私たち5人はこの人に王金貨をそれぞれ貰っているわ。」

言っちゃったー!

王金貨の価値がどう言うものなのか、宿の付に聞いてみた。

すると、王金貨はそれ一枚で村1つが買えるほどのらしい。

なぜ王金貨がそれだけの価値があるのか、その理由は2つ。

1つは、鉱山で取れる王金貨がほぼないに等しいから。

もう1つは、王金貨がアダマンタイトよりい鉱石であるため、見つけたとしてもなかなか掘り出せないのである。

そのため王金貨は貴重と言うレベルではないのだ。

では、なぜ王金貨が出來たのか。

それは簡単、魔法でどうにかした奴がいる。

魔法、の形を変えたり、を作ったりする魔法である。

先代の誰かが試してみたら意外といけたからこの王金貨が出來たのかもな。

「それは多分偽だね。そんなにたくさん持ってるはずがない、、、」

「あるかS級鑑定士に診てもらったところ、本でした。」

「ぐ、、、、、!」

はい実は俺、本當に王金貨かどうか、心配になってきたので、鑑定士に診てもらいました。

どうしよう、、、5000枚くらい作っちゃった。

一枚で村でしょ?、、、てことは5000枚あれば世界買えるんじゃないの?意外といけそうな気がするぞ。

、、、っとそれよりも、今まずいことになったんだ。

「つ、つまりこの雑魚君はこの世界に転生した時、神にもらったものはその王金貨だったわけか。」

「雑魚とは聞き捨てなりませんね。」

あ、まずい、、、このままだと相當まずい。

なくも雄一さんはあなたなんかより強いと思いますよ?」

そ、それ以上は、、、、

「あなたは観察眼をお持ちでしたね?雄一さんはステータス差が開き過ぎると、ステータスが見れないと言ってました。つまりあなたが雄一さんのステータスを見れないのはあなたが圧倒的に強いわけではなく、あなたが圧倒的に弱いのではないですか?」

あ、摘んだ。

「ぐ、、、!い、言わせておけば、、、、!」

「ならば今、あなたと雄一さんが戦ってみればいいのではないですか?」

あーあ、言っちゃった。

これで躱せなくなったな。

「い、いいだろう、、、では早速勝負をするとしよう。一瞬で終わらせてやる。」

気がつけば俺は今、國王が用意した巨大な舞臺の上で勇者と対面している。

今回の勝負は、負けるつもりだ。

このまま負ければ晴れて俺は自由になる。

「では、これから勇者柊木様と無職江藤の試合を開始する。」

おう、勇者は様なのに俺はさん付けすらされなかった。

この審判大丈夫か?

「両者準備はいいですか?」

「「はい。」」

「それでは、、、、始め!」

俺と勇者の闘いが今始まった。

まず勇者が剣を引き抜きながら俺に向かって走る。

俺はライトニングボルトを抑えめに撃つ。

當然、勇者はこれを躱す。

「ライトニングボルト程度の魔法しか使えないのか、、、、地。」

躱すと同時に勇者は地を使い俺との距離を詰める。

そして、、、、

ガコッ

勇者は俺を切りつけた。

「安心しろ。刃は切れないように僕の魔力で覆ってある。」

數メートル先まで吹っ飛んだ俺を見ながら勇者が言う。

ああ、確かに鈍い音がしたな。

ここで俺は効いたふりをする。

勿論全くダメージはってない。

最初の二桁99が96になったくらいだ。

それから俺はわざと攻撃にあたり、いいじに頑張っているように見せつつ、自分の負けまで持って行った。

しかし倒れた俺を見ながら勇者が問題発言をする。

「弱いね、君。やっぱり僕の方があの2人を幸せにできると思うんだ。」

2人?5人じゃなくて?

「君はどうせ金でったんだろ?で?その先まで行ったかい?」

「いや?、、、、」

「そうか、行ってないのか、、、ならラッキーだったなー。君を倒した後、あの子たちをもらう。後は旅の中で仲良くなって、僕のものにする。後は洗脳でもすれば完全に僕のものになる。そうしたらいらない3人は殺して、あの子たちを犯して僕の子供を産ませてやろう。そうだそれがいい。あんなに可い子たちなんだ。そんな子たちと僕の間に生まれる子なんだ、きっと優秀で可いに決まってる。ああ、楽しみだな、、、このままハーレムに行けば僕は一生楽しい人生を送れるぞ。なにせ僕は勇者でありこの世界の主人公なんだから。神様には謝しないとな、こんないい世界に転生させてくれて。お禮として魔王は討伐してあげよう。」

は?何言ってんだ?こいつ。洗脳?3人を殺す?ハーレム?主人公?、、、、犯す?、、、、、、、、、、

こいつ、、、、、、下衆野郎じゃねぇか!

あーあ、せっかく負けてやろうと思ったのに、、、、、、、、、、、気が変わった。

こいつ、、、、、、殺す。

「ねえ聞いてるかい?あ、もしかして気絶しちゃった?」

勇者が笑い始める。

それに対して俺は。

「はぁー。せっかくお前に勝ちを譲ってあいつらと別れようと思ったのに、こんな下衆野郎じゃ、任せるにも任せられないな。」

俺はわざと全員に聞こえる聲で言った。

「負け犬の遠吠えかい?しかしまだ気を保っていたとはね。その勇気は褒めてあげるよ。」

「俺も褒めてやるよ。お前のその下衆っぷりは、死に値するほど最悪なものだよ。」

「君、口を慎め。雑魚風が勇者である僕にそのような口を叩いていいと思ってるのか?」

「はぁ、雑魚、、、ね。その言葉勇者という単語だけ抜いてそのまま返すよ。」

「わからないほど気が行ってしまったんだね?分かったよ。では今楽にしてあげる。」

そう言うと勇者は俺にとどめを刺すべく剣を振り上げる。

そして十分な力を溜め、振り下ろす。

舞臺の外では皆んなが心配な目で見てくる。

大丈夫だよ、そんな目で見なくても。

次は、、、、、、、、、、、、、、俺の番だ。

振り下ろしたタイミングで俺はテレポーテーションのスキルを使う。

當然勇者は驚いた。

「まさか君、、、、テレポーテーションが使えたとはね、、、、」

「ああ、そうだな。使えたな。」

適當にけ答えをする。

「でここからどうするつもりだい?」

勇者が問う。

「そうだな、、、、ありがたいことに、舞臺はアホみたいに広い。なら、これとかはどうかな?」

そう言うと俺はテレポートを使った後にすぐ作ったスキルを使う。

「超級魔獣召喚。ケルベロス。」

召喚スキルを作らせてもらった。

スキル発と共に現れた魔獣、ケルベロス。

ケルベロス(古希: Κέρβερος, Kerberos, ラテン語: Cerberus)は、ギリシア神話に登場する犬の怪。ハーデースが支配する冥界の番犬である。その名は「底無しの霊」を意味する。ラテン語読みはケルベルス、英語読みはサーベラス。

テューポーンとエキドナの息子で、オルトロス、ヒュドラー、キマイラ、スピンクス、ネメアーの獅子、不死の百頭竜(ラードーン)、プロメーテウスの肝臓を喰らう不死のワシ、パイア、金羊の守護竜、といった怪たちと兄弟。

どうだ?ギリシア神話に出てくる魔なんて見たことあったか?いや、もしかしたらこの世界にもいるかもしれないな、、、だが、レベル50程度の勇者が、ゲルベロスに勝てるとは思えないな。

ケルベロス

種族    魔犬

    魔

役職    番犬

レベル     100

攻撃     200000

     100000

HP       800000

SP       950000

スキル/毒犬歯、毒爪、

魔法/ヘルブレス、

稱號/冥界の番犬、三頭犬、

あ、これ勇者終わったわー。

ほら、本人も絶してるじゃん。

これ多分ステータス見えてるね、顔がそうなってるもん。

「なんでケルベロスが?、、、、、」

「まあなんでもいいだろ?どうせお前はこれで終わるんだから。」

「ちょ、、、ちょっと待ってくれ、いや、待ってください、、、これは、、、これは流石に死ぬ!、、、」

「諦めろ。お前は俺の怒りをかった。だからこう言う最後を辿る。恨むのならその自分の格の悪さを恨むんだな。」

そして俺は、、、

「やれ、ケルベロス。」

それだけ言った。

あとは、ただケルベロスが勇者を食い散らかす姿を見ているだけでいい。

俺はその場に創造で椅子を作る。

そして座りながら勇者とケルベロス。を見る。

「こんな馬鹿げたステータス、、、勝てるはずがない、、、」

まあそうだろうな。

しかし、ケルベロスは確か英雄ヘラクレスに使役されたんだっけ。

じゃあ、あの勇者が英雄ヘラクレス並みに強くないと勝てないな。

「頼む、、、こいつをどうにかしてくれ!」

「まあ、頑張ってねー。」

さようなら勇者さん。

勇者は最初スキルやら何やらを駆使して逃げていたが限界が來たようだ。

SP切れ。

何もできなくなった勇者はとうとう力盡きてしまった。

ああ、終わりだな。

椅子の上で足を組みながら見ていた俺は、次の指示を出す。

「そのまま殺せ、ケルベロス。」

「ひっ、、、、それだけは、、、それだけは勘弁してください!」

「えー、どうしようかなー。人を殺す宣言した奴だし、犯すとか、洗脳とかほざいてたからなー。人々の平和のためにもー、ここで処分するのが一番いいけどなー。」

「お、お願いします!もうそんな事言いませんから!許してください!」

「うーん。そう言う奴に限ってまたするじなんだよなー。」

俺はけた仇は100倍で返す、そう決めている。

と、その時、俺に電流走る。

「お、いいこと思いついたー。今回は許してやるよ。」

「ほ、本當ですか!?」

「ああ、ただしこのケルベロスと一緒にな?」

「ひっ、、、、、」

「俺はお前のことを信用できない。だから監視としてケルベロスをつける。だからもしまた何かやったら即座にお前を殺させる。」

そして俺はケルベロスに命令を下す。

「ケルベロスよ、その勇者についていき、何か悪いことをしたら即座に殺せ。」

そう言うと俺はケルベロスにスキル探知のスキルを與える。

これはさっき作った。

このスキルは対象のものがスキルを使用した時になんのスキルを使用したかわかるものだ。

これで勇者は何もできなくなったわけだ。

もし、魔以外の相手に、例えば他の罪のない人間に使った場合、それがわかったケルベロスは勇者を殺す。

これで一安心は出來る。

あ、そうだ魔法探知もつけとこ。

魔法探知もつけたので勇者は本當に何も悪いことができなくなった。

「よし、これでいいな。んじゃもうどっか行け。」

もう興味はない。

「あの、、、、1つ聞いてもよろしいですか?」

話が終わった頃合いを見て、勇者の仲間、、、國王の娘、リスティールエルネシアが話しかけてくる。

「ん?何?」

「あなたはまだ役職が決まってないんですよね?」

「ああ、そうだが?」

「なら、今見てみませんか?あなたの役職が何か。」

「ああ、そう言えばまだだったな。」

完全に忘れていた。

そう言えば今日の目的は、冒険者登録と、役職決めだったな。

「ありがとう、よろしく頼むよ。」

素直に頼む。

「はい。では、この紙にあなたのを付けてください。」

そいうさ言われたので、そのとうりにした。

を付けると紙に吸収され文字が浮かび上がって來た。

江藤雄一

役職     創造神

これを見た姫さんが石のように固まった。

目は見開いて、口も開いたまま固まっている。

どうしたのか。

俺も、観客も、勇者も、見に來た國王も思った。

「あ、あなたは一、、、、、い、いえ、勇者が大変失禮なことをしました!お詫び申し上げます!」

と言うと姫さんは俺の前で跪く。

、、、、、、え?何があったんだ?

「エルネシアよ、なぜ姫であるお前がその男に頭を下げているのだ?」

國王が驚いた顔で問う。

すると姫さんは下げていた頭を上げて父の方を向き、口を開いた。

「お父様。このお方は、この世界に舞い降りてくださった神様です。」

「な、何を言っているのかわからないぞ娘よ。」

「すみません、説明が足りませんでしたね、、、このお方の、、、雄一様の役職を鑑定したところ、役職欄に創造神と出ました。」

「なに?!、、、、、、、、、」

驚いていた顔がさらに驚いてしまった國王。

それだけではない、勇者も観客も、これまでにないくらい驚いている。

「そうか、、、ついに神が舞い降りてくださったか。」

「はい、お父様。ようやく私たちの願いが神に屆いたのです!だから神自ら降りて來てくださった。」

、、、、、なんかかなりおおごとになってないか?

どうすんだ?これ。

「どのように歓迎すればよろしいでしょうか。我々人間の作るものなどすべてくだらないに等しいでしょう。」

「いや、なんでもいいから早く行かせて?」

だるい早くどっか行きたい、1人になりたい。

「いえ!そんなわけには行來ません!」

「あー!分かった!んじゃこの街を案してくれ、それだけで十分だ!」

「は、はい!わかりました!このエルネシア、命に代えてでもその任果たします。」

何事もおおごとにするのやめてくれる?!

なんかわからないけど、俺は創造神としてこの街に歓迎されてしまった。

もう遅いが、これ以上おおごとになるのは嫌だったのでこれを見ていた人間全員には口止めをした。

「しかし雄一さん、神様だったんですねー。」

リクが嬉しそうに言う。

「いや、多分転生するとき、俺は創造の力をもらったんだ、、、、それで役職がこうなったのかもしれない。」

「じゃあそれが雄一さんの異世界特権ですか。」

なぜかわからんが、勇者も付いて來ている。

「神様との間に生まれる子供、、、、、」

ステファンはもう無視。

「それより、まずどこを案すればよろしいですか?」

「ああ、そうだな。俺の必要なのは、服くらいだからそこかな。後は一通り案してくれればいいから。」

いつまでも學生服なのは飽きる。

「はい!わかりました!」

姫さんも隨分変わったな。

最初見たときなんてほぼ無表だったぞ。

まさか、勇者に洗脳を、、、、、はないか。

この後姫さんが一通り案してくれた。

どこの服屋が一番いいものを売っているか、どの武店がいいものを扱っているか、防の店はどこにあるか、々教えてくれた。

道案けている俺はあるものを見る。

「おいおい、冒険者ってのは、の子でさえ手にかけようとするのか?」

そう、俺が見たのは冒険者3人が、1人のの子の腕を無理やり引っ張り、人通りのないところに連れ込んでいるところだ。

任意ではないのは明らかだ。

「どこに行くのですか?雄一様。」

「ああ、し気になるものが見えてな。」

「そうですか。ならお供します。」

「いや、いい。すぐに済むから。」

そう言って俺はさっきの場所に走り出す。

著くとやはり、考えていた景がそのまま目にった。

の子1人を3人の男が強している。

1人の男が口塞ぎながらり、もう1人は手を抑えながら、もう1人は自由にやりたい放題。

「おい、お前ら。」

気づくのを待つのもだるいし、すぐに聲をかける。

「あ?なんだ小僧。邪魔すんなよ、今お楽しみ中なんだから。さっさと失せろ。」

「は?何言ってんの?お前ら冒険者だろ?冒険者がこんなことしていいのかよ。」

「あ、なんだガキ、正義のヒーロー気取ってんのか?」

「気取ってるんじゃなくて、そうだろ。今の狀況考えれば。」

「あ?うるせーな!このガキ!調子乗りやがって!」

え?何こいつら馬鹿なの?

「いいから離してやれよ。」

「いい加減にしろよガキ!」

だめだ通じねー。

1人の男、手を抑えていた男が近づいて來た。

俺の前まで來るとその手を振り上げて、俺を毆る。

もちろん躱した。

それとブローを一発。

まず1人。

「いちいち相手にするの面倒だから、さっさとやらせてもらうわ。」

「な、なに?!」

それ以上は言わせない。

俺は一瞬で殘りの2人を気絶させる。

殺してもいいのだが、後処理がめんどい。

まあ、目的は達した。

「大丈夫だよな。よし、大丈夫だな。んじゃ。」

と行こうとするが、

「あ、あの!、、、助けてくれてありがとうございました!」

「おう、これから気をつけろよ。」

そう言って俺はこの場を去った。

、、、、、、、が。

「、、、、なあ、なんで付いて來るの?」

「、、、、、、、、、」

「もう安全だけど?」

「、、、、、、、、、」

「、、、、、付いて來る?」

「、、、、!、、、はい!」

なんで付いて來たんだろう。いい加減にしてしい。

なんで俺ばかり?

ってか誰こいつ、親どうしたの?

「なあ、親は?」

「、、、、、、、、」

「まさか、、、いないの?」

「、、、、、、、、」

の子はなにも話さなかったが、コクリ。

頷いた。

どうやらこの子は親がいなくまともな生活ができていないらしいな。

やば、、、、尚更離し辛くなった。

「はぁー、俺に付いて來ると々と危険だぞ?」

「、、、、、、、」

「それでもいいなら付いて來てもいいぞ。」

「、、、、、!、、、うん!」

わっかりやす。

「ということです。ごめんなさい、付いて來てしまいました。」

戻るとみんな驚いていたので事を話したら納得してくれた。

そして現在、道案を再開させてもらっている。

歩きづらい、理由はさっき助けたの子、フィルが俺の腕に抱きついているからだ。

「そしてここが教會ですね。、、、そうだこの子を教會に保護してもらわないですか?、、、、、邪魔です、、、」

おい、最後のはやばいぞ。

かなり小さい聲で喋ったみたいだけど、聴覚がいい俺にははっきり聞こえたぞ。

なんでお前怒ってんだ?なんかあっのか?

それにフィルの抱きしめる力が強くなったんだけど。

もしかして聞こえたのでは?

「ううー、、、ずるい、、、私も、、、、」

「ステファン黙れ。」

こいつに関してはもうダメ。

「教會には保護してもらわない。ってか保護させられない。ってか離れてくれないから。」

「って事でこいつは俺の仲間にすることになった。」

そう言った俺を見てフィルが嬉しそうにする。

一通り案が終了し、気が付けば夜になっていた。

流石に申し訳ないので、姫さんには帰ってもらった。

宿に泊まるとか言い出したから焦ったよ。

國王の娘がそんなとこ泊まっていいのかよとか思ったし。

俺はフィルとともに自分の部屋に戻る。

フィルの部屋を用意したかったんだけど、フィルが離れてくれないから仕方がなく俺の部屋に一緒になることにした。

流石に一緒に寢るのはあれだから、ベッドをもう1つ用意してもらった。

そこはなんとかフィルにお願いしたら了承してくれて、ようやく腕から離れてくれた。

「あの、、、、、今日は本當に助けていただいてありがとうございます、、、、、」

布団の中にったあたりでフィルが話しかけて來た。

「気にすることはない。それより今は寢ろ。明日はこの街を出るつもりだ。」

「そうなんですか?、、、、」

「ああ、俺まだこの世界のことあまり知らんからな。いろんなところを見て回りたい。」

「、、、あの人たちは?」

「ああ、、、それなんだが、明日はこっそり出るぞ。」

「なんでですか?」

「俺実は、靜かな方が好きなんだ。」

「私は邪魔じゃないですか?、、、、」

「いや、むしろ大人しくて助かる。」

「そうですか、、、」

し嬉しそうだな。

「ま、今は寢よう。明日は早く出るぞ。」

「うん!」

明日はフィルの服と裝備、武を買おう、そして次は別の國、獣人族の國、ガドール國に行ってみよう。

明日の予定を立てた俺はそのまま眠りについた。

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