《創造のスキルとともに異世界へ》國王との一戦、フィルとの別れ、そして新しい旅へ

戦車を降りてから歩き、數分後。

ガドール國の正門に著いた。

リスティール王國ほどの大きさはないけど、十分大きいぞ、正門。

、、、、しかし、、、、頑張ったな、フィル。

よくこの距離を走れたな。

マラソン選手か。

ってか近隣とか言ってる割には山3つなんですけど?どうなってんの?この世界の近隣って山3つでも有効なのか?

って言っても終わらないだろうから、やめにしておこう。

ガドール國には結構すんなりることができた。

俺が冒険者だからって理由だろう。

ギルドカード見せたらはいどうぞって即答、ありがたいわー。

んで、ってからまずすることといえば、宿見つける事、飲食店を見つける事、そしてギルドだな。

つっても見つけんの面倒だからなー。

ということで、、、ナビゲートのスキル創りました。

宿は近かったが、今回ギルドは宿より遠いいようだ。

飲食店は集まってはおらず、バラバラなところにあるらしい。

まっすぐに宿へ向かった。

やはり荷は置いておきたい。

宿にるとそこは広場になっていて、休憩所とみられる場所があり、正面にはもちろん付。

詳しく教えると右に休憩所、正面に付、左に自由スペースかな?

え?、、、、てっきり酒場だと思ってたのに、ったらいきなりホールかよ、、、

いや、もしかしたら食事する場所がない?いやいや、あったほうがいいだろ。

前の宿は利用しなかったがあったぞ?

いや、、、まさか、、、いや、、、聞いてみないことには、、、、

ということで俺たちは、とりあえず付の人に話しかける。

「何泊のご予定で?」

付の可い犬耳のの人が聞いて來る。

「とりあえず5泊で。」

「わかりました。食事はお付けいたしますか?」

食事はやはりあるな、、、うん、、、これ確定だわ。

「いえ、いいです。」

「わかりました。部屋は2つ上の階の階段に一番近い3人部屋になります。」

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「了解です。」

「金貨20枚になります。」

「おう、金貨ないんで白銀化で。」

「承知いたしました。」

こうして、お釣りと部屋の鍵を持たされ、部屋に案される。

ここまでされたらわからないほうがおかしい。

値段といい、対応といい、場所といい、、、ここ、、、、、、高級ホテルだわ。

部屋にればもちろん

3人部屋とは思えないほど広かった。

軽く10人はこの部屋で過ごせるくらいだ。

え?待って?これって元いた世界の高級ホテルよりも広いんじゃねえの?

マジか、、、、、

「お兄ちゃん!ひろいねー!」

「ああ!そうだねフィル!雄一さんには謝だね!」

おう、興してるなー2人とも。

そりゃそうだ。

いままで、小さな村で狩りをしながら暮らしてきたんだ。

こんなVIPが泊まるような宿じゃあ興しないほうがおかしいよな。

実際俺もいま興してる。

だってひろいもん。

フィルとカクトがベットに乗ってぴょんぴょんしてるのを見ながら俺は、

「あとしかぁ、、、」

と、聞こえないように呟いた。

宿を出た俺らは飲食店へ向かう。

宿を出たとき思ったんだが、、、、かなり大きかったな、宿。

場所もいいし、壁や床などに使われている素材もいい。

完全間違えたな、俺たち。

まあ、金に困ることはないんだけどな。

まあ、もう予約してしまったしいいや。

いいや、飯だ飯!

ということでご飯を食べた。

いろんな店があったが、フィルが一番食いついたのは料理店だった。

というだけあって、料理のほとんどがだった。

とか豚とかこの世界にあんのかな?、、、メニューは、、、

メニューを見た俺はし食がなくなった。

ゴブリンの、、、、、、オーガの、、、、、ワームの、、、、、、、、は?ワームに関してはねえだろ、、、いやいやそういうことじゃなくて俺が言いたいのは、コイツらって本當に食べれんのか?ゴブリンとか食べれるって聞いたことないぞ、小説とかで。

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と、とにかくこれは卻下だな。

他には、、、、、お!羊のじゃん!

よし!これだな、これにしよう!もうこれしかないわ。

「お前ら何食うか決まったか?」

「うん!」

「はい、決まりました!」

「そうか、なら頼もう。すいませーん!」

俺は大きな聲で店員を呼ぶ。

そして、、、、

「「「羊くださーい!」」」

皆考えは一緒だったようだ。

味しかったです。

店を出た俺たちは自由行となった。

フィルたちにはお金を渡してあるから大丈夫だろうし、絡まれてもあいつらのステータスだったら楽勝だな。

だから安心して散策できる。

ま、宿を出てから行くとこはもう決まってるんだがな。

俺は今、武屋へ行こうと思ってる。

リスティール王國とガドール國では武が違うと聞いたから、し見て見たい。

「へいいらっしゃい。ゆっくり見ていけよ。」

厳つい顔の可い貓耳のおっさんが店員をやっていた。

すげー組み合わせだと思う。

ちなみに前の武屋と同じ反応されないのは俺が制服からこの世界の服に変えたからだ。

しっかし、、、

この國の剣は曲剣だな。

リスティール王國は直剣だったが、ガドール國は曲剣だ。

確かに違うな。

よし、一本買った!

を終えた俺は次のところへ向かう。

アイテムショップ。

言い忘れていたが、この世界にもポーションは存在する。

それだけでなく、狀態異常を治すものや、対象の能力を底上げするものもある。

ゲームでよくあるやつだな。

いくら俺の能力が萬能であっても、俺のいないところで傷などがつけば、回復魔法がないやつは治せない。

回復魔法があってもSPが盡きれば使えない。

そんな時にこれがあれば役に立つ。

ということで、フィルたちに買ってこー。

「すみませーん。SP回復ポーションと、HP回復ポーションと、狀態異常回復ポーションをここの在庫の分だけくださーい。」

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「何いってんの?君。」

説得に時間がかかったな、、、、

あのの店員、しつこかったな。

在庫分って言ったら、いくらだと思ってるんだい!とか怒鳴ってきたし、あんたみたいな金のなさそうな奴が買える代じゃないんだよ!とか言ってきたし、、、しかも王金貨見せても、これ偽でしょ!私を騙してポーション取る気でしょ!とか言ってきてこれが本だっていうことを証明するのがかなり辛かった。S級鑑定士まで呼びやがったからな、あいつ。

あーまじだるかった。

あれが王金貨だってことが証明された後は一瞬。

在庫の分全部出してくれたわ。

「あー、あのに止められたせいでかなり時間食っちまった、、、、ってもう夜かよ!あー最悪だなぁー!チクショー!、、、、ま、いいか。目的は果たしたし。」

だから俺は適當に街をぶらぶらした。

「あ、雄一お兄ちゃん!」

「お?フィル、カクト買いは済んだのか?」

「はい!お様で!」

「おう、それは良かった。」

確かに買いは済んだみたいだな、、、その大量の袋見りゃわかるわ。

「じゃあ用事も済んだし、宿に戻るか。」

「うん!」

「はい!」

いい返事だ。

適當な店で夕食を済ませた後、宿に戻った。

「ここの宿大きな風呂があるらしいから行こうか?」

「行きたい!」

「僕も行きたいです!」

「おう!じゃあ決まりだな!」

風呂というより溫泉だった。

天風呂もあって、前にいた世界の溫泉を思い出した。

「、、、、やべぇ、、、日本の溫泉よりいいかもしんねーぞ、、、、!」

本當に素晴らしかった、まじした。

「ふぅー、、、」

お湯の溫度は丁度よく俺の好きな40度前後だった。

「あの、雄一さん。本當にありがとうございました!何から何まで。」

「いいってことよー、はっはっはー。」

「こんなにすごい宿だけではなく、すごく高いポーションまでもらってしまって、、、」

「いいのいいのー。俺がやりたくてやったことだから。」

「本當にありがとうございます!」

「おう。まあ、今はこの最高の風呂を楽しもう。」

「はい!」

この後俺たちは溫泉を満喫した。

、、、、フィルは1人で大丈夫だったのかな?

俺の予想は大きく外れ、フィルはおとなしく風呂にっていました。

「雄一お兄ちゃんとりたかったなー、、、、、」

フィルが言ったことは誰にも聞こえなかったとさ。

「ふぃー。溫泉最高だなぁー。」

「そうですねぇー。」

風呂から部屋に戻った俺たちは今、ベッドを満喫している。

「さーて。寢るか!」

 やることなかったから寢ることにした。

明日は何やるかなー。

いざガドール國にきてみたけど、何もやることないな。

遊ぶくらいか?

よし、いろんなところ回って何もなかったら遊ぼう。

俺は最高のベッドで眠りについた。

俺が起きたのはフィルたちよりも前で、時間にすると7時くらいだろうか。

昨日はよく寢たなぁー。

ベッドが気持ちよくてまじで寢やすかった。

俺いつもベッドにってから寢るのが遅いのに、昨日はすぐに寢たわ。

ベッドの想を心の中でコメントすると、またベッドにりたくなった。

がしかし、ベッドにる前にドアのノックの音が聞こえた。

「ん?誰だ?こんな時間に。」

ドアを開けると付の人が立っていた。

「雄一様、おはようございます。」

「ああ、おはようございます。こんな朝早くからどうしたんですか?」

「はい。ガドール國、國王のベルネスト・ゲース殿下から至急王城に來るようにと、王國騎士から伝言を授かりました。」

「は?なんで國王が?」

いや、理由はわかってる。

どうせあのクソ貴族のことだろう。

「わかりました。急いで支度をします。」

「はい、わかりました。では1階の付で待ってます。」

「わかりました。」

國王か、、、ま、暇つぶしにはなるな。

フィルたちを起こした後、著替えやら何やらを済ませて部屋を出る。

いい機會だから今日この街を出よう。

1階に降りると付の人と王國の兵士が立っていた。

「お前が江藤雄一だな?國王殿下がおよびだ。王城來い。」

「わかった。」

軽いやりとりをすませると、俺たちは兵士について行く。

宿を出てからし歩くと馬車があった。

そこから先も兵士の指示に従い、王城に著くことができた。

リスティール王國の王城よりは大きくないがこちらも凄い。

俺たちの乗る馬車はそのまま城門を潛り、中にる。

その後も兵士の指示に従って行した。

まあ、そんなじで今俺は國王を目の前にしてるんだが。

「お前が江藤雄一か。」

「ええ。」

はゴツく、顔や手にはいくつもの傷がある。

國王ってじだ。

ザ、國王だな。

、、、、いやこの人國王なんだけどな。

まあ、めっちゃそれだってことだ。

「お前が殺した貴族。彼は私の親しい友人であった。」

「親しい友人、、、、」

「その彼を殺したようだな。お前。」

報が早いな、どうやってわかったんだ?

「ああ、そうだな。殺したな。」

「正直だな。では何故殺したのか話してもらおうか。」

「ええ、いいですよ。」

「、、、、あの貴族は、村の人々を奴隷として扱っていた。それだけでなく、小さな子供をいたぶるような趣味を持っていた。死ねば捨て、逃げれば追いかけて捕まえて、、、その後また同じような暴力を與えたあと殺す。そんな下衆なやつだったから殺した。それだけだ。」

「なるほど。そんなことをしていたのか。あいつは。」

「ああ、わかってくれてありがたいよ。」

「ふん。だがな、お前の話を信じようとも、この私の村に壁を作り、見知らぬ武を持った人間を置くとはどう言うことだ?」

「ああ、それなら簡単だ。魔から村を守るためだよ。俺の隣にいるこいつらは魔に親を殺された。だからそんなことが2度と起きないよう、こんな思いをするような人たちが2度と出ないよう、壁を作り、兵士を置いた。これが理由だ。」

「村の者のことを考えて、、、か。わかった。お前の言葉を信じよう。だがな、私も1人の國王だ。他人に簡単に村を渡すということは立場上出來んのでな。そこでどうだ?私と勝負してあの村を勝ち取ってみるか?」

「ちなみに戦わないと言ったら?」

「お前の兵士たちを撤退させ、壁を壊す。」

「わかったけよう、その勝負。」

「「「おおー!!」」」

いきなり周りが騒ぎ出した。

その理由はカクトが教えてくれた。

「ガドール國の國王は國王選抜戦で勝ち殘ったものが國王になれる仕組みになっています。そして現國王、ベルネスト國王は未だ無敗です。」

「ふーん。強いんだ、、、、、、観察眼。」

とりま見よう。

ベルネスト・ゲース

種族     獣人

     土、火、水

役職     戦士

攻撃     80000000

     80000000

HP       5600000

SP       900000

スキル/強化、スピード強化、強化、防強化、攻撃強化、筋化、瞬足、連撃、斬撃、瞬撃、自己回復、自然回復、

魔法/無し

ガチの脳筋じゃん。

ってか、前々から思ってたけど向上と強化って何が違うんだ?

聞いてみると、効果の差だった。

強化の方が上らしい。

ま、強さは確かだな。

國王の案で闘技場へ行く。

「ここは毎年に開催される國王選抜戦で使われる闘技場だ。」

「ここで試合、、、、か。」

「そのとうり。」

國王と俺は向かい合う。

その間に審判と思われる人が1人來た。

「ルールは國王選抜戦と同じにします。」

ルールは簡単だった。

まず、対戦相手を殺す技は止、魔法は一切使ってはいけないようだ。

それ以外ならなんでよいいということ。

も好きにして良いとのこと。

どうでスキルしかなかったのか、それとHPより攻撃の方が上だったのもこの理由か。

「では雙方、準備を。」

當然ながら俺も國王も武を構える。

俺は二本の武を腰につける。

まず使う武はリスティール王國で買ったただの直剣。

対して國王は巨大な剣、大剣よりも大きい特大剣を持ち出して來た。

大きさは2メートルを超えているだろう。

それを片手で持っている。

どんな筋のつけ方したらそんなもん持てんだよ、、、

相當筋トレしたのかな、、、、いや、それでも一般人なら無理か。

獣人特権かな?ま、いいやあのおっさ、、、、、國王だからってことで。

俺たちの準備完了を確認した審判が試合開始の合図を出す。

「それでは、、、、、始め!」

國王との試合が始まった。

開始の合図とともに國王が俺に向かって一直線に走ってくる。

普通の俺ならここで魔法を使う。

がしかし、ここのルールでは魔法は止。

だからここはスキルでなんとかするしかない。

が、國王を殺さないスキルなんてない。

これもルールで決められているから俺のスキルは全的に使えない。

さらにスキルを作ってる暇もない。

なら仕方がない、直接真っ向か、回避からの攻撃だな。

俺なら、、、、回避するが、自分のステータスでどんな筋力になってるか知りたい。

だから、、、、真っ向!!

ガキン!!!

大きな音とともに俺と國王の武がぶつかる。

俺は攻撃に耐えられた、余裕すらあった。

俺の筋力はステータスとともに上げられているようだ。

しかし、武は持たなかった。

この一撃で俺の武にヒビがった。

まあ、折れないだけあっていい武と言える。

俺は一度距離を取る。

このヒビのった武じゃあもうだめだ、新しいの用意しないと。

しかしどうしたもんかなまた真っ向で行っても同じことになる。

俺の筋力は上がってるってわかったからもう真っ向で行く必要ないからな。

よし、次は回避で。

ちょうど考え終わったあたりで國王が斬り込んで來たのでそれを回避、武をこの國で買った曲剣に即座に切り替えて一撃をれる。

攻撃がことはなかった。

理由は簡単。

國王がすごいスピードで剣を戻したからだ。

こんなこともできるのか、、、、と俺は驚いた。

多分スキルを使ったのだろう。

、、、、、強いな。

「どうした江藤雄一!それで終わりか?」

「余裕だな、、、さすが國王だな。」

一度後ろに飛んで國王と距離を取る。

「スキルを使ったんだろう?」

俺が質問する。

「そのとうりだ。使ったのは強化のスキルだ。」

たった1つのスキルでああなるのか、、、普通にすごくね?

「で、どうする?江藤雄一。俺を倒す策はあるのか?」

策、、、ね。

もちろん無い、それどころか考えもしなかったわ。

ま、手はいくらでもあるんだけどな。

創造。聖剣、エクスカリバー。」

そのの1つはこれ、壊れない武を作ればいい。

國王はどこから武を出したのかと驚いている。

それは仕方ないだろうな。

「んじゃ、行くぜ。」

「あ、ああ。來るがよい!」

この剣だと確実に國王を殺してしまう。

ならば武をを壊してみるか。

もう一度國王の一撃を真っ向でける。

剣同士がぶつかると、今度は俺の剣ではなく國王の剣が折れた、いや切れた。

國王は今までに無いくらいに驚くが流石選抜戦に勝ち殘っただけはある、闘志は消えていない。

ならば。

國王の腹に強い一撃をれる。

「ぐはぁ!」

國王がを吐く。

それでは終わらせずに俺はそのまま國王を毆り飛ばす。

壁に大きく激突した國王はそのまま倒れ、、、、ることはなかった。

おいマジかよ、結構強く打ったぞ俺。

それでも立つのかあのおっさん。

「なるほど、、、、、その武が切り札だったか。」

いや、そういうこともないけど。

「ああ、そうだな。」

一応そういうことにしておく。

「なるほどな、、、、、見事だ。」

「で、どうする?続けるか?」

「いや、降參だ。肋骨と背骨がいった。それに他の武を使ってもまた切られるだけだからな。」

結構やばかったのな、あのバカみたいな筋あるから大丈夫だと思ったけど、立ってるのがギリギリか、、、にしてもすげーよ。

「じゃあ俺の勝ちでいいな?、、、、審判。」

唖然としている審判に聲をかけて正気を取り戻させる。

「は、はい!、、、、こ、この試合、江藤雄一の勝利です!」

「「「、、、、、、、、!!」」」

皆が驚愕している中俺は闘技場を後にしようとする。

「待て、、、、」

「ん?なんだ?まだ何かあるのか?醫務室あるなら連れて行くか?」

「いや、自分で歩ける。それより、せっかくだから我が城で夕食でも食べて行け。」

「え?マジ?」

うーん。

俺は面倒いから帰りたいけどフィルとカクトがめっちゃ喜んでるからからな、、、、

「なら、お言葉に甘えさせてもらおうか。」

「決まりだな。」

めちゃくちゃでかい食堂に俺たちは座っていて、異常に長いテーブルにはそれを埋め盡くすほどの料理が乗っている。

俺たちの他に國王と、他から來た貴族なども座っている。

「さあ、食べるがよい!私の自慢の料理人たちが作った料理だ!」

「「いただきまーす!!」」

フィルとカクトが早速食べ始める。

俺も近くにあったを自分の皿に乗せて食べる。

「「おいしーい!!」」

2人とも満足のようだ。

「うん、うまい。」

流石は城の料理だな、そこらのレストランと天地の差だ。

俺たちが料理にしていると、1人の貴族が話し出した。

「しかし、國王様を倒せるものがいたとは知りませんでしたな。どうですか雄一殿、私の護衛に雇われないですかね。」

「な、、、!ず、ずるいぞミネル伯爵!」

「そうだ!我々が先だ!」

「お前は前に雇った冒険者がいるだろう!」

「それよりどうですか!?私の護衛に雇われる気はありませんか!?」

貴族たちが言い合いを始めた。

もちろん俺は、

「悪いけど俺は誰にもつかないよ。」

「そうでしたか。それなら仕方がありませんね。」

「そうだな、雄一殿が決めたことだ。」

「雄一殿がいうなら誰も反論できないですね。」

皆諦めてくれたようだ。

ここで國王がようやく口を開く。

「雄一の強さに目を惹かれた者は多いだろう。だが、私はその強さ以外にもう一つ、あの武が気になるのだ。」

「あの綺麗に輝く剣のことですか?」

「そうだ私はあの剣に興味がある。なにせ、私の使う最強の魔剣を切ったのだからな。」

あれ魔剣だったんかーい!

食事が終わりフィルたちと帰ろうとしたら國王がせっかくだから泊まってけといったのでこれまた言葉に甘えさせてもらって、泊まることになった。

王城の一室にて、泊まった宿以上のベッドで寢転がっている俺。

ちなみに1人部屋でフィルとカクトは隣の部屋で一緒にいる。

あの宿以上ということにまず、3人部屋だった宿の部屋以上の広さの部屋、、、マジで神です。

前の世界だったら一生味わえない験だな。

でもやろうと思えば俺も創造で造れるんじゃないかなと思っている。

やってみようかな、、、、一回。

でもこんなところに城作ったら國王ビビるだろうな。

どっか何もない平地とかに作ってみよ。

あー、懐かしいなぁー。

よくやったわーゲームで。

何クラフトだったっけな。

帰ったらやりてーなーあのゲーム。

帰れるかどうかもわかんないけど。

「明日、、、、か。」

明日は街を離れて新しいところへ目指す。

ガドール國ではもうやることはなくなった。

次へ進む。

だから、、、、、、、

早朝、俺は誰にも気付かれずにガドール國を出た。

國王には置き手紙を殘して、、、、

「さて、、、、次はあそこへ行くか、、、、」

新しい旅を俺は、、、、また1人で始めた。

雄一お兄ちゃんがガドールの王様を倒した。

とてもすごかった。

る剣を使ってガドール國の王様の剣を切ったんだ。

あの時の雄一お兄ちゃんかっこよかったなー。

今隣の部屋にいるんだよね、、、、、でもなんで一緒の部屋にしなかったんだろ、、、、、

お兄ちゃんは私と同じ部屋だし、なんでだろう、、、、

「ねえお兄ちゃん、、、、雄一お兄ちゃんはなんで私たちと同じ部屋じゃないの?」

「ん?それはね、、、、俺とフィルが兄弟水らず過ごせるように部屋を分けてくれたんだよ。俺はフィルまだあってからあまり話してないからね。」

「そっかー!優しいね!雄一お兄ちゃんは。」

「そうだね、、、」

「?」

一瞬、お兄ちゃんの顔が悲しそうな顔に見えた。

「さ、もう夜遅いから寢よっか。」

「うん!」

その時はお兄ちゃんがなんでこんな顔をしたのかわからなかった、、、、明日になるまでは。

気付いた時には雄一お兄ちゃんはいなかった。

置き手紙は王様のために書かれたものだった。

王様は置き手紙を読んだ。

「なんて書いてあったの?」

でも王様は何も答えない。

「ねぇ!」

私も引き下がらなかった。

「リクト君たちを門の外まで送ってあげなさい。」

「かしこまりました。」

王様は何も言ってくれなかった。

「行こう、、、、フィル。」

「お兄ちゃん!?」

「さあ。」

「なんで雄一お兄ちゃんはいなくなったの!?」

「、、、、、、」

「お兄ちゃん?、、、、、、もしかして、、、、何か知ってるの?」

「、、、、、」

「ねぇ、、、、、!」

「、、、、、、、雄一さんは、元の世界に帰ったよ。」

「え?、、、、、、元の世界って、、、、」

「雄一さんは異世界から転生してやってきたんだ。」

「、、、、、!」

「フィルも気づいていたと思うけど。」

「でも、、、、」

「雄一さんは俺にフィルのことを頼むって言っていた。」

「なんで、、、、!」

「多分俺たちと別れた理由はリスティール王國にいるステファンさんたちと同じだど思う。」

「1人の方がいいから?、、、、、」

「違う、、、あの人はが移りやすいんだと思う。だからいっつもフィルやみんなのことを考えてくれていた。」

「、、、、、」

「でも自分が助けた人たちはみんな自分たちの力で戦えていなかった。ステファンさんたちは雄一さんたちに會うまでは初心者だったからね。」

「なんでステファンさんたちのこと知ってるの?」

「雄一さんが々話してくれてね、、、、、みんなには勇者が付いているから大丈夫って。あとはフィルだけだって。」

「、、、、、、、」

「雄一さんが最初にフィルを見た時は無力なの子で誰かに助けを求めているように見えたんだって。だから助けてあげて、自立できるくらいに強くして旅立たせる。雄一さんはフィルといる時ずっとそのことを考えていたんだ。」

「そのためにもフィルがとっても強くなって、雄一さんのように誰かを助けられるくらい強くなってしいって。」

「、、、、、、、」

「フィルがとっても強くなったらまた、帰ってきてくれるってさ。」

「、、、、、、、!」

「だから強くなろ?フィル。雄一さんに會えるその時まで。」

「、、、、、、、うん、、、、!」

「僕たちは僕たちの旅をしよう!」

「うん!」

「カクト、ちょっといいか?」

「はい、なんでしょうか。」

「フィルのことなんだが。あいつのことは頼んだぞ。」

「え?、、、、」

「いつまでも俺がいては強くなれないんだ。」

「そんな、、、、、魔と戦ってフィルに戦位なれさせてたじゃないですか!雄一さんのおかげでフィルも俺も強くなれたんですよ!?」

「ごめんな、、、、、実は補正スキルをフィルにかけていたんだ。」

「そうだったんですか、、、、」

「ああ。そしてこの先、俺がいなくても自分の判斷で戦っていけるようにリクトが戦いを教えてやれ。そのためにお前にスキルを與えたんだ。神撃と聖剣錬はもしもの時にフィルを助けられるように、全能力向上付與は、フィルの長の助けとして。」

「雄一さん、、、、俺は、、、、!」

「大丈夫。カクトにあげた観察眼のスキルは相手がどれほどの強さかわかるものだ。それを使えば大抵は見極められる。」

「だから、、、、、フィルのこと、頼んだぞ、、、兄貴!」

「、、、、、、はい、、、!任せてください!必ずフィルも俺も強くなってみせます!」

「ああ!任せた!お前らが強くなって誰かを助けられるようになったら、また帰ってくるよ!」

「はい!その時までに強くなって待ってます!」

「おう!」

「さて、、、、日本に帰ってみますか?俺!」

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