《死神と呼ばれた殺し屋は異世界に》第2話 異世界召喚
晝休みか、やっと落ち著ける。俺はよく晝休みは屋上で菓子パンとかを食べる。今日はメロンパンだ。すると、頬に冷たいが伝わる。
「こんにちは、佑。」
「お前か、勇気。」
新井 勇気あらい ゆうきは1年の時同じクラスの友人だ。クラスが変わり、疎遠になってしまったが。
「クラスどう?」
「よく絡まれる。」
「雪華ちゃん人だからね。」
笑いながら言う。俺はそれでよく絡まれるのにな。
「お前が速く雪華と付き合えよ。」
「できたらね。」
こいつは自覚はしてないが結構イケメンだ。そしてよくもてる。それですら自覚もしてないからたちが悪い。
すると、チャイムが鳴る。俺は立つと、
「おい佑、落としたぞ。」
「ありがとう。」
「お守りか。お前神とか信じて無さそうだが。」
「神より尊敬してる人からもらったもの。」
「へぇ誰だ。」 
「緒だ。」
師匠からもらった弾丸をお守りの中にれている。俺は屋上のドアを開けて階段を降りる。そして、教室のドアを開けてると、いきなり床が白くりだした。変な紋様も浮かんでいる。
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「魔…方陣……?」
そう呟いたとき、浮かぶような覚に襲われた。
◆◇◆
実際には浮いていない。地に足がついている覚がある。白いの中からやっと景が見えてきた。白い壁や柱、赤より紅い絨毯、細かい裝飾を加えられた神殿とすら思えるこの場。
うんちょっと10秒間待ってくれ。ここにクラス全員、教室とは言い難い場所、周りには兵士のような格好をした人達。そして、さっきの床の魔方陣。
おそらく、これは異世界召喚だ。(この間5秒)
「え、ここどこだ!」
「教室じゃない!」
「俺達どうなってるんだ!?」
「そっか、これは夢だ!夢なんだ!」
「現実を見ろ!」
あちこちからパニックの聲が聞こえる。まぁ俺もまだ頭の中はパニック狀態だ。理解はしたが納得できていない。よく見ると魔師のような人達が喜んでいる。
すると、見るからに王様のような人が現れた。
「王、ついに召喚が功しました!」
「うむ、よくやった。ここからは私が説明する。」
「貴様達!王からの言葉だ靜かにしたまえ!」
「その前に狀況を説明しろ!」
「なんで私達こんなところに居るの!」
「元の世界に帰せよ!」
あちこちから批難と疑問の聲があがる。取り巻きのような人達は靜粛にとか王の前だとか言ってるがそれを聞くほど馬鹿正直ではない。
「皆落ち著け!」
すると、剣が聲をあげた。その聲は水紋が広がるように伝わった。それとともに靜かになった。
「とりあえずあなたは誰ですか?」
「私はヒンメル國の國王、シエロ・ヒンメルだ。そして、君達はこの世界の勇者候補と喚ばれたのだ。」
「勇者?候補?どういうことですか?」
國王が言うには、この世界はクレアートルといい
人間、エルフ、魔族、獣人、龍、ドワーフ、の6種族がいる。そして、それぞれの種族がそれぞれ6つの大陸に住んでいる。そして、人間の住む大陸「チェロヴェーク」が魔族の王、魔王の手により危機に瀕しているらしい。
そして、俺達は魔王を倒すためこの國の宗教、リヒト教の神の神託によりここに召喚されたらしい。
「そんなこと無理です。俺達は危険や戦爭から縁遠い國から召喚されました。どうやって倒すことなんてできません。俺達を元の世界に帰してください。」
「そうだ、元の世界に帰せ!」
「死にたくなんかねぇよ!」
「魔王なんて倒せるわけない!」
またギャラリーがうるさくなった。いや、そこまで縁遠くはないだろ。毎日人が死ぬニュースなんて見飽きてるだろ。毎日いつ轢かれ死ぬか分からない車が走る世界で、昨日なんてガスを浴びせられたし。
縁遠いんじゃなく気づかないだけだと思うんだが。
まぁテンプレでは、
「すまぬ、元の世界に帰すことは今はできないのだ。」
ですよね。
「なぜですか?」
「人を1人異世界から召喚するだけで50人分の魔力が必要なのだ。君達を召喚した時點で既に1000人分以上の魔力を使用している。しかも元の世界に帰還させるためにはそれ以上の魔力が必要なのだ。しかし、君達が魔王を倒してくれれば君達を元の世界に帰すことを誓おう。」
優しい言い方だが要約すると、元の世界に帰してほしければ、魔王を倒せという命令、いや脅迫だ。
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