《死ねば死ぬほど最強に?〜それは死ねってことですか?〜》第3話〜不死〜
異世界に來てから數日後。何かが変わると思っていた司を、何も変わらない日常が襲っていた。
「おい! お前不死なんだろ!」
「異世界に來て、さらに良いサンドバックになったな」
元の世界と変わらない暴力の嵐。訓練と稱して行われるいじめは、さらに酷さを増していはた。元の世界よりは力などが上がっていることで、無駄に打たれづよくなってしまったのだ。さらに、不死になったということを知られ、手加減がなくなっていた。
森山達の平均ステータスはCぐらい。司が勝てるわけもなく、いじめは続いていた。
「やめなさいよ!」
花音がいじめの現場を発見し、止めにってくる。それによってひとまずはいじめが終わる。異世界に來て、何度か花音にいじめの現場を目撃されていた。司はいじめが止まることよりも、みじめな自分が見られるのがたまらなく嫌だった。死にたいと思うこともあったが、不死になったんだと自分で笑うのだった。
「どうして助けを呼ばないの? いつでも助けてあげるから!」
自信満々な花音には、それを裏付ける理由があった。
    花音のステータスは
力:A
攻撃:A
防:A
魔力:B+
魔法攻撃:B
魔法防:B+
俊敏:A-
能力:絶対防
となっていた。
司が花音のステータスを見たときは驚きで聲も出せなくなった。絶対防とは一定時間の間、すべての攻撃を無力化する能力らしい。ステータスは勇者と呼ばれる者に匹敵するという話だった。
「別に助けてくれなんて言ってないだろ! 余計なお世話なんだよ! どうせ俺は不死になってるんだからいじめなんてどうでもいいんだよ!」
みじめな自分が許せない司は、ついカッとなってしまい強い口調になる。
パシンッ
花音の平手が、司の頬を勢いよく叩く。その表は今まで見たことのない、怒った表だった。
「どうしてそんなこと言うの! 能力で不死になったって確証なんてないんだよ! それにが大丈夫だとしても、心は別でしょ! 司がつらいなら私もつらいんだから!」
怒った表だった花音は、言い終わる頃には涙を流していた。自分のことしか考えていなかったことを痛した司は、今までのことをすべて打ち明けることにしたのだった。
花音が不死になった確証がないといったのは過去に前例がないからだ。過去、何回か行われた召喚で、授かれる能力は同じだとヘルメスが言っていた。しかし、不死という能力は今まで誰も授かっていないらしい。
花音にいじめのことを打ち明けてから一週間。花音が何をしたのかは分からないが、森山達からのいじめはおきていなかった。
日常が変化した。それはつかの間の休息だということを司は理解することになる。
「おい! お前他のクラスの花音ってやつに告げ口したろ!」
「舐めたことしやがって! 許さん!」
いつも通りの訓練の後、ひとけのない場所で森山達に囲まれる。司は花音が何をしたのか一瞬で理解できた。それは花音らしいが、もっともしてしくない行でもあった。
「死ね! オラ!」
「不死ってやつになったんだろ! 本當に死なないか試してやるよ!」
今までよりも激しい暴力。助けがこない狀況が何分も続き、元の世界より多強くなった司にも、ついに限界がきた。意識が薄れ、呼吸が減っていくのをじる。
どこで聞いたか忘れたが、死ぬのはどんなことよりも快らしい。そんなことは噓だ。死ぬというのは最悪の気分だよ。あと、花音が標的にならなくてよかった。司はそう思いながら意識を手放した。
『能力の発條件を満たしました。能力を自発します』
【最終章開始!】 ベイビーアサルト ~撃墜王の僕と、女醫見習いの君と、空飛ぶ戦艦の醫務室。僕ら中學生16人が「救國の英雄 栄光のラポルト16」と呼ばれるまで~
【第2章完結済】 連載再開します! ※簡単なあらすじ 人型兵器で戦った僕はその代償で動けなくなってしまう。治すには、醫務室でセーラー服に白衣著たあの子と「あんなこと」しなきゃならない! なんで!? ※あらすじ 「この戦艦を、みんなを、僕が守るんだ!」 14歳の少年が、その思いを胸に戦い、「能力」を使った代償は、ヒロインとの「醫務室での秘め事」だった? 近未來。世界がサジタウイルスという未知の病禍に見舞われて50年後の世界。ここ絋國では「女ばかりが生まれ男性出生率が低い」というウイルスの置き土産に苦しんでいた。あり余る女性達は就職や結婚に難儀し、その社會的価値を喪失してしまう。そんな女性の尊厳が毀損した、生きづらさを抱えた世界。 最新鋭空中戦艦の「ふれあい體験乗艦」に選ばれた1人の男子と15人の女子。全員中學2年生。大人のいない中女子達を守るべく人型兵器で戦う暖斗だが、彼の持つ特殊能力で戦った代償として後遺癥で動けなくなってしまう。そんな彼を醫務室で白セーラーに白衣のコートを羽織り待ち続ける少女、愛依。暖斗の後遺癥を治す為に彼女がその手に持つ物は、なんと!? これは、女性の価値が暴落した世界でそれでも健気に、ひたむきに生きる女性達と、それを見守る1人の男子の物語――。 醫務室で絆を深めるふたり。旅路の果てに、ふたりの見る景色は? * * * 「二択です暖斗くん。わたしに『ほ乳瓶でミルクをもらう』のと、『はい、あ~ん♡』されるのとどっちがいい? どちらか選ばないと後遺癥治らないよ? ふふ」 「うう‥‥愛依。‥‥その設問は卑怯だよ? 『ほ乳瓶』斷固拒否‥‥いやしかし」 ※作者はアホです。「誰もやってない事」が大好きです。 「ベイビーアサルト 第一部」と、「第二部 ベイビーアサルト・マギアス」を同時進行。第一部での伏線を第二部で回収、またはその逆、もあるという、ちょっと特殊な構成です。 【舊題名】ベイビーアサルト~14才の撃墜王(エース)君は15人の同級生(ヒロイン)に、赤ちゃん扱いされたくない!! 「皆を守るんだ!」と戦った代償は、セーラー服に白衣ヒロインとの「強制赤ちゃんプレイ」だった?~ ※カクヨム様にて 1萬文字短編バージョンを掲載中。 題名変更するかもですが「ベイビーアサルト」の文言は必ず殘します。
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