《ちょっと怒っただけなんですが、、、殺気だけで異世界躙》第1話 こんなフラグは嫌だ

  小鳥のさえずりが聞こえ、ハヤトは目を覚ました。

 「んんっっ、、ここどこだ?

俺なんで森の中で寢てんの?」

見渡す限り大森林が広がっていた。

「思い出した!俺、トラックに轢かれたんだった、、。

じゃあなんで生きてんの?

まさかっ!轢かれた後のテンプレ異世界転移か、、、そんなわけないなラノベの見過ぎだ。俺に主人公補正はない」

「とりあえずお腹空いたし森から出たいな。てか木がでけーな、全部50メートルぐらいあるぞ。こんなところ日本にあるのか?」

 適當に30分ほど歩きまわった。

「やばい、どこにいったら出れるのか全然分からん。

早く出るか安全な場所を探さないとな。

猛獣とかいたら嫌だし。」

と、言いながら後ろにあった大巖にもたれかかった。

なんかフサフサしていた。

 「あぁ、なんかこの巖フサフサしてて溫かくてきもちいい、、、

んっ?フサフサ?これフラグ?」

 恐る恐る後ろを振り返って見ると大巖と間違えてもおかしくないとてもとても大きなイノシシが獲を見る目でこちらを睨んでいた。

「グルルルルゥ!」

「..................出口どちらか知っていますか?」

 そして俺はゆっくりと前を向き全力でダッシュした。

すると凄い速さで追いかけてきた。

「やばい!やばい!こんなでけーイノシシみたことない!ていうかめちゃくちゃ速い!!!!!」

「あっ!いいところに木の隙間が!」

イノシシはハヤトが急にいなくなったため一時的に見失った。

「ふーっ........ここ匂いとかでバレたりしねーよな」

あれっっこれもフラグ?

するとイノシシ?はこちらを向いて俺と完全に目が合った。

「イノシシって案外キレイな目をしているね ️」

ゆっくりと木の隙間から出てもう一度ダッシュした。

また凄い速さで追いかけてきた。

「ダーーッッシューーー!!!!」

死ぬー!!めっちゃ怖い!轢かれた時より斷然怖い!食べられて死ぬとか絶対無理!!」

「こんなバケモノ地球上に存在するわけねーだろ!!」

 必死に走っていると木のない大きな広場に出た。

「はははっこれはもう夢だな。こんなところあるわけないし天國でもないだろ」

そう言う彼の目の前にはさっきと同じくらいの大きさのイノシシが3頭いた。

「夢ならもういいよな、、、どうせ人なんかいねーだろ。」

「もう、この怒りを我慢しなくてもよぉ……」

そしてハヤトの10年程表に出さず溜め込み続けた最高の怒りを、、、、

発させた。

「なんで俺がこんな目に遭わなくちゃいけねーんだよ!!!!うぜーんだよ ︎死ね!死ね!死ね!死ね ︎」

そう言い放った瞬間膨れ上がった怒りは純粋な殺気に変わりイノシシ達に襲い掛かった

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