《ちょっと怒っただけなんですが、、、殺気だけで異世界躙》第10話 冒険者登録

魔王と別れた後、適當にぶらついていた。

「ふえ〜、

サキュバスにスケルトン、角がある人、翼が生えてる人、腕が4本ある人もいるな。

一言で魔族って言ってもいろんな種族がいるんだなぁ」

ハヤトは異世界にきてから初めての観なのでしていた。

「結構賑わってるみたいだな。戦爭中だとは思えねーよ」

何人もの魔族とすれ違うが、だれもハヤトが人間だということは気がついていない。

「おっちゃん!焼き鳥一つ」

「あいよ〜」

別れる際に魔王からし渡されていたお金を使い焼き鳥を買った。

「200ブルだよ」

「はい、どうぞ」

 

じつはリックさんにいろいろ教えてもらっていた。

こちらのお金の単位はブルと言うらしい。

日本円とあまりかわらず200円の価値のものはブルにすると200ブルだった。

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

1時間ほど前

「金がなくては困るだろう?これをやろう」

「3000ブルだけかよ。しけてんな、子供のお小遣いレベルじゃねーか…もっとよこせ」

「ふははは!

なかなかチンピラが板についてきたではないか!

働かざる者食うべからずだ」

ちっ、貰えるだけマシと思っておくか……

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

「ガイルスから貰った金が盡きる前に仕事探さなきゃな」

やはりここはテンプレに冒険者になるべきか?

でも冒険者って荒くれなイメージがあるんだよなぁ〜。トラブルに巻き込まれなければいいが…

「すいせ〜ん。冒険者ギルド的なものってどこにあるんですか?」

「冒険者ギルドならこの道の突き當たりを右だよ。

しようか?」

「いやっ大丈夫です。ありがとうございます」

魔族って親切な人が多いんだな。

あのムキムキゴリラは例外だけど。

  歩いて行くとそれらしき建を見つけた。

「これだな、なかなかでかいな…早速中にろ「やりやがったなこの野郎!!」………」

から轟音が鳴り響いている。

うわー…嫌だなーりたくねぇ。

でもしかたないか、背に腹はかえられん。

勇気を出してドアを開けた。

「こ、こんにちは〜」

挨拶した瞬間、大男がこちらにぶっ飛ばされてきた。

「うをっ、!せい!!あぶねぇじゃねぇか!」

とっさに、飛んできた大男を蹴り上げた。

「あっ、やっべ」

死んではないと思うが大男は10メートルぐらい上空に上がり地面に叩き落ちた。

それを見ていた冒険者達から「おぉっ!」という聲が上がった。

「かっかっかっかっ!いい蹴りじゃねぇか!」

豪快な笑い方をする褐の額に角がある綺麗なの人が話しかけてきた。

「ええっと、あの人、大丈夫っすか?」

「大丈夫だ。死んでも。

あいつはずっとギルドに難癖つけてたから今回の件で懲りるだろう」

死んでも大丈夫って、あんた…

「それより、冒険者になりたいんですけど」

「あの見事な蹴りでまだ冒険者登録をしてないのかい!?」

「えぇ」

は頰をぽりぽりと掻きながら「あんだけの腕前があるならすぐに私の耳にっているだろうし…」などという意味のわからないことを言って、

「それならあそこの付に行きな」

「ありがとう」

冒険者登録をするため付嬢に話しかけた。

「あの、冒険者登録をしたいんですけど」

「はいっ、付嬢のリーナと申します。

こちらに名前と職業をお書き下さい。スキルや魔法などは書かなくても構いません。もし字が書けないのであれば代筆をしましょうか?」

紙を差し出されたが異世界語など書けるはずもなく、

「お願いします」

「名前と職業をお聞きします」

「名前はハヤトで」

「ハヤトさんっと、

先程のキックはとても素晴らしかったので職業は格闘家ですか?」

「………職業はチンピラです」

恥ずかしーーーーー!!!!!

「…はいっ?」

リーナさんはよく聞き取れなかったのかもう一度聞き返してきた。

「噓です!噓です!冗談ですよー!職業は格闘家です」

もうだめだ…一生格闘家として過ごそう。

「最後に冒険者の諸注意とこの水晶にれて下さい」

諸注意を聴き終わった俺は水晶にれた。

「はい、もういいですよ。犯罪歴はなしっと。登録を完了しました。

こちらが冒険者カードです。失くさないでくださいね。

再発行にはお金がかなりかかりますよ?

渡された名刺ぐらいの大きさのカードには名前とアルファベットのEが書かれていた。異世界語は書けはしないが、なぜか読むことはできる。

「ハヤトさんは今日からEランクの冒険者として頑張ってください。今後のご活躍を期待しております。

依頼は出口の橫にある掲示板にはりだされています」

はぁ、やっと登録終わった…

依頼をけるか。

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