《ちょっと怒っただけなんですが、、、殺気だけで異世界躙》第14話 人としての尊厳と報告

前半は々汚い話かもしれませんがそこは本當にすみません。あと一応ハヤトはずっと仮面を付けています。

「まだ、大丈夫…まだ、大丈夫….」

を青くしてうわごとのように呟きながら走るハヤト。

もうおの限界である。

し経って魔王國が見え始めた。

「とどけーー!!」

ハヤトは魔王國に向けて大ジャンプをし、城壁を飛び越えた。

「くそっ!トイレを探さなくちゃ」

便意を気合で抑えて必死に公共のトイレを探す。

「そうだ!ギルドのトイレを使おう!あそこだったら勝手に使っても大丈夫だろ」

家の屋の上を走りながらギルドへ向かう。

すると、突然忍者のような格好をした魔族の男に肩を摑まれた。

「その能力、並々ならぬ実力とお見けする。手合わせ願おう!」

「どけやコラー!!いまそれどころじゃねぇんだよ!」

「ぼふぅ!」

すれ違いざまに腹パンを食らわして高速で片付ける。

「著いた!トイレに!」

ギルドの中にりトイレに行くと、4個ある個室の便が全て満員だった。

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「う、噓だろ…」

 絶に包まれてトイレの床に膝をついてしまう。

 さすがのハヤトでもトイレの中にいる人を引きずり出したりはしない。

もう……駄目だ!

「ふんふんふーん♪」

不意に一つの個室の中からトイレットペーパーの音やぶつの出る音すら聞こえないにもかかわらず、鼻歌が聞こえて來る。

ドオォーーン!!!

ハヤトは怒りに震えながらトイレの壁を毆って言った。

「やらないんだったらさっさと変われや…!!」

「ひー!!」

鼻歌を歌っていた男は威圧をけて大急ぎで出てきて逃げていった。

「やっ、と、つ、い、た。もう、む、り」

過去に味わったこともないような便意を我慢したハヤトはフルフルと震えながらゆっくりとズボンを下ろした。

*しばらくお待ちください

「ふぅ〜〜〜、死ぬかと思った。

さすがはドラゴン。死してなお、侮れないとは」

スッキリしてトイレを出た後、古代竜の討伐をギルドに報告しないといけない事に気付き、付嬢のリーナさんのところに來た。

「あの〜、報告にきたんですが」

「お久しぶりです、ハヤト様。先程トイレから轟音が聞こえたのですが何か知りませんか?」

即答で、

「知りません」

「そうですか。

確かネームドモンスター古代竜エスカリオンの討伐でしたね。心配しましたよ。

新人が達出來るような依頼ではありませんから。

依頼はキャンセルですか?」

「ネームドモンスターってなんですか?」

「はぁ〜、やっぱり知らずにけたんですね。

一度、登録の時に説明しましたよ?

ネームドモンスターというのは種族名ではなくそのモンスター固有の名前がついた兇悪なモンスターのことです

強い上にキャンセル料が馬鹿高いため、あんなの誰も戦おうとしません」

「へー、ギルド職員がそんなこと言っていいんですか?」

「いいんです。キャンセル料100萬ブルになります」

「いやっ、倒してきたから払いませんよ?」

「またまた〜、って本當に!?」

「はい、本當に」

「ギルドマスターのお気にり恐るべし!」

「はぁ?」

「ゴホんっ!すみません。取りしてしまいました。

ギルド職員で古代竜の死の回収は後で冒険者に依頼で出そうと思います」

「あっ、大丈夫ですよ。

全部アイテムボックスれたんで」

「アイテムボックスのスキルを持ってる方は稀にいますが、あんな膨大な量がアイテムボックスに全部ったんですか!?

魔王様クラスの魔力が必要ですよ!?」

っちゃいました」

っちゃったんですか……」

「ギルドの倉庫で討伐の証明として出して頂くのでこちらに來てください…」

そう言って疲れた表のリーナさんに案されて、ギルドの裏にあるめちゃくちゃでかい倉庫に連れてこられた。

「ここならかなり広いのでバーンと出しちゃってください」

「わかりました。よっと」

馬鹿でかい倉庫が古代竜一匹でいっぱいになった。

「お、大きいですね。頭が無いのですがどの様な武で攻撃したらこんな破壊跡が出來るんですか?」

「パンチです」

「いくら職業が格闘家でもこれは無理でしょ!?」

すみません…職業はチンピラです。

「宜しければこの死はギルドで買取ましょうか?」

「こんなにボロボロだけどいくらぐらいになりますかね?」

「まぁ、低く見積もっても10億ブルぐらいはあるでしょうね」

「まじですか…」

まさか討伐報酬の上をいくとは。

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

強い冒険者には二つ名というものが存在する。

二つ名とはその者の戦い方や異名、格などから冒険者の間でつけられる。

そしてハヤトもこの日に二つ名をつけられた。

を押さえて殺気と威圧を撒き散らし、周囲を震え上がらせてトイレに駆け込んだことから冒険者の間ではこう呼ばれていた。

   便鬼のハヤト、と。

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