《天下界の無信仰者(イレギュラー)》第1部 慈連立編 運命の対決
第0部じゅんびは過ぎた。
これより第1部ほんばんが始まる。
語は神祖と偽神の対決へ。
震えよ、本當の神が現れる。
これは新たな神話。
神の秩序を揺るがすイレギュラー、慈連立編、--始!
*
宙に、一歩を踏み出した。青空と地面の狹間で足が空を踏む。見えない地面を歩いていくように、神かみあは空を歩き出す。
 一歩を踏み出すごとに足裏から黃金の波紋が広がった。それは空間を揺らし街と建をも揺らしていった。
憑依合デュエットモード。黃金の聖霊、ミルフィアを背後に控え神は白の外套をに纏っている。
 巨大な都市を悠々と見渡せる高みに立ち、ビル群の屋上すら見下ろす空を闊歩かっぽする。
 全からは金でも散らすように金の粒子を振りまきながら、神は神のように進んでいった。
その足が止まる。そして神は見上げたのだ。空に浮かんでいてもなお、その巨大さを確かめるように。
全長百メートルの神託しんたくぶつ、メタトロン。石の彫刻のような白の巨人。その大きさと神々しいほどの迫力はまるで神話そのものだ。
 神はメタトロンの元辺りに立ち彼を見上げていた。メタトロンの、敵として。
悠然と立つメタトロンが拳を構える。これだけ巨大なものがくだけで遠近が錯覚を起こす。距離がうまくつかめない。
 だがメタトロンの拳がそれだけで神の長を超えるほど大きいことに変わりはない。
神は右手を握り込み、そこに黃金のオーラを集中させた。極限の神化しんかを拳に宿し神も構える。
メタトロンの拳がとんできた。まるで壁が迫ってくるかのような迫力に、神も負けじと拳を叩き付ける。
両者の激突に衝撃が空を走る。風はあらゆる建のガラス窓をぶち破り、世界に轟音を響かせた。
神対神。
これより始まるは神域の闘い。無信仰者イレギュラー神かみあと慈連立最大の神託メタトロンの激闘が行われる。
世界が、変わろうとしていた。
――たとえなにがあろうと、俺たちはずっと友達だ
妹と兄、ぷらすあるふぁ
目の前には白と黒のしましま。空の方に頭をあげると赤い背景に“立ち止まっている”人が描かれた機械があります。 あたしは今お兄ちゃんと信號待ちです。 「ねぇ、あーにぃ」 ふと気になることがあってお兄ちゃんに尋ねます。お兄ちゃんは少し面倒臭そうに眠たそうな顔を此方に向け 「ん? どうした妹よ」 と、あたしに話しかけます。 「どうして車がきてないのに、赤信號だと止まらないといけないの?」 先ほどから車が通らないしましまを見ながらあたしは頭を捻ります。 「世間體の為だな」 お兄ちゃんは迷わずそう答えました。 「じゃああーにぃ、誰もみていなかったらわたっていいの?」 あたしはもう一度お兄ちゃんに問いかけます。お兄ちゃんは右手を顎の下にもって行って考えます。 「何故赤信號で止まらないといけないのか、ただ誰かのつくったルールに縛られているだけじゃないか、しっかり考えた上で渡っていいと思えばわたればいい」 ……お兄ちゃんは偶に難しい事を言います。そうしている間に信號が青に変わりました。歩き出そうとするお兄ちゃんを引き止めて尋ねます。 「青信號で止まったりはしないの?」 「しないな」 お兄ちゃんは直ぐに答えてくれました。 「どうして?」 「偉い人が青信號の時は渡っていいって言ってたからな」 「そっかー」 いつの間にか信號は赤に戻っていました。 こんな感じのショートストーリー集。 冬童話2013に出していたものをそのまま流用してます。 2016年3月14日 完結 自身Facebookにも投稿します。が、恐らく向こうは二年遅れとかになります。 ストリエさんでも投稿してみます。
8 197邪神と一緒にVRMMO 〜邪神と自由に生きていく〜
武術、勉學、何でもできる主人公がVRMMOで邪神と好き放題楽しんでいく小説です。 チートマシマシでお楽しみください。 作者の辭書に自重と言う言葉はない(斷言) 処女作、毎日投稿です。色々間違っている所もあると思いますが、コメントで感想やご意見いただければ勵みになるので是非お願いします。 作品への意見なども大歓迎です。 あと誤字多いです。御容赦ください。 注意 この作品には頻繁?に書き直しや修正が発生します。 作品をより良くするためなのでご容赦を。 大きな変更の場合は最新話のあとがきにて説明します。 Twitterハジメマシタ! ユーザーネーム「クロシヲ」でやってます。 ID的なのは@kuroshio_novelです。 コメントは最新話にてお返しします
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MFブックスより9月25日に大幅に改稿して発売予定です。 主人公、如月燈也(きさらぎとうや)35歳は、仕事を終えいつものようにMMOをしていた。 そのゲームキャラのまま異世界に召喚されることになる。 しかし召喚されたのは、まだレベル1の本キャラとはまったく違う倉庫キャラの回復術師(プリースト)だった。 召喚した者たちはそのレベルの低さに意気消沈し、そして新しい召喚を行う。再度現れた者は勇者の稱號を持った美少年だった。勇者が召喚され、用済みとなったトウヤは元の世界に送還される。 だが……送られた先は元の世界ではない見たこともない場所であった。 何もない草原で訳もわからず放り出されたトウヤは途方に暮れるが、ゲームと同じように次元収納(ストレージ)を使えると知り、生きていくために一歩を進みだす。 しかし倉庫キャラとして使用していた次元収納の中身は――――。 ゲームで使っていたチートなアイテムを駆使し、異世界を生き抜く。 転生貴族の異世界冒険録~自重を知らない神々の使徒~の著者の夜州です。 こちらの作品もよろしくお願いいたします。
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