《神様の告白を承諾したら異世界転移しました。》小雪の過去
俺と小雪は隣に座り、小雪が俺に寄りかかりながら語り始めた。
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5000年ほど前に私は雙子の神として生まれました。私は妹で兄は武の天才でした。そして私の大好きな相手でした。兄はいつも私に優しくて、周りから何を言われようとも鼻にかけない人でした。悪く言えば、周りに無関心な人とも言えます。
けど、私が批判された時はいつも守ってくれる兄に私は惹かれていきました。
いつの間にか雙子の神ではなく夫婦の神となっていました。
とても幸せの日々が続くと思っていました。
けど、その日々は崩れることになりました
「まつろわぬ神によって」
「小雪?」 
仁さんは私の肩に手を回して、震えているのを心配していました。
「話しを続けますね」
まつろわぬ神は人は玩であり、壊しても増える者としか思っていませんでした。
危険と思った神々は兵を作るもの、己の力で立ち向かう者、様々な人々がいました。
けれど、まつろわぬ神は神を殺す力で神々を殺しました。
それを止めることになったのは兄でした。
兄とまつろわぬ神の戦いは長い間行われました。
最後は相打ち、兄は魂となって廻転生しまつろわぬ神は地上に封印されました。まつろわぬ神、
封印の前に自らを復活をさせるために生み出したのが、
夜叉族、鬼でした。オーガは傍系、つまりは夜叉族のをしけ継いだ劣化版です。
仁さんが戦ったのは、夜叉族だと思います。
「そうか、これで俺もこの依頼をけた意味がある」
「どういうことですか?」
「小雪がそれを恐怖と思えるなら俺は剣となりそれを滅ぼす。もし、小雪がそれから逃げたいなら盾となり、君を逃がす。俺は小雪の盾であり剣になる」
「仁さんは昔から優しいですね」
「昔?」
小雪は決心の付けたのか、また話しはじめた。
私の兄であり最の夫は忌を犯してまつろわぬ神を倒したことで神への昇華は斷じて不可能になりました。兄の魂は人族として廻転生を繰り返し、何度も死に何度も生まれました。それが兄への罰。必ず過酷の人生を起こることにあります。
私は生き続けて、兄の生まれ変わりを見続けることしか出來ませんでした。勿論、兄は私を見ても私の事など覚えてる訳もありません。
それが私への罰。最の人から存在を忘れ去られるというもの。
「小雪、それって」
「はい、仁さんは私の兄でした」
「そっか、ここで謝罪なんて烏滸がましくて出來ない」
「ふふ、仁さんなら言うと思ってました」
「バレバレか。決めた。兄だった記憶なんて無いけど、小雪の事は全て俺が任せてもらうさ。兄の魂に誓って…。」
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