《神様の告白を承諾したら異世界転移しました。》置いてけぼりの主役…2
仁は敗北した場所にいた。
あの黒髪と黒目の年ナナシに負けた場所に。今回は相手が違う。仁の前には赤髪と青髪の奴らがいる。
2人は仁を威圧してるのがわかるが、ジンの様子は無表のままである。
「神様の敵め、散々放置しておいてのこのこと気やがって」
「時代遅れの武なんて使いやがって」
「……」
俺は別に奴らの戯れ言を聞く気はない。
「ひっ…」
クラスメイトで2人以外は徐々に顔面が蒼白になる。仁の殺気に當てられた為であ
る。1人は濡の髪をし、うっとりした表をしている。そして、もう1人は目を見開き驚きをにしている。
「仁さん、かっこいいです」
ナナシは
「……人を殺したのか?」
彼は誰にも聞こえない聲量で呟いた。
ーーーー時をし遡りーーーー
俺は教室に小雪と一緒に登校した。小雪は俺の腕に抱きついた狀態だ。統率に戻って來たことをまだ話していないが、統率の事だから俺が戻って來てることを知ってるだろう。なので気にしない。
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後、クーシュとマナは後から著いてきてる。まるで保護者が子供を見る様な表をしていた。小雪は気にする様子もない。
そして、俺が教室にることで賑やかなに話していたが靜かになった。まぁ、俺は數日しかこのクラスで過ごしてないし。
達が俺に寄ってきた。いや、小雪に近付いてきた。
「おはようございます。皆さん」
「「おはよう(ございます)」」
王は俺らを見て、呆れた様に溜息をついた。雙子は暖かい目を向ける。
「ジンさんに一撃を與えるつもりでしたけど、コユキさんのそんな幸せそうな顔を見ると流石に出來ませんね。改めて、私はアオイ・エスペランサ・ソルです。どうぞ、お見知り置きを」
「ああ、小雪を気遣ってくれてありがとう」
アーサーとは違って、良い奴だと思った。
「あの、アーサー・エスペランサ・ソルさんとは違ってとっても良い人なのですよ。仁さん」
「えっ、ああ」
俺の気持ちを知ってるかのように話すな小雪。神だし、あながち有り得る気がする。まぁ、騒な事を言っていたのは気にしないでおこう。
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ある男が俺に近付いてきた。
「ナナシ、お前も俺が來た事を歓迎してくれるのか?」
俺が歯が立たなかった人である。こいつのおで俺は師匠との修行に更なるを出せたのだと思う。
「ああ、久し振りだな」
「「……。」」
まさかの握手を求めるかのように左手を出て來た。これには周りも驚いている。張り詰めた雰囲気が流れる。
「ああ、久し振り」
俺らは握手をした。
友好な握手とは何か違っていた、まるで決闘前に行う握手に近いものであった。その雰囲気を破ったのは意外な人らであった。
「「お前、俺らの神・・に何ってんだ!!」」
敵のように、仁に威圧を放つ2人はが現れた。誰もが最初は驚きを表している。何故、このタイミングだと…。彼らはホームルームギリギリの時間、つまりはこのタイミングになるが仁にとってはそんな事はどうでもいい事である。
仁はナナシとの、握手をやめた。そして、ムッとした表で彼らの方に振り返る。
「更には、貴族である俺の進行を邪魔しやがって」
「本當に最初から無禮な奴だ。この無能」
赤髪のイオク、青髪のヴォーストが順に仁に対して罵聲を放つ。仁は彼らの罵聲を唯眺めていた。これに反応したのは仁ではなく小雪である。気溫が下がるのが分かる。周り者の顔が蒼くなって行く。
「小雪」
「…っっ、すみません、取りしました」
そして、気溫はすぐに戻る。イオク、ヴォーストは気溫が急激に下がった事を気にした様子はなく、偶然だと思っているようだ。
「お前らは貴族なのか」
「ああ、そうだが?」
「それは俺に関係あるのか?」
「「はっ??」」
「俺ら貴族が民を守っているだ。當たり前だろ?」
イオクは堂々と張り答えた。
「偶然、貴族の家に生まれただけで偉いのか?お前の父親らは確かに平民の為にいてる。けど、お前らには関係ないだろ?それにあいつ等だって、平民が居るからり立ってるのは理解してる筈だ。
と、真っ當な事を言ってみたが。
俺は元々、ここに平民でも何でもない。唯の協力関係でしかない。
この意味、分かるか?」
小雪のことに関してはすぐに怒り出す仁とはまるで違った。別人のような大人の対応である。
「巫山戯るな。貴族が偉いのは生まれた時から決まってんだよ!!」
ヴォーストが憤慨する。それを哀れに見る者、呆れて見る者など様々な反応を見せる。
「そして、もう1つ小雪はお前らのじゃない。俺のモノ最の人だ」
「てめぇ!!」
2人は剣に手を掛ける。
「辭めろ馬鹿者」
「「痛!!」」
彼らの後から突如として現れた。優雅なの子ではなく年は扇子で2人を叩いた。
「ここは學園だ。なら、ルールに乗っ取り喧嘩しろ」
「何を言ってるんですか?學園長」
「統率…」
「レイアさん」
この年は止めるのでなく、促した。それを聞いたイオクが聲を発した。
「決闘だ。俺らとイチノセ ジンで、俺達が勝ったら神様からを引け平民が」
自信満々に言うイオクに仁は冷靜でいた。
「嫌だけど、俺にメリットないし。それに小雪につく蟲は処理しないといけない。だから、學園のルールじゃ意味無い」
當たり前だが、決闘は殺人は犯せない。気絶もしくは降參する事、そして殺人も敗北及び罪となる。
「なら、神様を解放しろ臆病者」
「黙れ、雑魚。分かった。決闘をするけど、俺が勝った時は分かってるな?」
「ああ」
「勿論だ」
統率は不気味な笑みを浮かべていた。
「では、移するぞ」
ーーーーーーーー
そして、この狀況になった。
「さて、始めろ。ルールは相手を気絶か降參させることだ。」
始める前から、2人はガクブルである。
仁は銃を取り出す。
「リロード。統率、殺さなきゃいいのか?」
「ああ、四肢が無くなろうが構わない後で付けれる」
「そうか」
4発の銃撃の音だけが鳴り響く。
正確に足を撃ち抜く。2人とも膝立ちの狀態になる。
仁はゆっくりと彼らに近付く。
死神の足音が近付くと思わせるその濃厚な殺気は人を失神させるのには十分であるが、2人は失神する事も出來ない。しようものなら銃で撃たれ無理矢理意識を戻させる。降參と言う言葉も発する事は出來ない。いや、恐怖で完全に萎している。蛇に睨まれた蛙の様な狀態になる。
「さて、拷問は良くしてきたが小雪の前でする訳には行かない」
その言葉にはがない。
仁は不気味な笑顔を見せる。
「やっぱり、殺るのもありか?」
仁は弾を空に撃った。そして懐から『霧』のマークに近いが似て非なるものを2発を裝填した。
「いい夢をみな」
2人は脳天に銃弾をくらい倒れた。
「勝者、一ノ瀬 仁」
「統率、こいつら3日は夢の世界に行くから。こいつらからしたら、3年くらいかな」
「幻か?」
「似たようなもんだ。こいつらは今、一番恐怖するのに殺されたは生き返るのを繰り返してるはずだ。そして、多分殺してるのは俺になる。その為の殺気を放ってた訳だし」
「分かった。こいつらは醫療室に運ぶ」
さて、報酬を考えなきゃな。後、こいつらに撃った『霞』についてはクラスの連中に言うと、引かれそうだから言うのは避けよう。
「じーんさん」
「うぉっ」
小雪が後から抱きついてきた。
「えへへ、私の事を忘れちゃダメですよ。レイアさんとイチャイチャするなんて」
「するかよ」
「そうですよね。レイアさんは男ですし。それに騎士道祭は仁さんが優勝間違いなしですね」
「えっ???統率がお、おとこーーー!!??」
仁は2人に喧嘩を振られた時より揺をしていたのは言うまでもない。
どうも、年中眠休です。
お久しぶりです。そして、更新が遅くなりすみませんでしたm(_ _)m
8月病(五月病みたいな)あれだったので全くやる気が起きない今日この頃。久し振りに書こうと思ったら、☆1500超えてる!!日間ランキング10位になってり。
そして、調子乗って長々と書きましたね。
皆様、誠にありがとうございます。
(:D)┓ペコリンチョ
引き続き、2人の異世界ストーリーをよろしくお願いします。
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