《神様の告白を承諾したら異世界転移しました。》すみませーん。このブラックコーヒー甘いんですけど。
バザーを楽しむ2人。當たり前のように仁には嫉妬の視線が向けられ、小雪には誰もが注目した。
「じ、じーくん、じーくん」
まだ小雪は「じーくん」呼びは恥ずかしらしい。それが可い。
「これ可い」
小雪が指したのは子犬のぬいぐるみだった。
「いや、小雪の方が可い」
「えへへ」
俺は腕を組んでいない方の手で小雪の頭をでる。小雪に尾が有るなら、絶対にはち切れるほど尾を振ってるだろうな。
「お客さん冷やかしなら、どいて貰えますか?こっちは獨り者なんです。分かりますか?この気持ち」
目の前にいる若めのは急に愚癡を言い始めた。俺は小雪のでるのをやめて、立ち去ろうとした。
その時、小雪が俺の手を摑んだ。しそうな顔で見つめられた。
「もっと……」
俺は無言のまま、小雪の顔を俺のに押し付けてまたで始めた。
「あぁぁぁ、リア充発しろ!!!帰れーー!!!」
戯言を無視して、俺はでた。まるで可いくて守りたくなるような子犬をでるかのように優しくでた。小雪が幸せそうにしているので満足だ。その場でしの間、で続けた。髪がサラサラしており、シャンプーのいい匂いが漂って來て、俺はニヤついていたと思う。変態かな?小雪の頭をでられるのなら変態でもいいと思う。
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そして、は燃え盡きていた。真っ白な灰になっていた。
俺らはその場を逃げた。
「じーくん、またして下さい
「當たり前だ。小雪はでられるのが好きだな」
「じーくんがしてくれるなら何でも好きだよ」
ハートに弾丸が貫いた。急にデスマス調じゃなくて、首を傾げてそれを言うのはずるい
「充分、小雪もずるいよ」
「何がですが?」
「何でもない。一回、お晝にするか」
「はい」
俺らは広場を離れて、大通りにある食事処にった。メニューは何でもあった。簡単に言えば、異世界版ファミレスだ。
俺と小雪は向かい合って座った。
俺はオークのグリルのセット、小雪はスパゲティにした。
「小雪、この世界の料理って地球の異世界の材料で作ってるだけに思えるんだけど」
「はい、それはじーくんとは違った方法で來た人達が広めたからです」
「それって転生って事か?」
「はい、じーくんはその私がじーくんの溫もりをじたくて無理矢理転移したものです。普通は前世の記憶持った転生です。勇者なども前世の記憶のある人からなるものが多いです」
なるほど。ならあれも一様、説明が著くということか。
「転生は多いのか?」
「いいえ、百年一、二度になります。これは神は一切関係が無いので。自然現象のようなものです」
「へぇー」
「お待たせしました」
店員が料理を持ってきた。何故、ここの人がはメイド服、男が執事服なのかが気になる所だが料理は普通に味しい。
「じーくん、あーん」
「味しい。小雪もいるか?」
「はい!!」
俺は小さいく1口サイズにしたグリルを小雪にあーんしてあげた。
「あつっ……でも、味しいです」
俺は気が利かないな。冷ましてあげるように心に誓った。でも、熱がってる小雪が口をハフハフさせているのを見て可いと思ってしまう自分もいる。全部の小雪の仕草が可いから仕方が無い。完全に末期だ。
「じーくん、口元にソース付いてます」
「えっ」
小雪は指でソースを取ってそれを舐めた。
「ソースも味しいです。どうかしましたか?じーくん」
「小雪もトマトソース見たいのが付いてるぞ」
俺は機からを乗り出し、小雪の口元にあるソースを口付けで取った。
「…………」
小雪は完全停止した。俺はというとデートの最初のやらかし首筋にキスで吹っ切れていた。
數秒後
「じーくんのばがばかばか」
わざわざ、俺の隣に移して肩をポカポカ毆っていた。俺は気にせず食べて終えた。
「もう、知りません」
そっぽを向きながらスパゲティの殘りを食べ始めた。けど、偶にこちらに怒りの目線を向けてくる。
「そんなに嫌か?」
「嫌です」
小さな聲で
「誰も居ない所でして下さい。恥ずかしいです」
今日で俺が死んでもおかしくない気がしてきた。
ーーーー小雪sideーーーー
じーくんが帰って來てから、前よりも積極的に行こうと決めていました。けど、じーくんの方が更に積極的になっていました。
ずるいです。
「行くか」
じーくんは私を食べ終えてからしした後に外に出ました。勿論、お會計を済ませて。大通りは真ん中に馬車道があり、馬車が通るのでそちら側にいつもじーくんが立って歩いてくれます。
そういう所も大好きです。してます。
「次はどこに行く?」
「じーくんがいるなら何処でもいいです」
「じゃあ、バザーでいいか。まだ見てまわれてないしな」
スルーですか。でも、私は気づいていますよ。一瞬、がビクンとなったのを平靜を保っていても私にはお見通しです。ずーーーっと見てるんですから。ノートもまた増えて、約百冊になりました。私が拗ねると可いとか思ってるのも予想出來ます。イラッとしますけど可いと思われてるので、八割程は嬉しいに変換されてしまいますけど。
バザーに著きました。晝になると先程よりも人が多くなっていました。するとじーくんが腕を組むのではなくじーくんから遠い方の肩をじーくん側に引き寄せました。じーくんの匂いが更に伝わって來て幸せ過ぎて天に昇りそうです。
「逸れるなんて嫌だから」
耳元で囁かれて、じーくんの息遣いまでもが伝わります。腕を組んでいても逸れることなんてないと思います。それに探そうと思えば、私達はいる場所が探知し會えるとても嬉しい狀況です。でも、それでもじーくんが私を引き寄せてくれたのはとても嬉しくて甘々です。
「ふふん。そうですね」
私はじーくんに抱きつく形で歩き始めました。
まだまだ終わりません。
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◎アーススターノベル大賞にてコミカライズ大賞と審査員賞を頂きました。6月1日に書籍が発売されました!第二巻も出ます! 「魔力ゼロのお前など辺境に追放だ!」 魔法の使えない公爵家令嬢のユオは家族から『能なし』と疎まれていた。 ある日、彼女は家族から魔物がばっこする辺境の領主として追放される。 到著した貧しい村で彼女が見つけたのは不思議な水のあふれる沼だった。 彼女は持ち前の加熱スキル、<<ヒーター>>を使って沼を溫泉へと変貌させる。 溫泉の奇跡のパワーに気づいた彼女は溫泉リゾートの開発を決意。 すると、世界中から様々な人材が集まってくるのだった。 しかも、彼女のスキルは徐々に成長し、災厄クラスのものだったことが判明していく。 村人や仲間たちは「魔女様、ばんざい!」と崇めるが、主人公は村人の『勘違い』に戸惑いを隠せない。 主人公の行動によって、いつの間にか追い込まれ沒落していく実家、ラインハルト公爵家。 主人公は貧しい領地を世界で一番豊かな獨立國家に変えるために奮闘する。 全ては溫泉の良さを世界に広めるため! ビバ、溫泉! 自分の能力に無自覚な主人公最強のスローライフ領地経営+バトルものです。 戀愛要素なし、ギャグタッチで気軽に読めるようにしています。 ※R15は念のためとなっております。 誤字脫字報告、ありがとうございます! 感想は返信できておりませんが、とても勵みにしています。感謝です。 現在は月曜日・水曜日・土曜日に更新しています! ※書籍化に合わせてタイトルを変更しました。舊タイトル:灼熱の魔女はお熱いのがお好き?魔力ゼロの無能だと追放された公爵令嬢、災厄級の溫めスキルで最強の溫泉領地を経営する~戻ってこいと言われても絶対に嫌です。あれ、気づいたら実家が沒落してた~
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