神様の告白を承諾したら異世界転移しました。》月が綺麗ですね

バザーの中を歩く仁達は、抱きついていて歩いている。太は真上よりも既に西にある。とても良い気で2人を祝福している様にもじられた。中心にある噴水には虹が映し出されている。

2人はある所で足を止めた。他のところにも勿論、足を止めていた。しかし、今回は食いるように小雪は見つめていた。

それに熱い視線を送るわけは

「婚約指も売ってまーーす」

この聲である。何故かそれだけがとても混雑してガヤガヤしている中ではっきりと聞こえてきたのだ。小雪はその聲を辿り、しゃがみ込みそれを見ていた。

「彼氏さん如何ですか?」

俺は悩んだ。こんな所で小雪との大切な線となるものを買ってもいいものか。小雪はそれを見て微だにしない。

子供が玩をみてキラキラと目を輝かせてるのと全く同じ狀況だ。

「一ついい?おじさん」

茶髭を生やした何故こんな人が婚約指を売ってるのか意味不明なくらい指とは似合わないふてぶてしいオジサンに質問することにした。

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「これにはどんな気持ちが込められてるんだ?」

おじさんは驚いていた。

「魔式とかじゃなくてか?」

「ああ、どんな気持ちを込めたんだ?」

「ガハハハハハハハハハハハハハハハハハ」

何か知らないけど笑われた。これには小雪も婚約指を見るのを辭めて、オジサンを見た。

「決まってるだろ。し合う二人がいつまでも幸せで居られますようにってな」

おじさんは見た目は全く似合わない答えを言った。俺は小雪の頭に手を乗せた。

「買う」

「毎度」

たった二言。

俺は婚約指を買った。それを買ってまた俺は抱き著きながら歩いた。今更だが、この気では抱き著いているとし暑い。小雪の首元の汗がエロいと思ってしまう。

本當には汗をかいても何でこんなにもいい匂いがするんだ。薬を気化させてるんじゃないかこれは?と馬鹿な事を考えながらもバザーを見て回る。

「じーくんはしいのもの無いんですか?」

小雪…ふと、頭によぎる。けど、何とか口に出さないようにした。出したら止まらなくなる気がしたから。

「いや、ないな。強いて言うなら飲みしいな」

「では、大通りにいましょう。飲みも売ってましたし」

「ああ」

俺らは混雑し合うバザーを抜き出して、大通りに出た。それでも抱きついて歩いている。だって、やめたら絶対に小雪が悲しそうな表する。

「有りましたよ。飲み

「ああ」

売ってるものは水か酒

酒は水より安いものから高いものまで種類富だが、流石に學生で酔うわけにもいかないので水を買った。

「ああー生き返る」

「私にもください」

「なら、もう1つ買うか?」

「嫌です。それじゃなきゃ嫌です」

「そ、そうか」

ハートは鷲摑みです。はい。

俺は小雪に水を渡した。とてもとても嬉しそうに飲んだ。

そして、飲み終わった後に赤くなった。小雪は顔を隠す様に俺のに顔を當てた。耳も赤くなっている。俺は小雪の頭をでながら、道中で小雪の復活を待った。周りの目線が痛いが気にするなんて既にバカバカしい。

「じーくん。どこかで休みませんか?」

「そうするか」

俺らは大通りに設置されているベンチに腰を掛けた。疲れた。久しぶりの人混みで。

「じーくん、膝枕しますか?」

「ああ、そうする」

俺は小雪に膝枕をしてもらう。これに関しては既に恥ずかしさなど遠い彼方にある。

けど、今まで一番モヤモヤしている。人混みのせいでしだけ著が著崩れしていた。そして、小雪も忘れていたのか、わざとなのか、天然なのか、直に太が頭にあたる。

一様、戦闘用でもあるこの著は太まで顕になる。そして、今も右太がそうの狀態になっている。會得だけど、これはやばい。

暖かくてらくて気持ちがいい。頭を1度、退かすつもりでいたが、無理だった。

「すぅ……」

「じーくん…。太に當たってるんですけど、寢てるからかしたら悪いですし。でも、恥ずかしい。どうしたらいいんですかこれは」

「じーくん、可い寢顔。いつもはキリッとしてカッコイイですけど寢顔はいですね。髪もツヤツヤでサラサラで綺麗です」

小雪は仁の頭をでながら、起きるのを待った。

ーーーー

「じーくん、起きましたか」

「ああって、もう夕方か」

「はい、ですので急ぎましょう」

「えっ」

俺は飛び起きた。そして、小雪に手を握られて、何処に行くか分からないまま移した。

多分、10分ほど移した。場所はギルドの展臺だ。何故、ギルドに展臺と思ったが実際用途は魔が町に侵した時の見張り臺らしい。

それを知るのは後日の事だがまた別のお話しである。

は既に地平線の彼方へと消えた。上を見上げると、満天の星空だ。月はまだ自分よりも下にあるように見える。

王都には大きな城壁があるが、城を中心に傾斜になっており、高い建ならば壁の外を見る事も可能になっている。

「綺麗だな」

「はい」

「小雪」

「何ですか?」

俺は片膝を立てた。小雪は理解した様に真剣な顔つきになる。といっても幸せオーラ全開だ。

「俺……私は貴方のことを誰よりもしています。そして、貴方のことを誰よりも幸せにします。何処にいても何をしていても必ずし遂げます。もし、この気持ちに答えてくれるのならこの指を嵌めてもらえますか?」

小雪は涙を一粒、頬に伝い流れ落ちた。

「はい、勿論です。嵌めてもらえますか?」

俺は小雪が出した左手をそっと摑み、薬指にはめた。

「小雪」

「じーくん、ありがとう」

俺らは長い長い抱擁と長い長いキスをした。

しばらく星を眺めた。

「戻るか」

俺は小雪の手を摑み、學園に戻ろうとしたが、小雪は立ち止まったままだった

「嫌です。帰りたくないです」

「……」

「私のお願い聞いて」

ーーーーーーーー

そこは王都のにある宿。個室を借りるのにはかなり値段を要するが完全防音である。2人が何も喋らなければ無音である。そして、最上階は天井に小さな窓があり星空を見ること事が出來る。

そこに濡の髪をした星よりも何倍もしいと銀の髪で赤い目の男がいた。

月明かりの中、服のズレる音が聞こてえくる。

「じーくん、してる」

「俺もだよ。小雪」

おしいものを見つめ合いながら、2つの影は1つになった。

この時を待っていたかのようにし合う。

デート回これで終わりです。

長い長い一日です全く。

これからも2人の異世界ストーリーをよろしくお願いします。

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