《とても人気ある生徒會長の姉は、ブラコン過ぎてヤバイ(暴走気味)》ライバル

俺はいきなり笑い出した2人を唖然として見ていた。

「おい、和樹」

「な、なんだ武田」

「トイレに行きたいんだけど何処にあるんだ?」

武田がそんな事を聞いてきたので普通に教えてやると、小走りでリビングから出て行った。.....はぁ!まさかあいつここから逃げるために籠りやがったのか!

それなら俺も早くこの場から退場しなければ!場違いが凄すぎる!

立ち上がろうとした時に服を引っ張られる覚がしたのでそちらを向くと直人が這い寄るような格好をして俺の服を摑んでいた。そうか、お前もか

「ちょっとジュースなんか注いでくるわ...」

「「........」」

一応桐島さんと姉さんに聲を掛けて俺と直人は臺所に向かった。

和樹達が何処かに行ってしまったけど今目の前に居る和樹のクラスメイトのこのから目を放すわけにはいけない。

今初めて會った時に私の乙の勘が告げたの。このは....和樹の事が好きだ!だけど念のために確認しなければ...

「貴もそうなのね?」

「と言う事はやっぱり生徒會長さんも?」

「ふふ、そうよ!」

やっぱりこのも和樹を狙っていたのね。

私は目の前のを思いっきり見つめる。

「ッ!」

若干気圧されていたけど負けじと私を見返してくる。ふふ、なるほど思いだけは同じだけありそうね。

「名前はなんて言うのかしら?」

「え?あ、私は桐島 千沙都っていいます」

「なら私の事は未音先輩とかそんなじで呼ぶのでいいわよ」

「なら、未音先輩で」

「うん。ところで千沙都ちゃん同志であり敵同士でもある貴に質問なんだけど、和樹の昔の寫真とか見てみたくない?」

「え!いいんですか!?」

こうして私と千沙都ちゃんは和樹達が帰ってくるまでガールズトークを楽しんだ。

あれから10分が経ち俺たちはジュースを持ってリビングに戻った。もちろん途中でトイレから武田を回収してきた。リビングに戻ってみた景に俺たちは目を丸くした。10分前までのなんとも言えないような空気がなくなり、今は子2人の會話を楽しんでいた。

「あ、和樹早く座りなよ」

「そうだよ、武田達もほら」

「あ、あぁ」

桐島さんと姉さんに促されるがままに座る。

武田と直人の位置は変わらず。だが俺の座る位置はと言うと...

「ねぇ、狹くない?」

俺が真ん中で姉さんが左の位置。桐島さんが右の位置に座っている。多くても2人までの幅だからかなり狹い。

「そんな事ないですよね?未音先輩♪」

「そうよ。和樹は早く勉強進めるわよ」

2人がそう言うので仕方なくその狀態で勉強する事になったが、勉強會が終わるまでの2時間の間俺は2人から香るの子の匂いで集中する事が出來なかった。

俺のこの反応は普通だよね!仕方なくないよね!

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