《とても人気ある生徒會長の姉は、ブラコン過ぎてヤバイ(暴走気味)》千沙都とのデート 4
それから桐島さんとショッピングモールを回っているとショッピングモールの中にあるゲームセンターの近くにきた。
そう言えば今日ってここに來る予定だったんだよな。
「ねぇ、和樹くん」
「ん?どうしたの桐島さん」
「ゲームセンターに行きたいんだけど...どう?」
まぁ、元々ここに來る予定だったから問題ないよな。そんな訳で俺たちはゲームセンターの中にっていった。
中にると様々な音が耳の中にってくる。このゲームセンター獨特の音は慣れるまではし苦手なんだよな。し気になったので桐島さんの方を見るとなんかワクワクしてるが伝わってくる。
まさかゲームとか好きなのか?
「早く行きましょ!和樹くん」
き出した桐島さんは笑顔で俺の手を摑んで中にグイグイと進んでいく。その楽しそうな笑顔を見て俺はしドキッとしてしまった。
桐島さんに連れられてきた先にあったのは太鼓の名人だった。
や、やばいな。リズゲー苦手なんだよな。あまりやりたく無いけど心を読んだかのように桐島さんが一緒にやろうと言わんばかりのオーラを発するのでやるしかない。
選曲は桐島さんがしてくれた。あ、これって月9で有名なやつだ。俺は難易度を簡単にした。え?桐島さん?彼は鬼にしてたよ。俺にはできる気がしないよ。
曲が始まり譜面が流れてくる。俺は10回に1回しかうまく合わない。何故だ!
桐島さんの譜面を見ると不可がない...だと。それどころか全部良!?
俺はその事実にゲームが終わってからも心折られてしまった。よし、練習した最悪難しいはクリアできるようになろう。
そんな俺の思いとは裏腹に桐島さんが次のゲームのところまで俺を引っ張る。
著いた先にあったのは簡単に説明するとゾンビを撃つゲームである。あれ?桐島さんってホラー系苦手なんじゃなかったっけ?
「いやー、私ってゲームだと大丈夫になっちゃうのよね」
なるほど、わからん。そんなこんなでゲームはスタートする。このゲームは俺も頑張ったよ!全ステージの半分で死んでしまったけだ。にしても、そこから1人でボスの所まで行ける桐島さんは々ヤバイ。まぁ、最後は惜しくもボスにやられてたけど。
そんなこんなでこのゲームにいいじに時間を使い、最後はクレーンゲームがある方に行く事にした。
ふむ、やっぱりクレーンゲームは沢山あるな。
俺は足を進めながら考える。さて、どのクレーンゲームやろうかな?あ、先に桐島さんに聞いた方がいいかな?
そう思い桐島さんが居る方を向くと...居なかった。....はぁ?え、どこ行ったの!?
慌てて辺りを見渡すと後ろの方にあるクレーンゲームをジッと見つめている桐島さんがいた。俺は桐島さんの近くに行きそのクレーンゲームをみる。中にある景品はし大きめの犬のぬいぐるみだった。
「桐島さんあれしいの?」
「え、うん。だけだ、私クレーンゲームだけはどうしても苦手で」
ふむふむ。なるほどワンプレー100円か、ちょうど小銭が足りるな。
「なら、任せてよ」
「え?」
し驚く桐島さんを目に俺は100円を中にれる。俺は集中する。....ここで、....ここだ!
ワームの先がぬいぐるみに付いていたに引っかかる。
ぽとん
「うっし!」
「う、噓...」
俺は取ったぬいぐるみを桐島さんに渡す。桐島さんは驚いた顔をしたけどけ取ってくれた。
ぬいぐるみを取った俺たちは時間もいいじなので帰る事にした。
帰り道、夕焼けが照らす中俺たちは帰路についていた。桐島さんはぬいぐるみを抱きしめるように持っている。そんなに嬉しかったのか?ならとってよかったな。
ふと、桐島さんの足が止まる。それに気がついて俺も止まり振り返る。桐島さんは何故か俯いていた。どうしたんだ?
「あ、あのね和樹くん。私達友達だけだ、なんか呼ぶの他人行儀じゃない?だから、その...ちゃんと名前で呼んでしいなって、思って」
ふむ、確かにさうだよな。別に問題ないしいいよな。
「わかったよ。えっと、千沙都...でいいんだよな」
あー、でもの子を名前で呼ぶのはやっぱりし恥ずかしいな。呼んでみて分かったわ。
「うん。そういう訳で今度ともよろしくね和樹!」
顔を上げて笑っていた千沙都の顔は夕日のせいか赤かったのがとても印象に殘った。
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