《とても人気ある生徒會長の姉は、ブラコン過ぎてヤバイ(暴走気味)》柚木との散策
俺がまだ小學四年の時の頃の話になる
隣の家に俺より一つ年下のの子が居た。名前は如月 柚木で俺はゆずと呼び姉さんは柚木と呼んで居た。俺たちはいつも3人で過ごして居た。
その中でも特に俺と居る時間が長かった。理由としては、ゆずは一人っ子で家に帰ると1人なので暇にしている俺が遊び相手になると言うものだった。そのおか俺にとても懐いていた。
だけどゆずは親の都合で引っ越すことになった。京都まで引っ越すとかでもう會えないかと思って居たのだが....今俺の目の前に居る現場である。
あの後俺たちは俺の降りる駅で降りてゆずから話を聞いた。
「簡単に言うと帰ってきたんです」
うん。凄く簡単できましたね!じゃなくて!
「....それで?」
「両親から久しぶりの街を見てこいって言われてきたんです」
「なるほどね」
俺が納得して居ると荷を持っていない方の俺の手を取り上目遣いで俺に言う。
「なので和兄さんと2人で久しぶりに回りたいです」
狙ってなのか自然となのか分からないけど破壊力半端ないな...もちろん俺に斷ると言う選択肢は多分無かった。
俺たちはとりあえず俺の家に向かい荷を置いた。流石に邪魔だからね。
「ちょっと出掛けてくる」
一聲掛けて家を出た。外で待って居るゆずは懐かしいを見る様に周りを見ていた。出てきた俺に気がついたのか結構衝撃的な話をする。
「久しぶりに見たけどあんまり変わってないんですね。それとまた隣の家に引っ越してくる予定なので」
「え!そうなの!?」
「はい!また隣同士ですね和兄さん!」
そう言ってゆずは嬉しそうに笑った。
「にしても変わってませんね。私の記憶の中の景と比べても」
街の散策を初めて10分。暑い中俺とゆずは歩いていた。あ、そろそろ住宅街から抜けるかな。
住宅街を抜けた先は簡単なショッピング程度なら出來る場所になっている。
「ここは前に無かった建もありますね!和兄さん早く行きましょ!」
「ちょ!ゆずそんなに急がないで」
ゆずは俺の手を摑んで足早に歩き出す。俺はそれに合わせて歩く。そんなゆずに俺は微笑ましくじた。にしても誰かに呼ばれた気がしたけど...まぁ、気のせいかな?
私は今日は1人で何となく歩いていた。にしても暑いわね。憎たらしく暑さを振りまく太をひと睨みして視線を戻すと私の出來ることなら會いたい相手が居た。
「おーい、かずーー」
私はその相手に聲を掛けようとしたけどその聲は途中で止まることになった。
何故なら和樹の手を私の知らないの子が摑んだからだ。そして和樹は笑みを浮かべている。むむむ、一誰なの?
私は2人の後をバレない様に追跡する事にした。
あー!手を繋ぐなんて羨ましい!
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