《とても人気ある生徒會長の姉は、ブラコン過ぎてヤバイ(暴走気味)》捜索へ
「もう、最悪!」
私はあの時確かに落ちたけど、死んだりするような高さでも地形でもなく泥がついたらするぐらいで済んだ。
まぁ、落ちた時足挫いたし、も落ちた時のせいかし痛い所があるけど。それとーー
私は一旦周りを見回す。見渡せる範囲は暗闇で明かりはない。と、言うことはスマホがさっきまで私が居た場所あたりにあるわけよね。
ほんと、どうしてこうなったのかしら。
とりあえず、此処で和樹が來るのを待つのがベストなのかな?和樹が私のこの狀態に気付いてくれる保証もないけど。あーもう、早く來て...和樹....
姉さんを探し始めてもう5分が経とうとしていた。一応見つけたら連絡がる予定なので今はまだ見つかってないと言うことだ。
クソッ!普通なら見つかってもおかしくないのに!
....だめだ、一旦落ち著かないと見つかる者も見つからなくなる。
「すーはー、すーはー、よし!」
まず考えてみよう。まず、姉さんは的屋に居た。俺たちが通った時はまだしてて直人達が通った時はもう居なかった。その差は3分程度。
その3分の間に姉さんに何かあったと考えるべきなんだよな。
そうだな、まず店の人に聞いてみるのが早いか。
俺は早速的屋まで向かった。
「あ?黒い浴著てたを知らないか?知ってるさ、えらく人だったからな。そんな人が何回もしてるの見たら覚えるもんよ」
よし、當たり!
「なら、景品取ったあととか知りませんか?」
「あぁ、それならしは知ってるぞ。なんだか、男三人に聲掛けられてたな。それから振りほどいてあっちに走って行ったぞ」
そう言って指差した方は神社のある方向だった。
「ありがとうございます」
「おぅ、彼なら大事にしろよ?」
とりあえず最後の一言は聞かなかった事にして先を急ぐとしよう。
んー、姉さんは此処で男達を振りほどいたのか。だけど姉さんは浴だったから走りにくかった筈だし、それだと捕まる。だけど姉さんは捕まってない。だとすると姉さんが相手の目を欺くナニかをする必要がある。だとすれば屋臺の間から抜ける方法ぐらいしか思い浮かばない...よな。
とりあえず行ってみるか。
それから5分程度屋臺裏の雑木林に隣り合っている場所を探して、見つけた。
それは小さな違和、だけど覚信出來るもの。
雑木林に生えている草が一部踏まれていた。それは奧に向かって続いていた。
それを確認した俺はとにかくその方向に走り出した。なんとなく、その先に姉さんが居るような気がしたから。
スマホの明かりを頼りに俺は先を進んだ。それにしても結構進むの難しいな。えーっと、ここはこの木を右かな?
そんな風に俺は進んで行った。そして...
「あれは...スマホ?」
明かりの先に見覚えのあるスマホを見つけた。俺は近づきそれを拾い上げる。あ、やっぱりこれは
「姉さんのものだよな?」
俺が自分に問いかけるように聲を出した。その時
「......和樹?」
「え?」
姉さんの...聲?俺は辺りを見渡すが姉さんの姿は見當たらない。だけど...、あそこから先地面がない?ま、まさか!
俺はその場所まで行き、下を覗くとそこには浴を泥で汚した姉さんが地面に座り込んで俺の方を向いていたのだった。
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