《とても人気ある生徒會長の姉は、ブラコン過ぎてヤバイ(暴走気味)》おや?こんなに何かがあるぞ?
それから暫くして、俺は姉さんを背負って宿まで帰ってきた。ちなみに姉さんの服裝は浴ではなく行く前に著ていた服になっている。
理由を言うと、店の店主と従業員數名がまだ居てその1人が俺たちに気が付いて俺たちに話しかけてきたからだ。
それで理由を説明したら『そのような理由でしたら浴の方も仕方なかったと言うことにしときますね』
と言ってもらい汚した件については何も言われなかった。んー、し破けてる所とかもあった気がしたけど心広い人たちで助かったよ。
「はい、部屋についたよ」
「ありがとう和樹」
鍵を開けて部屋にってから俺は姉を一度下ろした。
姉さんは壁に手を當てて挫いた足を庇うように歩いている。
部屋にはもう布団が敷かれていた。用意がいいなここの人は。そう思いながら俺は自分のバックの方へ向かう。流石に寢るとしたもお風呂にってから寢たいよな。海にも今日はった事だし。
そうして俺がバックへ手をかけた時、ふと、バックのに隠れるように3つの小さな袋?のようなものがあった。
それを見つけた瞬間俺は自分の顔が引き攣ったのが分かった。
「?どうかしたの和樹?」
その時の顔をちょうど姉さんに見られたらしく聲をかけられる。
「い、いやなんでないよ!姉さん!あはははは」
俺は苦笑い気味になってるのを自覚しながら、さも自然そうに3つのとあるがった小さな袋を手に握りしめてバックの中にその手を突っ込む。
よ、よし。姉さんは気がついてないな。
「そ、そうだ姉さん。みんなが帰ってくる前にお風呂行っとこうよ」
「う、うん」
姉さんは俺の態度にし疑問をじていたようだが、無事部屋から姉さんを連れ出すことに功した。そうして、俺は姉さんと一緒に溫泉の方まで歩いて向かった。
はぁ、いいお湯だった。やっぱり溫泉はいいよね〜。
俺は男湯の暖簾をくぐって廊下に出る。えーっと姉さんとは先に上がった人はここで待つって話ししてたけどまだ居ないっぽいな。
俺は近くにあった自販機に向かい一本のコーヒー牛を買う。
何故か溫泉った後はコーヒー牛を飲みたくなる不思議。俺は自販機の隣にあったベンチに腰掛けてコーヒー牛を飲む。あー、味しい!
「あのー」
そうして姉さんを待っていると1人の従業員が聲をかけてきた。あれ?この人は...
「あの時付に居た従業員ですよね?」
「あ、はい!覚えていてくれたんですね」
「えぇ、まぁ」
まぁ、宿であんな事やられたら覚えてない方がおかしいような...。
「それで何か用でも?」
「あ、はい。それなんですけど、気にってもらえました?お詫びの品」
...はぁ?お詫びの品なんてあったか?
「あれ?気づいてませんでしたか?學生さんならあまり買い辛いでしょうしきっと君なら今夜あたりでも使う可能があったから置いといたんですけど」
「あ...」
そこまで言われてやっと気がついた。はっはーん、つまりーー
「あんたが犯人かー!」
「えぇ!?まさか怒ってるんですか!!」
「當たり前だろ!なに人のバックのとこーー」
「ねぇねぇ、和樹。どうかしたの?」
俺がちょうどとある袋について話そうとしていると姉さんがやってきてしまった。
「あ、私はこの辺で業務に戻らせて貰いますね」
そう言い殘して従業員は何処かへ行ってしまった。逃げられたか
「はぁ、なんでもないよ姉さん」
「んー?そう?ならいいけど」
「それじゃあ部屋に戻ろっか」
「あ、それなら和樹肩貸して」
「?別にいいけど、何でだ?」
「いやー、そっちの方が和樹と近くに居れるなって思って」
「はぁ、しょうがないな。今回だけね」
そう言うと姉さんは俺の肩に腕を回してきた。
そうすると自然と俺の勢はし低くなる。てか思ったより近いな。
「じゃあ行こう!」
姉さんがそう言い前に歩き出す。俺も合わせて歩くけど、勢のキツさと姉さんが近すぎる神的なキツさで部屋に著く頃の俺はヘロヘロになって居た。
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