《とても人気ある生徒會長の姉は、ブラコン過ぎてヤバイ(暴走気味)》なんか、すごく盛り上がってるな

さて、育祭が始まったけど放送止まってなくね?

そんな事を考えていると、スピーカーからまた聲が聞こえて來た。

『えー、放送の方を変わりまして此処からは放送部部長の二宮にのみや ここ々がじっ...放送を擔當します!ニコって呼んでね!まず、子50メートル走を行いますので出場する人は場門の方まで來てください!』

いま放送の人、実況って言おうとしてたよね!?

「あ、私たちの種目だから言ってくるね和樹!」

「応援してね、和樹くん」

「2人とも頑張ってね」

俺にそう言うと2人は場門の方に歩いて行った。あ、茜さんとオリヴィアさんと合流した。あの2人も出るのか。

「武田も応援しろよって、寢るなよ!」

「...んぁ、あーごめんごめん。日差しが心地よくってさ」

全くコイツは...。しかも立ったまま寢てたし。

『それでは、最初の組みがスタートします』

武田も起こした事だし、競技を見るのに集中しようか。

さて、千沙都や姉さん達が走る順番はと言うと。

千沙都は一年生なので早めに走るのか二組目に居た。姉さんは真ん中の方に居るのが見えたけど、オリヴィアさんと同じ組のようだ。茜さんは...なんか埋もれて見えねぇ。

そんなじで見て居ると、1組目がもうゴールしたようで次は千沙都の居る2組目スタートするようだ。

スタートの合図とともに千沙都が走り始めた。スタートダッシュが功したためかトップを走っている。

『おー!赤団トップを走っている!いいペースだ!そのまま行けるのか!?」

って、放送で実況してるよ。あの放送部の人。

『あーっと!ここで青団が一位の赤団を抜いた!あの青団の人は陸上部に所屬してるそうです!流石ですね!そのままゴール!』

あちゃー、千沙都二位か。だけど、陸上部といい勝負だったな。

姉さん達はまだのようなので千沙都の所に行ってみるか。俺はいつの間にか寢てた武田をほって千沙都の居る所に向かった。

「もうしでトップでゴール出來たのに!」

「惜しかったけどね。あ、ちょうど次だ」

千沙都と喋りながら団席に戻ってくると次が姉さんの組が走る直前だった。

スタートの合図で姉さんとオリヴィアさん達がスタートする。

『さぁ、始まりました子50メートル一番の注目枠!學校一人ある生徒會長と話題の留學生!現在、未音會長が二位オリヴィアさんがほんの僅かに一位だ!』

おー!凄いな2人とも。姉さんは運神経いい方だから分かるけどオリヴィアさんも早いな。

『おー!並んだぞ!これはどっちが勝つか分からない!....ゴール!これはどっちが一位なんだ!現在ビデオ判定にってますのでしばらくお待ちください』

確かに分からなかった。けど...ビデオ判定とかあるのかよ。そこまでするか?

『結果が出ました!2人とも一位のようです!惜しみない拍手を!』

おぉ、2人とも一位だったのか。にしても...

「実況...ノってるな」

「うん。凄くノリノリね」

ここの學校は大丈夫なのか心配になるな。

結構盛り上がってるけどこれでも始まったばかりなんだよな

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