《俺の馴染2人がメンヘラとヤンデレすぎる件》教室で待ってます……

 【教室で待ってます】

 何度みてもこれだけの本文……本來、高校生にもなればあれ?もしかして俺って告白される?みたいな事を想像するだろうが俺の場合は違う。

 祭りだぁ〜〜!!!がテンプレなのだ。

 そんなわけで俺は隣でルンルンしている志保と一緒に教室へ向かっているが……

 俺は笑顔でスキップしている志保を見ると綺麗な黒髪に赤く澄んだ瞳……志保にし見惚れてしまった。

 「な、何こっち見てるのよ!別に嬉しくなんかないんだからね!」

 どうしてこんなにデレたんだ?ヤンデレからツンデレに変わってるぞ。

 それに今の発言は痛恨の一撃だ!

 だが……これから待ちけているのは祭り。

 俺はケータイをバックにしまうと一年B組の掛け札を見た。  

 ううっ……最後にギャルゲーの攻略でもやっておけばよかった……コミケとか人生で一回も行ったことなかったし。

 俺は重い足をなんとか教室まで運んだ。

 まだ朝早い段階なので靜まり返っている教室には多分、代が1人でいるだろう。

 ゴクリ……

 俺は息を飲み込むと教室の扉を開けた。

 「どわぁ!」

 すると俺は急に抱きつかれて教室の中に押し倒された。

 そこには涙目で俺のことを見てくる代がいた……だがだんだん黒いオーラをまといはじめてる。

 「なんで私の気持ちが分かってくれないの!?こんなにも雪くんのことが好きなのに……ねぇ……こんな世界やめて2人っきりになろうよ!」

 いやぁー!、俺はまだ三途の川を渡りたくない!

 「待ってくれ!昨日返信出來なかったのには訳があるんだ!」

 俺はとっさにそんな事をいちばしってしまった。

 「なに?返答次第では仲良く一緒に屋上から飛び降りるけど?」

 そんな可く首を傾げても俺は飛び降りたくない!あ……でもこんなに可いなら……いかんいかん!容姿にわされてしまった。

 それに返信出來なかった訳がお前らが怖かったなんて言える訳ないし……

 どうする俺!

 俺の心臓はどんどん加速しそれは代が決して可すぎるからとか、ちょっとだけが當たってるからとか、そんなのじゃなく、死にたくないからだ!

 ……いや本當だよ?

 「実はお前らに久しぶりに會えたから々考えてたんだよ」

 とっさに出た言葉がこれだった。

 いやらしい意味じゃないよ?どう殺されないか対策を練っていたんだよ?

 すると2人とも顔を見合わせてなるほど〜と理解してくれたようだ。

 「つ、つまり雪くんは私をお、おかずに……変態なのね……でも雪くんがむならそれなりの……」

 おい待て、志保は何か勘違いしてる、昨夜のおかずは豚の生姜焼きだからな。

 「気持ちよかった?」

 おい待て!死ぬ!お前らが可すぎて死ぬ!が當たってる!幸せ!……じゃなかった死ぬ!

 俺はなんとか理を保って自分の席に座った。

 よく考えたら俺ら3人が同じクラスなんて奇跡だよな……

 なんとか俺は朝、學校にたどり著き生き殘っていたがこれからこんな事が毎日続くとなると……。

 「そろそろ書でも書くか」

 俺は心の中でそんな事を思ってしまった。

 まだ學校が高校生活が始まって2日目なのに……。

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