《俺の馴染2人がメンヘラとヤンデレすぎる件》部活は本格的に……

 ここは校舎の隅にある小さな部屋でもともと誰も使っていなくかなり汚かったのだが俺と志保と代、そしてユンが綺麗に掃除した部室だ。

 しかしそれはもうなくなったのでは?……いやあの時あの場にユンがいたということは部活自が無くなったわけではないのか……。

 「さて……私は山崎先生にお願いされてみんなをここに集めた訳だけど……理由は分かる?」と神崎真由。

 俺は分かる……だが。

 「さぁ?私にはさっぱり分からないわ……おまけに変な噂まで流されるし、神崎姉妹は見分けがつかないし……」

 「代もさっぱり……でも雪くんとそこの眼鏡くんがいるって事は子會では無いのよね?う〜んだとすると……あ!勉強會とか?」

 やはり志保も代も覚えていないみたいだ。

 「ううん、違うよ真由姉さんが皆さんを呼んだ理由は……あれ?なんでだっけ?それより真由姉さんバイトの時間が……」

 「こ、こら!今は良いのよ!さっき店長に連絡しておいたから大丈夫よ!」

 焦った真由は軽く咳払いをして再び話を続ける。

 「実はここに1人足りなくてね……羽方ユンさんがいないのだけど隣のクラスのため流が一切なくてね……それにある日を境に學校へ來なくなったとか……」

 「……え?」

 どうしてそんな事になっているんだ?

 俺に嫌気がさしたのは分かる……しかし本人は俺を嫌がっていただけであって學校へ行かなくなる機に繋がるとは思えない……。

 顔すら見たくないとゆう事なのか……。

 「どうかしたんですか?雪殿?」

 みんなの目線は俺に集まっていた。どうやら考え込んでいたらしい。

 「いや、……なんでもないよ」

 ユンがどうして俺を嫌うのか、學校にすら來なくなったのか、理由が全く分からない。

 ただ間違いなく原因は俺だ。

 ……一度本人に會って話がしたい。

 「それで……なぜ私が呼ばれたのかしら?今のところ接點がないのだけれど?」

 「それがあなた達はここの部活に所屬しているらしいのよ」

 「「え?」」

 志保と代が同時に反応すると神崎結が間髪れずに話し続ける。

 「つまりは部員って事なんだよ〜北原 代、蘆田 志保、高橋 雪 、羽方 ユンの四名は」

 「え?ちょっと待って、代がここの部員?それに雪くんや志保ちゃんと同じ部員なの?」

 「そう言う事ね」

 神崎 真由はそう言って目の前のプリントを手に取り目を細々とさせた。

 「でもなんの部活なのかさっぱりなのよね……同棲だのの巣だの訳の分からないことが書いてあるわ」

 それを聞いた志保が嘲笑した、きっとおかしくてたまらないのだろう。

 しかし笑っているあなたが部活を作った張本人ですよー。

 「ふふっ、おかしくてしょうがないわ……それで部長は誰なのかしら?」

 笑い涙を手でりながら聞いた。

 「あなたですよ蘆田 志保」

 すると今度は神崎 結が大笑いし始めた。それを睨むかのように志保は唖然とした表し伺えた。

 「……は?……えっと、何を言ってるのかさっぱりなのだけれど……わたし?私がこの部活の創立者?」

 「こら!結!笑いすぎよ!……うぅん!その通りです志保」

 代ははにかみながら笑いを必至に堪えていた。

 詳細を知っている俺はし笑い辛いしなんか殺される気がした。

 「ともあれ拙者はこの場に必要ないのでは?部員でも無いのですし」

 「それは雪くんとの連絡先を知っていたのが唯一あなただったからよ、この間連絡先を換しておいて良かったわ」

 「わ、私がこんな訳の分からない部活を作るなんて……」

 志保はずっと頭を抱えたままだった。

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