《初めての錯する心18

「みやびもおっぱいが大きい方がいいんだ! 巨の方がそ、そ、そそられるんでしょ! 変態! バカ! どうせ、あたしは貧ですよーだ!」「いやいや、待て待て、誰もそこまで言ってないし、それは借りたものであった僕の癖は関係ない」「じゃあ、みやびはどっちがいいの! 大きいのと小さいの!」「いや、奈緒さん、自分のに手を添えるは止めていただけませんか?」

余計奈緒の元が強調されて目のやり場に困る。ただでさ、奈緒は薄手のTシャツを著ているだけであり、房の郭に合わせて手を灣曲させているもんだからなおさらである。ブラがけてるとかそういうレベルではないのだ。がやっほ~って言いたげな膨らみを僕に見せつけているんだ。

「どっち、どっちがいいの? 答えなさいよ?」「それ以上寄るなって」――、の形まで分かってしまうぞ。

奈緒はどうも釣鐘型のおっぱいらしい――、そんなこと、知りたくなかったのだが。日本人には珍しいとそこの雑誌に書いてあった気がする。な多な男子高校生の知識を侮りなかれ。

「やだ、答え聞くまで近寄る」

一度言い出すと引かないのが奈緒であり、この場合、僕がどっちを好きと言っても毆られるのは目に見えている狀況である。どっちが良いって聞かれても、おっぱいは誰についているかが問題であって、大きさはどうでもいいのである僕としては。

だから、真顔で誠意を込めてこう言うしかなかった。

「奈緒の、好きだよ? 大きさとか関係ない。たまに、當たる時のとかもう天にも昇る気持ちになる。奈緒が見せる恥じらう表と相まってそれはそれは、至高の膨らみ――いな、おっぱいだ! だから、たまらなく奈緒のおっぱいが好きだ! ぜひ、みたいくらいだ!」――、いっそのこと毆ってもらいたいから斷言した。が――。「……、ば、バッカじゃないの。変態……」

毆れよ。なぜそこで毆らないのだ。ここは毆るところだろが! って心の中でぶ。でも、奈緒はしおらしい表をしてベッドへ戻ってしまった。

何だ今の反応は? 喜んでいたのか? いやいや、そんなわけないだろ? 下ネタが嫌いな奈緒が今のを許すわけあるか? ないだろ? じゃあ、なぜし嬉しそうな表してまたベッドに腰かけて僕を見つめている。

「著替えるなら、早く著替えなさいよね」「お、おう」

らぬ神に祟りなし。これ以上の言及は避けて、幾ばくも無い恥心を僕はゴミ箱に捨て去り、馴染が見つめる中著替えることにした。

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